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日帰りで女性も気軽に受けられる
痔の手術

むらやま大腸肛門クリニック

(大阪市住吉区/あびこ駅)

最終更新日:2021/10/12

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  • 保険診療

痛い、恥ずかしいといったマイナスなイメージを抱きがちな痔の治療。痔には、内痔核・外痔核・裂肛・痔瘻の4種あり、悪性疾患ではないが、激しい出血があったり、肛門にぷにぷにの突起物があるなど日常生活に支障を来すほどの症状に一人で悩んでいる人は少なくないという。あるいは、症状を改善したくても、仕事や家庭の事情で忙しく、なかなか医療機関を受診できない人もいるのではないだろうか。「むらやま大腸肛門クリニック」では、痔の日帰り手術や痔瘻の手術を実施することで、症状の改善を図る。さらに、患者の気持ちに寄り添い、診療時はカーテンで仕切りをつくるなど、患者のプライバシーに配慮している。今回は、日本大腸肛門病学会大腸肛門病専門医の村山浩之院長に、日帰り手術に関する詳しい話を聞いた。

(取材日2020年9月24日)

検診・治療前の素朴な疑問を聞きました!

Qどんな症状の時に受診すると良いですか?
A

おしりの痛みやかゆみ、排便時の出血、腫れなどの症状がある場合は、肛門専門のクリニックを受診することをお勧めします。ほかにも、毎日便が出ていたとしても、トイレから出た後もおしりに何か挟まっている感覚があったり、残便感があったりする場合も、受診を検討してみてもいいかもしれません。これらの症状や感覚があると、痔などのおしりの疾患や消化器疾患が考えられます。また、出産のほか、大腸・肛門の前方に膣があることや骨盤の大きさといった解剖学的な理由で発症する、女性特有の肛門疾患もありますから、早い段階で診察を受けることが大切です。当院は肛門疾患と消化器疾患、どちらに対しても専門性の高い治療を実施しています。

Q痔はどのように治療するのでしょうか?
A

痔などの肛門疾患の多くは悪性のものではなく、急いで手術する必要はありません。そのため、肛門専門のクリニックで診察を受けたら、まずは症状に応じて便通を調整する内服薬を飲んだり、患部に軟膏を塗ったりする治療を始めるケースがほとんどです。それでも症状が改善しなければ、選択肢の一つとして手術をお勧めしています。手術を希望された場合は、日帰りで行うのか、病院に入院した上で手術を受けるのかを選んでいただくことが可能です。もしも日帰り手術を希望されるのであれば、当院でも対応することができますから、手術当日までの流れを踏まえて説明させていただきます。

Q日帰り手術を選択するメリットについて教えてください。
A

働いていて仕事を休めない人、あるいは小さいお子さんがいて自宅を留守にできない人など、仕事や家庭の事情から入院が難しい患者さんにも気軽に治療を受けていただけることが、日帰り手術の一番のメリットです。肛門疾患に限らず、手術と聞くと入院を連想されることがほとんどですが、日帰り手術の場合は入院が不要です。あとは、入院費が削減できるのも患者さんにとって利点になるのではないでしょうか。ただし、手術後すぐはできるだけ安静にして、デスクワークの場合はクッションを活用するなど、普段からおしりへの負担が少なくなるよう心がけていただければと思います。

検診・治療START!ステップで紹介します

1問診票の記入

受付を済ませたら問診票を受け取る。基本問診、便秘・便通専用問診、肛門疾患問診の3種類。基本の問診票には、既往歴や服用している薬、アレルギーの有無などを詳しく記入。便秘がある場合は便秘・便通専用の問診票を、おしりに関して気になることがあれば肛門疾患のものを活用。どのような症状があるのか、いつから症状があるのかなど、現在の状況をできるだけ詳細に書こう。

2医師による診察

診察室に入り、医師による診察を受ける。問診票の内容を確認した後、診察台に横になっておしりの状態を詳しく診ていく。まずは外側に異常がないかを確認し、次にゼリーを塗って内部を指で優しく触ってチェック。切れ痔があったり、おしりの穴が狭かったりする場合は、デジタル肛門鏡を挿入すると痛みを感じるため、マッサージしながら触診するようだ。その後、デジタル肛門鏡の挿入に進む。

3デジタル肛門鏡を使った診察

疾患がありそうなところをデジタル肛門鏡で集中的に確認。挿入後は抜きながら内部を撮影することから、所要時間は1分にも満たない。場所によっては、デジタル肛門鏡だけでは確認しにくい場合もあるため、必要に応じた器具を使うこともあるそうだ。強い痛みを感じる場合は無理に挿入されることはないが、我慢できなければ医師に伝えよう。手術を希望するなら、エックス線撮影・血液検査・心電図検査を受ける。

4日帰り手術

いよいよ手術当日。手術着に着替えたら、点滴と局所麻酔が行われる。局所麻酔の痛みを軽減するために、事前におしりを冷やしたり、薬液をゆっくり注入したりするなど、さまざまな配慮をしてくれるそうだ。麻酔が効いてきたら手術開始。疾患や病変の数にもよるが、所要時間は早ければ10分程度で、長くても1時間ほど。手術後は吐き気を感じることもあるため、リカバリールームで30分ほど休む。

5定期的な通院

基本的には手術の翌日に受診するが、仕事や家庭の事情で難しければ1週間後でもいい。診察では、手術をした部分が出血していないか、傷が治っているか、便通に問題がないかなどを確認してもらい、必要に応じて消毒が行われる。もしも痛みによって排便に支障を来しているのであれば、便をやわらかくするための内服薬を処方してもらえるほか、鎮痛剤をもらうことも可能なので、その旨をきちんと伝えよう。

ドクターからのメッセージ

村山 浩之院長

肛門専門のクリニックは少なく、近くにあったとしても恥ずかしさが勝ってしまい、受診をためらってしまう方が多いのではないでしょうか。女性の場合は婦人科を受診されることもあるようですが、おしりの違和感は肛門専門のクリニックを受診していただくことが大切です。当院では、女性の患者さんが受診しやすい環境づくりをするために、レディースデーも設けています。女性の患者さん専用の曜日であることに加えて、私以外のスタッフも全員女性ですから、不安なことは何でも聞いていただければと思います。また、性別や年齢に関係なく、初診の患者さんに手術を勧めることはありません。どのように治療するかも含めて、一緒に考えていきましょう。

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