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長谷川 和正 院長の独自取材記事

かず整形外科クリニック

(横浜市港南区/上永谷駅)

最終更新日:2026/01/09

長谷川和正院長 かず整形外科クリニック main

ブルーライン・上永谷駅から徒歩8分。落ち着いた住宅街にたたずむ「かず整形外科クリニック」は、3フロアに一般外来、リハビリテーション施設、通所リハビリステーション施設を備え、さらに隣のコンディショニングジムとも連携している。「痛い場所だけでなく、体全体と生活を整える場所でありたいです」と語る院長の長谷川和正先生の理念を実践し、 「医療・介護・予防・運動」の観点から患者を支えるクリニックだ。その姿勢を初診時から徹底し、患者の全身を診察し、対話し、メンタルにも語りかける。そんな長谷川先生に診療の姿勢や思いを聞いた。

(取材日2025年11月10日)

医療・介護・予防・運動の観点から患者をサポート

とても広々としていて、さまざまな機能のあるクリニックですね。

長谷川和正院長 かず整形外科クリニック1

2006年に港南区丸山台で開業した際は、一般的な整形外科クリニックとして、限られたスペースで外来診療と訪問リハビリを中心に行っていましたが、患者さんが増え、さらに「医療だけでなく、予防や介護の面も含めてトータルに支えたい」という思いが強くなっていきました。そんな中、2018年にこの場所に出会い、「ここなら自分が理想とする医療を実現できる」と感じて移転を決めました。現在は1階が外来、2階がリハビリ、3階がデイケア、さらに隣にあるコンディショニングジムとは連携をとっています。医療から介護・予防・運動までサポートできる体制が整いました。

対応されている診療内容についてご説明ください。

肩・腰・膝などの痛みやしびれ、スポーツ障害、骨折・捻挫といった一般的な整形外科疾患の診療を行い、必要に応じてエックス線検査や注射、物理療法、理学療法士によるリハビリを組み合わせています。私は、痛みのある部位だけを診るのでは不十分であると考えているため、姿勢や足の状態、生活動作も含めて全身の動きを評価し、再発しないための体づくりまでサポートしているのが特徴です。また、通所・訪問リハビリにも対応し、外出が難しいご高齢の方でも切れ目なくリハビリを継続できる体制を整えています。さらに、管理栄養士による栄養指導や体重管理、サプリメントに関するアドバイス、不定愁訴や自律神経の乱れについての相談など、予防についても積極的に取り組んでいます。隣のコンディショニングジムとも連携し、医療・介護・運動を横断的にサポートするクリニックをめざしています。

主な患者層と主訴を教えてください。

長谷川和正院長 かず整形外科クリニック2

当院は、丸山台という落ち着いた住宅街にあることもあり、患者さんは近隣にお住まいの方が中心です。ご高齢の方はもちろん、肩・腰・膝の痛みや姿勢の崩れ、運動不足など、日常の不調を抱える幅広い世代の方が来院されます。特に、「どこに相談していいかわからない」「検査では異常なしと言われたが痛みが続く」といった悩みを持つ方が多く、メンタル面の不安から全身の痛みにつながっているケースも少なくありません。また、リハビリを終えた後の運動継続を目的に、隣接するジムに通うことを希望される方もおり、連携を強化しております。また、再発予防のために体の使い方を根本から見直したいという方も増えています。痛みの強弱に関わらず、「まず相談してみよう」という気持ちで来ていただけるのが当院の特徴ですね。

患者が安心して帰れる医療とコミュニケーションを

初診の患者さんとはまずどのように向き合われますか?

長谷川和正院長 かず整形外科クリニック3

初診の際に必ず行うのは、足元から全身のバランスを丁寧に評価することです。まず靴と靴下を脱いでいただき、裸足でまっすぐ立ってもらいます。足裏の接地の仕方やアーチの状態、左右差、姿勢の崩れなどを細かく見ていきます。肩や腰の痛みで来られても、原因は足元や姿勢、体の使い方にあることが非常に多いため、痛いところだけを診るのではなく“全身の動き”のチェックを初診の基本にしています。また、歩き方や立ち上がり動作、可動域の確認などを通して、その方の生活動作の癖や負担のかかり方も見極めます。エックス線などの検査も必要に応じて行いますが、まずは触診と動作評価を重視し、なぜ痛みが出ているのかを一緒に整理していくことを大切にしています。

患者さんとのコミュニケーションで心がけていることはありますか?

「否定せず、怒らず、そして前向きな気持ちで帰っていただけるように」ですかね。痛みで来院される方は、体だけでなく気持ちも不安定なことが多いんです。体重のことや生活習慣のことなど、場合によっては厳しく言おうと思えば言えるテーマもありますが、私はあえて否定的な言い方はしません。「あと少し体重が減れば、もっと良くなりますよ」といったように、前向きなモチベーションにつながる声かけを意識しています。また、同じ悩みを毎週のように相談される方も多いのですが、それは「心配だからこそ来ている」という証拠です。何度でも丁寧に説明し、「心配するのはおかしくないですよ」「今日はここが良くなっていますよ」など、安心材料を持って帰ってもらうようにしています。

院内全体でそうしたポジティブな雰囲気が感じられます。

長谷川和正院長 かず整形外科クリニック4

ありがとうございます。当院の強みは、間違いなくスタッフの存在です。一人ひとりが「医療と患者さんのパイプ役であろう」と考えて自律的に行動してくれていると思います。私から特に何か言うことはないんですよ。スタッフ自身が患者さんの表情や困り事に敏感で、自然と寄り添う姿勢を身につけてくれています。ご高齢の患者さんは特に、医師には遠慮して話せないことも多いので、まずスタッフが気持ちを受け止め、必要な情報を私に橋渡ししてくれるのです。理学療法士も同じで、施術中の会話から患者さんの生活背景や不安を丁寧に把握し、身体面とメンタル面の両方から支えてくれます。本当に優秀なスタッフばかりで、私一人では成し得ない医療をチームで提供できていると感じます。

体のことが少しでも心配な人に来てほしい

「患部だけでなく全身の動きを診る」という考え方は、どのようにして生まれたのですか?

長谷川和正院長 かず整形外科クリニック5

開業して保存療法に向き合うようになり、「患部だけを診ても本当の原因は見つからない」と気づいたことが大きなきっかけです。長く大学病院に勤務していた時代は手術が中心で、どうしてもエックス線画像やMRI画像に「写っている部分」に意識が向きがちでした。しかし、開業後にじっくり患者さんの動作や生活背景まで考えるようになると、肩や腰の痛みの原因が実は足のバランスや姿勢、体幹の使い方にあることが非常に多いとわかったんです。画像上は問題がなくても、動きの癖や生活習慣を確認しなければ根本的な改善にはつながらないと実感しました。それ以来、「全身を内科的な観点も持ちながら診療する」が自然と身についたのだと思います。今では、この全身評価こそが最も患者さんの役に立つと確信しています。

どのような患者さんに来ていただきたいですか?

痛みの強さに関わらず、「ちょっと気になる」「どこに相談したらいいかわからない」という方にこそ来ていただきたいと思っています。当院は、一般的な整形外科の診療を提供するだけでなく、姿勢の崩れや体の使い方の癖、生活習慣の問題、メンタルの不調による全身の痛みなど、さまざまな背景に寄り添うクリニックです。肩・腰・膝の痛みはもちろん、「検査では異常がないと言われたけれど調子が悪い」「痛みが出たり消えたりして不安」といった方も気軽にお越しください。また、リハビリ後の運動継続、体力低下が気になる方、再発を防ぎたい方、体重管理で悩んでいる方など、「健康を保ちたい」という思いがある方にも役立てると思います。「こんなこと相談していいのかな」というレベルでも構いません。心配事や不安事を気軽に話せる場所として、まずは一度いらしていただければと思います。

今後の展望をお聞かせください。

長谷川和正院長 かず整形外科クリニック6

医療・リハビリ・予防・運動と、幅広い観点から患者さんを支える現在の体制をさらに発展させ、地域の皆さんの健康を底上げする拠点にしていきたいですね。一つは訪問リハビリで、外出が難しいご高齢の方でも、ご自宅でもより質の高さにこだわったリハビリを提供できるようにしていきます。また、痛みが治った後も、能動的な運動で良い状態を維持していくことが大切で、その考え方を地域に広げていきたいと考えています。将来的には、他の地域のドクターとも協力して、医療とフィットネスを組み合わせたサービスを展開していくというような構想もあります。治療の場所としてだけでなく、健康をつくる場所として、地域の皆さんを長く支えられるクリニックでありたいと考えています。

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