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なるせ内科・胃腸のクリニック

なるせ内科・胃腸のクリニック

岩田 誠一郎院長
頼れるドクター掲載中

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患者から命を預けてもらえるような医師をめざす

―先生はなぜ医師をめざされたのですか?

もともとは医師になるつもりはなくて、外交官などにも憧れていました。なので高校でのクラスを理系から文系に変えようかと思ったぐらいです。僕が医師になるきっかけをたどっていくと、友人たちとの何げない会話に行き着きます。少々古い時代の高校生みたいですが、僕らが高校時代に少し難解な本を読むのがはやっていたんですね。昔の高校生がカントやデカルトを論じるみたいに、僕らも難しい本にチャレンジしようということになって、たまたま僕が選んだのがフロイトでした。そこから精神医学への関心が非常に高まりました。なので一番最初は精神科医になろうと考えたのです。そこで医学部に進学したわけですが、自分なりにいろいろ考える中で他の分野への興味が高まってきて。また緊急手術に向かうドクターたちの姿が格好いいなと思い、外科医をめざすことに決めました。

―開業前は、多くのがん患者さんを治療されたそうですね。印象的な出来事はありますか?

勤務医時代、手術がうまくなるように努めていた僕に対して、ある先輩がこう言いました。「自分が手術した人を、自分が看取れるぐらいにならないと駄目だぞ」と。いろんな解釈のできる言葉ですが、「患者さんから看取ってくださいと言われるぐらいじゃなければ、手術してはいけない」、つまり「それだけの覚悟を持って手術しなさい」という意味だと最初は考えていました。そんな中、「母を先生に診てもらいたい」と福島からお母さんを連れて来られた方との出会いがあり、それが先輩の言葉の意味を捉え直すきっかけとなりました。一人暮らしの長かったおばあちゃんで、なかなか他のスタッフには心を開いてくれませんでしたが、僕には笑ってくれたんです。その患者さんは最期をご自宅で迎えることを選択され、僕は訪問診療も行いました。先輩の言葉には「最期まで患者さんに命を預けてもらえるような医師になれ」という思いがあったのだと、今は解釈しています。

―先生の診療におけるモットーは?

まずはきちんと患者さんの話を聞くこと。そして的確な診断のために十分な検査を行うこと。また救急も手がけていましたから、その患者さんに緊急性があるかどうかを診断することも大事だと考えています。そして患者さん本人が困っている症状をしっかり取り除くことも大切な仕事です。患者さんが一番つらいのはそこですし、医師から見れば病気は治っているはずでも症状が残る患者さんはおられます。なので時には症状を和らげるために漢方を使うこともありますよ。



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