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生理不順を整えて妊娠をサポート
早めの相談でスムーズな妊活を

江戸川橋レディースクリニック

(文京区/江戸川橋駅)

最終更新日:2022/11/01

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  • 保険診療

妊娠を希望しているのになかなかうまくいかないと不安を感じている女性の中には、生理不順の悩みを抱えている人も少なくないという。生理不順によって月経周期が長くなったり、不規則になっていると、妊娠しやすい時期の目安とされる排卵日が把握しづらいだけでなく、中には妊娠のために不可欠な排卵がそもそも起こっていないというケースもあるため、生理不順は妊娠したい人にとっては軽視できない兆候の一つなのだ。文京区関口の「江戸川橋レディースクリニック」の井野奈央院長は、10年以上高度生殖補助医療を手がけた経験を持つ医師で、開業後は婦人科全般の診療と並行して一般不妊治療にも力を注いでいる。生理不順が「妊活」に及ぼす影響について、井野院長に詳しく聞いた。

(取材日2022年8月9日)

生理不順は排卵日を予測しにくいだけでなく、排卵障害を伴って妊娠の妨げになっているケースも多い

Qこちらでは一般不妊治療に力を入れているそうですね。
A
1

▲「患者さんにとって最適な治療を」と話す井野院長

私自身、国立成育医療研究センター生殖医療科や、体外受精も数多く手がける不妊治療専門クリニックで高度生殖医療に長く携わってきました。そちらでの経験を生かし、当院では婦人科一般の診療と併せ、一般不妊治療による自然妊娠をサポートすることにも注力しています。ステップを問わず不妊治療の全体像を把握しているからこそ、患者さんの年齢や不妊期間などを総合的に見て、当院では手がけていない体外受精や手術の必要性も含め、その方にとって最適な不妊治療の道筋を患者さんと一緒に考え、サポートできることが当院の強みの一つだと思っています。

Q生理不順と不妊はどのように関係しているのでしょうか?
A
2

▲診察室やカウンセリングルームは個室なので安心して相談できる

妊娠を積極的に希望されている方が生理不順の相談で来院されるケースはとても多いですね。一般的に生理不順というのは、月経周期が25日から38日にあてはまっておらず、周期がそれより長かったり、2~3ヵ月に1回しか生理が来ないといった場合のことを言います。特に直近で妊娠を希望しているわけではないなら、そのまま様子見するという選択肢もあります。ただし、妊娠を希望していて生理不順の場合、排卵日がわからない、あるいは排卵していない、仮に排卵していても周期が長くなるために正常な方に比べて妊娠できるチャンスが減ってしまうなど、不妊に直結する多くのマイナス要素が伴います。

Q妊娠を希望していて生理不順の場合、どんな治療を行いますか?
A
3

▲検査も女性医師と女性スタッフが担当する

私のこれまでの経験に照らすと、生理不順で受診された方の半数以上が何らかの排卵障害を伴っている印象です。排卵障害の原因は、多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)によるものが多いほか、急激なダイエット、ホルモン異常など多岐にわたります。排卵障害の治療も不妊治療の一つに含まれますが、意外にその1点だけが原因で妊娠しづらくなっている方も多く、治療によって排卵を少しお手伝いするだけですんなり妊娠につながることも多いのです。当院では排卵を促す目的の飲み薬を処方し、生理5日目から5日間服用し続けることで排卵を促します。それでも効果がない方に対しては、自己注射の薬を処方して経過を見ます。

Q女性医師に不妊相談ができ、安心感を持つ患者さんも多いのでは?
A
4

▲女性医師だからこそ「安心して来院してほしい」と話す井野院長

専門性の高さに医師の性別は関係ないと思っていますが、患者さんが女性の医師だから気兼ねなく症状について話しやすいということはあるかもしれませんね。私自身も同性だからこそ、患者さんの症状やお気持ちに対してより実感を持って理解し、共感しながら診療にあたっていきたいと考えています。最近は妊娠を希望してから1年以内か、もっと早いタイミングで、不妊を心配してご夫婦で来院する患者さんが多くなってきました。当院では卵管の検査や精液検査など不妊の原因を調べる一連の検査に対応しており、その結果に基づいて治療計画を立てていきます。

Q不妊治療以外にはどのような疾患のご相談が多いですか?
A
5

▲さまざまな悩みに真摯に対応する

当院では妊婦健診以外の婦人科全般、生理不順や無月経を含めたさまざまな月経異常、月経前症候群(PMS)、不正出血、更年期障害、外陰部のかゆみといった幅広いご相談に対応しています。患者さんご自身が婦人科の異常を自覚しやすいのはやはり生理のありようがきっかけになることがほとんどですから、生理不順や重い生理痛に悩んでいる方のご相談はとても多いですね。生理痛の軽重や経血の量など、自分が正常なのかどうかご自身ではわからないと思いますが、その兆候が排卵障害や子宮筋腫といった疾患のサインになることも少なくありません。「こんなことで受診してもいいのかな?」と遠慮せず、気軽に受診していただきたいと思います。

ドクターからのメッセージ

井野 奈央院長

不妊についてはインターネット上にも情報があふれ、昔のように「生理がある限りは妊娠できる」といった誤解はほとんどなくなりました。しかし一方で、卵巣機能の指標となるホルモンの一つ、アンチミュラー管ホルモン(AMH)の数値が低いと妊娠できないといった決めつけや思い込みも、まだあるようです。不妊治療はみんな同じ方法というわけにはいかず、年齢やその方の状態に応じて適切な治療法を見極めていく必要があります。いきなり大きな病院や体外受精を扱うような専門クリニックを訪ねるのはさすがにハードルが高いと思いますので、不妊が心配だと感じたとき、当院のようなクリニックを最初の窓口としてぜひ活用してみてくださいね。

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