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口臭は原因疾患の治療とクリーニングで
不快な臭いを根本からケア

あいおい歯科 渋谷センター街医院

(渋谷区/渋谷駅)

最終更新日:2020/10/13

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  • 保険診療

口の臭いは、自分では気づきにくく、家族から指摘されて初めて意識するようになった、という人も多い。一方で、自分の口臭が気になるあまり、対人関係に支障を来す人も。そもそも口臭はなぜ起こるのか。また、どうすれば予防できるのか。「あいおい歯科 渋谷センター街医院」をはじめ、新宿、池袋、板橋、目黒にある歯科を中心とした相生会グループの浜島均院長に、口臭の原因と発生のメカニズム、同院における口臭ケア・予防のプログラムについて説明してもらった。 (取材日2020年9月25日)

自宅と歯科医院でのクリーニングで、口臭の原因となる虫歯や歯周病を予防

Q口臭の原因にはどんなものがありますか?
A
1

▲口腔内の問題と全身疾患が、口臭の原因になるという

ニンニクやネギなどにおいの強いものを食べた後に、口臭が生じることはよくあります。他には、虫歯や歯周病、舌苔(ぜったい)と呼ばれる舌の汚れ、つまり口腔内の問題と、全身疾患が挙げられます。全身疾患は、例えば糖尿病、胃炎や胃潰瘍など消化器系疾患、蓄膿症や喉に膿ができる膿栓といった鼻や喉の病気にかかることで、呼気に何らかの不快な臭いを発する物質が分泌され、それが口臭と認識されます。そもそも人間の口の中には、さまざまな細菌が存在しており、無臭ということはありません。歯科領域における口臭ケアでは、口腔内の問題にアプローチすることで、口臭原因の除去を図ります。

Qなぜ虫歯や歯周病があると口臭が起こるのでしょうか。
A
2

▲虫歯や歯周病が悪化しないよう、しっかりと治療を行うことが重要

虫歯があること自体が口臭の原因になるのではありません。虫歯というのは、細菌が原因で歯の石灰質が溶かされ、徐々に穴が開き、広がっていったものです。その穴に食べかすが詰まったり、石灰質が溶け出した歯の組織が細菌によって腐食することで、臭いを発するようになるのです。一方、歯周病は、歯石が放置されることによって周囲の歯茎に炎症が起こった状態で、進行すると歯茎が赤く腫れ、歯と歯茎の間の歯周ポケットが深くなります。そこに詰まった食べかすが腐敗して口臭につながるほか、歯周病がさらに悪化するという悪循環を招くこともあります。そうならないように、しっかりと治療を行うことが重要です。

Q虫歯や歯周病を予防する方法を教えてください。
A
3

▲定期メンテナンスとセルフケアが重要

根本原因となる細菌の塊、プラークのない口腔環境を保つこと。それもプラークを作らないのは難しいので、できてしまったものを確実に取り除くことが重要です。当院では、クリーニングの際に染め出し液を使って磨き残しを可視化し、正しいブラッシングの方法を丁寧にレクチャーします。同時に、その方に合った歯ブラシや歯間ブラシをご紹介しています。その日の口腔内をきれいにすることはもちろん、患者さんがご自身でしっかりとクリーニングできる状態をめざします。とはいえ、磨き残しはどうしても起こるので、クリニックで歯石除去などの定期メンテナンスを受けながら、できる範囲でセルフケアを頑張っていただくのが良いと思います。

Qどれくらいの頻度でクリーニングを受けると良いですか?
A
4

▲定期的に受診する習慣をつけたい

頻度はケースバイケースです。例えば、もともと定期的に受診する習慣がない方は、あまりよく磨けていないケースが多い印象です。そのような方には、当院ではまず全体の歯の染め出しを行い、何割くらい磨けているかをチェックするプラークコントロールレコード検査を実施します。その結果や歯周病の程度を踏まえて、クリーニングの頻度を提案します。ただし、初回のクリーニングからしばらくの間は、最低でも月に1回は来ていただき、ある程度上手に磨くことができて、歯石が付着する頻度が減ってくれば、3ヵ月に1回など回数を徐々に減らしていきます。

Q食事や生活習慣で気をつけるべきことはありますか?
A
5

▲1人で悩まず気軽に相談しよう

本来はやわらかい食べかすやプラークも、放置すると硬い歯石になってしまいます。歯磨きでしっかり落としましょう。チョコレートなど粘着性の高い食品は歯に残りやすいので習慣的に食べることは避け、リンゴなど繊維質の豊富な食べ物や、天然の食品を食べるようにしてください。また、口内のpHは食事をすると酸性に、何もしていないとアルカリ性に傾いていきます。酸性の時間が長いほど歯が溶けて虫歯へと進行するため、食事の間隔にも注意が必要です。ただし、アルカリ度が高い口腔内は歯だけでなく歯石が溶けにくい環境でもあるため、虫歯がない人は逆に歯石が多く見られる傾向があります。虫歯がなくても油断せず、定期的に受診しましょう。

ドクターからのメッセージ

浜島 均院長

口臭は一度気になり始めると、人と話す時にも気を使ったり、自分に自信が持てなくなったりすることがあります。治療を受けたくても、「何科を受診すれば良いのかわからない」という方もおられるでしょう。そのような方は一人で悩まず、気軽にご相談にいらしてください。当院では、磨き残しや歯茎の状態をチェックして、原因が口腔内にあるのかどうかを調べることができます。また、その結果をもとに、患者さん一人ひとりに合ったデンタルグッズの提案や、担当の歯科衛生士によるクリーニングと、ホームケアのアドバイスを行っています。口臭の解消、予防のために虫歯や歯周病のリスクを減らして、健康な口腔環境をめざしましょう。

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