植村小児科・内科

植村小児科・内科

植村浩行 院長

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JR大森駅より徒歩5 分。賑やかな駅前の商店街を抜けると、まもなく『植村小児科・内科』が見えてくる。近くには入新井第一小学校前の交差点があり、わかりやすい。院内は小児科らしくおもちゃや絵本がたくさん。診察室にもウルトラマンの人形がいくつも飾られていた。「子どもたちがくれるんですよ」と言って目を細めるのは、院長の植村浩行先生。子どもの目線に立ち、子どもが話すことに身を乗り出す。院長のそんな姿勢が人気の秘密だろう。インタビュー中も常にまっすぐ目線を合わせる姿に、なるほどとうなずけた。迎えてくれるスタッフの雰囲気も温かく気持ちがいい。最近、子どもに増えている病気の情報や、長年の小児科医としての経験を生かしたお話を伺った。
(取材日2011年10月28日)

小児科医として重要なのは、重症かどうかの最初の見極め

―開院までの経緯を教えていただけますか?

2006年、当時勤めていた牧田総合病院(大田区大森)で小児科や皮膚科、心療内科が閉鎖されることになり、該当する診療科に在籍していた先生と一緒に独立することになったのが開業のきっかけです。小児科と皮膚科、それにマッサージ・鍼などの部門を併設して医療法人を設立したんですが、結局、1年半くらいのちに、それぞれが分かれ、私も当院を開くことになりました。現在は、当院での診療のほかに、東邦大学の夜間診療のお手伝いに行ったり、医師会の活動などに参加して自分自身のスキルアップをはかっています。

―先生のご出身はどちらですか?

私はもともと鹿児島の生まれなんです。高校卒業後、大学浪人をした際に上京したんですが、その時に住んでいたのがこの地域でした。岩手大学の大学院を出た後、最初に勤めたのも大森にある牧田総合病院でしたので、そういう意味では土地勘もあり、第二の故郷のような感覚ですね。実は、最初から医師を目指していたわけではなかったんです。漠然とジャーナリストのような仕事に就きたいなどと思っていました。それが、上京した際に、医師をしていた叔父に勧められ、この道を志すようになりました。叔父は、牧田総合病院の院長でもあり、医学部を出たあとの職場を与えてくれましたし、小児科という選択肢も示してくれるなど、私の人生のなかで大きな道筋をつけてくれた人物ですね。

―患者さんはどのような方が多いですか?

一般的に小児科の対象年齢は15歳までですが、当院では内科も診ていますので、さまざまな年齢の患者さんがいらっしゃいます。小さいお子さんだけでなく、いわゆる生活習慣病に関わる成人の患者さんなども大勢います。ほとんどは地元の方たちですが、クチコミでいらっしゃる方もいますし、牧田総合病院時代に診ていた子どもの患者さんが成人し、こちらに来てくれることもあります。

―先生の得意な分野はなんでしょうか?

全般的に偏りはないつもりですが、強いて挙げるとすれば、インフルエンザなどをはじめとする感染症と、喘息やアトピー性皮膚炎などのアレルギー疾患についてですね。ただ、いずれの場合でも、小児科の医師にとって重要なのは、重症であるかどうかの最初の見極めです。同じような発熱に見えても、それほど心配のいらないケースと、ただちに本格的な措置が必要なケースとがあるわけです。また、子どもは急変する恐れもあります。それを見逃してはいけません。先日も、来院した子を川崎病と診断し、東邦大学の病院に紹介しましたが、合併症が現れる前に早期に発見できたことを感謝されました。こうした対応には知識も必要ですが、経験が問われると思っています。

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