短い期間で美しい口元をめざす
マウスピース型装置を用いた矯正
ゴールデン歯科・矯正歯科
(大阪市東淀川区/淡路駅)
最終更新日:2022/02/22


- 自由診療
従来のワイヤーを用いた矯正ではなく、透明で目立ちにくい装置を使用して歯を動かしていく、マウスピース型装置を用いた矯正。コンピューターで事前に歯の動きをシミュレーションして行うため、矯正期間が短く、痛みや費用面での負担が抑えられるのが特徴だという。また、取り外しができるため衛生管理がしやすいというメリットもあるそう。この矯正方法を得意とする「ゴールデン歯科・矯正歯科」の北山恵三先生、下元拓哉先生に、検査からメンテナンスまでの流れや、対象となる人について詳しく聞いた。
(取材日2021年8月19日)
目次
検診・治療前の素朴な疑問を聞きました!
- Qどんな人がこの矯正方法の対象になりますか?
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A
歯並びのせいでうまく笑えないと感じている人、噛み合わせが不安定で食事がしにくい人、コンプレックスを解消してきれいになりたい人など、多くの人が対象です。また、ワイヤー矯正だと見た目や痛みが気になる、矯正中の虫歯が心配という人にもお勧めできる方法です。ただし骨格に問題がある場合は、マウスピース型装置を用いた矯正だけでなく、他の方法と組み合わせる必要があります。
- Qこの矯正方法のメリットは何でしょうか?
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A
第一には、目立ちにくいことです。装置を装着しても気づかれないことがほとんどなので、周りの目をあまり気にせずに済みます。また、歯磨きの際に取り外すことができるため、衛生的なのも大きなメリットです。歯周病や虫歯のリスクを軽減できるので、矯正期間中も安心だと思います。さらに、ワイヤー矯正に比べると通院回数が少なくて済むのもメリットですね。通院は2〜3ヵ月に1度程度なので、働きながらの矯正でも負担が少ないでしょう。
- Q痛みや矯正期間、費用について教えてください。
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A
従来のワイヤー矯正に比べると「痛みが少ない」と感じる人が多いようです。初回の装着時と装置を交換した際には、歯が動くため痛みを感じやすいですが、数日で治まることがほとんどでしょう。矯正期間もワイヤー矯正より短く、早い人は半年、長い人でも2年程度で終了します。費用は歯列不正の程度によりますが、当院では矯正費用の総額を提示するトータルフィーシステムを採用しているため、調整費用などを気にせず納得するまで何度でも通院できます。
検診・治療START!ステップで紹介します
- 1専用のカウンセリングルームで相談
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まずは問診・カウンセリングから。気になっていることや悩みについて、先生が親身になって相談に乗ってくれる。ここで不安も含めて何でも話し合っておくことが大切だ。
- 2精密検査で歯の状態を把握
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現状を正確に把握するため、精密検査を受ける。口腔内と顔貌の写真、エックス線写真、口腔内スキャンデータなど、多岐にわたる情報が収集される。どの検査も、見た目の改善だけでなく機能的な歯並びにするために欠かせないものだという。
- 3シミュレーション後、矯正計画の説明へ
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現在の歯並びから最終ゴールとなる状態まで、歯科医師がどのように歯を動かしていくのかをコンピューターで細かくシミュレーションする。矯正計画の説明ではアニメーションなどが用いられ、矯正後のイメージがわかりやすいように工夫されている。
- 4クリーニングと説明を受け矯正開始
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検査から約3週間でマウスピース型装置が作製され、矯正開始。初回はクリーニングを行った後、歯を効率良く動かすためにアタッチメントという樹脂を歯の表面に取りつける。ここで装置の取り扱いについての説明も受ける。1日20時間以上の装着が重要だという。
- 5メンテナンスを受け、矯正後は保定装置を装着
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2〜3ヵ月に1度通院しながら、歯の動きや歯周病などのトラブルがないかを確認。歯の移動が終わったら、後戻りを予防するため保定装置を装着する。きれいに整った歯並びを維持するためには、約2〜3年の保定期間が重要となる。
自由診療費用の目安
自由診療とはマウスピース型装置を用いた矯正/22万円〜77万円程度