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保険適用でも可能な白い詰め物
選択の鍵は健康と再発しない治療

エミルデンタルクリニック芝

(港区/芝公園駅)

最終更新日:2021/04/09

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  • 保険診療
  • 自由診療

虫歯治療で悪い所を削った歯は、詰め物やかぶせ物などして欠損部を補う。詰め物やかぶせ物は保険適用であれば銀色、自費診療であれば白という時代があったが、2020年の診療報酬改定でCAD/CAMシステムを用いて作製する白いかぶせ物では、前歯にも保険が適用されるようになった。白い歯というと審美面だけに目が行きがちだが、「エミルデンタルクリニック芝」の笠木星児院長は「何よりもまず体の健康のこと、そして再発しない治療ということを考えて、選択していただきたいですね」と話す。白い修復物でも保険適用と自費診療では、材質に違いがあるという。その違いはどこにあるのか、選ぶ際にどのような点に注意すればよいのか、詰め物やかぶせ物の治療について、笠木院長に話を聞いた。(取材日2021年3月15日)

保険か自費かの違いだけでなく、材料の性質やそれぞれの長所短所も吟味して、再発リスクの少ない選択を

Q詰め物にはどのような種類がありますか?
A
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▲プライバシーに配慮されている診察室

大きく分けると、金属か、金属以外の材質かの2種類しかありません。保険適用の範囲で賄おうとすると、これまではいわゆる銀歯といわれる金属が使われてきました。それ以外の選択肢だと自費診療扱いのセラミック、ジルコニアなど白い修復素材がありますが、最近は保険でも前歯に白い歯が入れられるようになりました。「CAD/CAM冠」という、コンピューター制御のCAD/CAMシステムで作られた、プラスチックとセラミックを混ぜたハイブリッド素材の修復物です。最近では、健康に考慮し、お口の中に入っている金属をなくすメタルフリーの治療が増えている傾向があります。

Q保険適用と自費診療の白い詰め物の違いはどこにありますか?
A
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▲専門的なこともわかりやすく話してくれる

1番の決定的な違いは材質の違いです。保険適用になったCAD/CAM冠は少し上等なプラスチックと考えていただくといいと思います。プラスチックの成分は材質の性質上劣化が避けられず、歯磨きをしたり食事をしたりして使っていくうちに、表面に傷がつきます。表面が傷つけば、ばい菌や歯垢がつきやすく、虫歯になりやすくなります。また水分を吸収するので、唾液や食べ物の水分で表面がマットになったり、黄ばみが出たりします。一方自費診療の対象となるセラミックは、イメージとしてはお皿とほぼ同じ陶器の材料。傷がつきにくく、時間がたっても表面はツルツルのまま保たれやすいです。強度の面でもセラミックのほうが強く壊れにくいです。

Q自分に合った詰め物を選ぶポイントはありますか?
A
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▲口腔内だけでなく体全体に対してのリスクも加味して丁寧に説明

基本的に私は、お口の中に金属は入れないほうがいいと考えています。銀歯といっても「金銀パラジウム合金」といって実はさまざまな金属を混ぜ合わせた合金で、その成分の一部が唾液で劣化し、溶け出して体内に蓄積されると、人によって金属アレルギーやアトピー性皮膚炎、その他頭痛や肩凝りなどのさまざまな症状が出現することが報告されています。欧米などではこの金属は使用をされていません。セラミックの白い歯はどうしても見た目の美しさだけに目が行きがちですが、それよりも、セラミックは体への負担に配慮した素材であり、虫歯になりにくいというところに、価値を見出していただきたいと思っています。

Qこちらのクリニックの治療の特徴を教えてください。
A
4

▲口腔内スキャナーを使ってより精密な検査を行っている

当院では修復物の材質の違いを患者さんにわかりやすくお伝えしています。金属の修復物は体への影響だけでなく、材質の劣化・腐食により不適合となり外れやすいリスクがあるので、当院ではできるだけ金属を使用しないメタルフリー治療をお勧めしています。機器においても、より精度の高い高品質な詰め物やかぶせ物を提供するために口腔内スキャナーを導入しています。型採りの際に印象材と呼ばれる粘土のような材質で歯型を採って不快な気分になる方もいると思いますが、口腔内スキャナーはお口の中をデジタルスキャンしますので、型採りの際に印象剤を入れる必要がないので、嘔吐反射を起こしやすい方もご負担になりません。

Q審美面を気にする患者さんにはどのように配慮していますか?
A
5

▲丁寧なヒアリングと患者一人ひとりに合った治療を提案

患者さんのご要望にお応えできるよう、さまざまな選択肢をご用意しています。一時期、歯を削った上にセラミックのかぶせ物をして歯並びを調整する施術が話題となりましたが、当院では歯を削るのは最終手段。審美面を気になさっているなら、歯を削るよりはまず矯正やホワイトニングで患者さんのご要望にお応えできないか考えます。歯は一度削ったら元には戻らないからです。いろいろ検討した結果、それでも削ってかぶせ物をするほうがいいというケースもありますが、それでも歯を削るのは最小限にとどめるようにしています。矯正は、すべての人が適用というわけではないですが、目立ちにくいマウスピース型装置を選ぶ方が多くなっています。

ドクターからのメッセージ

笠木 星児院長

セラミックなどの白い修復物は見た目の良さだけでなく、1番のメリットは体に対する安心・安全を重視している点です。日本で使っている「金銀パラジウム合金」は人によって体にさまざまな悪影響を及ぼす可能性がありますので、まず体への影響を考慮して材質を選んでほしいです。また精度の面でも、銀歯は材質上再発のリスクがあり、歯は治療を繰り返すごとに保存が難しくなり、繰り返し治療によって抜歯に至るケースも多くあります。そうならないためにも、どんな治療をし、どんな材質を選ぶか慎重に吟味しましょう。体の健康と再発しない治療の価値を皆さんにお伝えし、いつまでも歯のことで困らないようにお手伝いができればと思います。

自由診療費用の目安

自由診療とは

セラミックの詰め物/5万円~、セラミックのかぶせ物/10万円~、マウスピース型装置を用いた矯正/23万円~、ホワイトニング/3万円~

※歯科分野の記事に関しては、歯科技工士法に基づき記事の作成・情報提供を行っております。
カスタムメイド矯正装置(マウスピース矯正)については、効果・効能に関して個人差があるため、 カスタムメイド矯正装置(マウスピース矯正)を用いた治療を行う場合は、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。

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