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和合 健彦 院長の独自取材記事

あおやま睡眠・内分泌クリニック

(港区/青山一丁目駅)

最終更新日:2023/04/27

和合健彦院長 あおやま睡眠・内分泌クリニック main

青山一丁目駅から徒歩3分。青山通り沿いにある「あおやま睡眠・内分泌クリニック」は、睡眠障害、内分泌・代謝疾患と甲状腺疾患に対応するクリニック。和合健彦院長は、大学病院などで内分泌分野の臨床・研究に携わり研鑽を積んできた。今年1月の開業後も、伊藤病院・虎の門病院・東京医科歯科大学病院など実績ある病院との連携を強化している。一方で訪問診療の経験も積んでおり、患者との心の通った医療の大切さを学び、きめ細かな診療を心がけている和合院長。甲状腺疾患・糖尿病・代謝異常・生活習慣病・睡眠障害に関する悩みを中心に、毎日を健康に過ごすための診療を専門的な視点で行っている。「高校時代に甲状腺の病気を発症したのが、医師の道をめざしたきっかけ」と語る和合院長に、同院の特徴から趣味の話まで幅広く聞いた。

(取材日2023年2月24日)

病院との連携で、丁寧で質の高い診療の提供をめざす

先生の専門分野やご経歴をお聞かせください。

和合健彦院長 あおやま睡眠・内分泌クリニック1

内分泌の分野でも甲状腺疾患を専門としています。愛知医科大学を卒業後は同大学院に進み、博士号を取得しました。大学病院では甲状腺を含めた内分泌・代謝全般の臨床・研究に携わることができました。この分野を専門に選んだのは、私自身が高校時代に甲状腺の病気にかかり、ホルモンに興味を持ったからなんです。その経験が、後に医師の道へと進むきっかけになりました。大学病院や総合病院で内分泌疾患や糖尿病の診療経験を積み、後に睡眠医療を経験することになります。そこで生活習慣病と睡眠障害とが密接に関係していることに気づき、専門的に研鑽を積むことができました。また訪問診療では、それまで大学病院などで学術的な診療を行っていた私にとって、患者さんの人生に寄り添う訪問診療は医師の原点のように思えたんです。専門についてはより学術的に、訪問診療では心の通った医療の大切さを学び、このたび今年の1月に当院を開業しました。

こちらではどのような診療が受けられるのでしょうか?

甲状腺疾患・糖尿病・代謝異常・生活習慣病・睡眠に関する悩みを中心に、毎日を健康に過ごすための診療を専門的な視点で行うクリニックです。甲状腺疾患の専門病院である伊藤病院、睡眠呼吸器科を有する虎の門病院、また東京医科歯科大学病院などの各大学病院と密な連携で質にこだわった医療を提供しています。健康診断の指摘や数値が気になったり、日中の眠気に悩んでいたり、それぞれのお悩みを抱えた幅広い年代の方が来院されています。クリニックだからこそできるきめ細かな診療で「ここに来て良かった」と安心できる場所でありたいですね。

まるでホテルのような落ち着いた内装ですね。

和合健彦院長 あおやま睡眠・内分泌クリニック2

やわらかな色合いの間接照明を使った、病院らしさを感じさせない造りです。全体の色合いもシンプルにまとめています。そこに少しのやすらぎを加えるため、 診察室や待ち合いには心和む絵画を飾りました。私の妻は看護師で当院業務も手伝ってくれているのですが、絵画を選んだのは妻なんです。睡眠に悩む方も来院される場所ですので、リラックスできるグリーンな色合いのものを選んだようです。院内はバリアフリーになっており、車いすやベビーカーでもご来院いただけます。 保険診療も含めてキャッシュレス決済に対応、二次元バーコードを使った受付システムを導入しています。

甲状腺疾患・糖尿病・睡眠障害には関連性がある

甲状腺の病気とはどのようなものですか?

和合健彦院長 あおやま睡眠・内分泌クリニック3

私たちの体内ではさまざまな臓器からホルモンという物質が分泌されており、それが血管の中に放出されることを内分泌と呼びます。ホルモンは、体の調子を一定に保つ「恒常性」を維持するなど、人間が生きるための大切な役割を担っています。甲状腺からのホルモン分泌が過剰になると、バセドウ病などの甲状腺機能亢進症、低下すると橋本病などの甲状腺機能低下症となります。亢進症はいわば「陽」の状態。 代謝が活発になり動悸や手の震え、体重減少などを自覚します。低下症の場合はその反対で「陰」の状態。倦怠感や体重増加、浮腫み、便秘や徐脈が生じます。女性の方は両疾患で月経不順が生じる可能性があります。また首の腫れも見逃してはならない症状で、甲状腺腫瘍の可能性があります。当院では細胞診による精密検査で手術などが必要な場合は、甲状腺疾患の専門病院である伊藤病院や大学病院と連携して治療を進めます。

睡眠障害の検査・治療についても教えてください。

睡眠に悩む患者さんのうち、睡眠時無呼吸症候群の占める割合はとても高いためまずは自由診療で睡眠時無呼吸症候群の検査を行います。保険診療にて無呼吸やいびき、血中酸素の状態を測る簡易検査と、それに加え脳波を測る精密検査の2段階。併せて採血も行い内科的疾患をチェックします。検査の結果睡眠時無呼吸症候群と診断されれば気道を広げるCPAP療法に移り、それ以外の原因があるならばその疾患に合わせた治療を行います。当院で薬の処方や調整をしながら経過を診ていきますが、過眠症やナルコレプシーなど一部の疾患に必要な精密検査は虎の門病院などの睡眠専門施設と連携して進めます。なお当院では自由診療にて、筑波大学・国際統合睡眠医科学研究機構が開発した睡眠脳波検査にも対応しております。

なぜ甲状腺の病気と糖尿病、睡眠障害まで対応されているのですか?

和合健彦院長 あおやま睡眠・内分泌クリニック4

これらの症状には関連性があるからです。例えばバセドウ病では心と体が必要以上に活発になり、興奮状態が続くと不眠につながりかねません。不眠で睡眠の質が低下すると、成長ホルモンの分泌が不十分になり、日中の心身の疲れ・ストレスの増加、組織の修復などに悪影響を及ぼします。また血圧や血糖コントロールが悪化します。それら影響が動脈硬化につながることはわかっており、心筋梗塞や脳梗塞の強力な危険因子です。「たかが不眠、たかがいびき」と思っていた 症状が、命に関わる病気につながってしまいかねません。糖尿病・高血圧・脂質異常症といった生活習慣病も内分泌代謝疾患の一部なので、健康診断で血糖やコレステロール、体重、尿酸値の指摘があった方はぜひ一度検査にいらしてください。

信頼を積み重ね、ニーズに応えるクリニックをめざす

スタッフの皆さんの気持ちの良い対応が印象的です。

和合健彦院長 あおやま睡眠・内分泌クリニック5

そう言ってもらえるとうれしいですね。「お互いをリスペクトし、仕事は楽しく」をモットーに、チーム一丸となって居心地の良いクリニックづくりに取り組んでいます。医師が診断治療の専門家であるように、看護師は看護や診療補助の、検査技師は検査の、受付事務さんは医療事務や接遇のプロ。同じ言葉を伝えるにしても、笑顔と心を自然に添えることができるのが当院のスタッフたちです。その優しく明るい人柄が、院内の温かい雰囲気を生み出しています。

診療の際に心がけていることを教えてください。

コミュニケーションを大切に、患者さんからの質問にはできるだけ平易な言葉や、わかりやすい例え話で答えるよう努めています。 せっかく医師に相談したのに「わからない」「気にしすぎだ」などと言われたら不安ですよね。私の経験則やエビデンスに基づいた答えをできるだけお伝えするようにしています。もちろんすべての質問に答えられるわけではありませんが、話すだけでも気持ちが楽になることもあるかと思います。患者さんが安心できるよう、その不安に耳を傾ける。それも医師の一つの使命ではないだろうかと思うんです。

お忙しい中、休日はどのようにお過ごしですか?

和合健彦院長 あおやま睡眠・内分泌クリニック6

私は子どもの頃から乗り物が好きで、特に車についてはモータースポーツのライセンスを取得して活動していたこともあります。運転は遠方でもそれほど苦にならないので、他府県へもよくドライブに行きます。好奇心旺盛なのでしょうか、気になったものはとことん突き詰めてしまうようです。蕎麦好きが高じて蕎麦鑑定士の認定も受けましたし、時計に興味をもってウォッチコーディネーターの認定も受けました。 数年前に居合道に入門しましたが、さぼってばかりなので有段者への道はまだまだ遠いです。

最後に今後の展望についてお聞かせください。

これまで培った知識と経験を生かし、内分泌・代謝領域や睡眠の分野から皆さんの健康を支えていきたいと思います。まずは地域の皆さんに当院を知っていただき、少しずつ信頼を積み重ねていきたいと思っています。いずれ私だけでは対応が難しくなる時期が来るかもしれません。二診制や遠隔診療、診療時間拡大も視野に入れながら、患者さんのニーズに応えるクリニックをめざします。

自由診療費用の目安

自由診療とは

睡眠脳波測定/3万5000円~

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