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排尿や生殖器に異常を感じたら
泌尿器科をかかりつけ医に

寺田クリニック

(豊橋市/下地駅)

最終更新日:2020/09/29

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  • 保険診療

頻尿や尿もれ、排尿時の痛み、血尿など、尿にまつわるトラブルは比較的身近なものだろう。しかし、こうした悩みをどの診療科に相談したらいいのか悩む人もいるようだ。また性病や生殖器の症状があっても、積極的に医療機関を受診しない人も多いとも聞く。そういった泌尿器にまつわる悩みについては、恥ずかしさや敷居の高さを感じやすいものだ。しかし、こうした泌尿器の病気を悪化させると、慢性化するものもあるのだそう。気になる症状があれば、すぐに泌尿器科にかかることが重要で、かかりつけの泌尿器科があればなお心強い。人間にとって、自然で大切な営みである排泄や生殖に支障をきたさないために、主な泌尿器の疾患や、その治療の重要性について「寺田クリニック」の寺田央巳院長に聞いた。 (取材日2020年9月17日)

泌尿器科のかかりつけ医に、ライフステージを通して排泄や生殖器にまつわる相談をしていこう

Qどんな症状があるときに、泌尿器科を受診するのでしょうか?
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▲当てるだけで残尿値を測定できる機器も完備されている

泌尿器とは、尿路や生殖に関わる臓器・器官を指す言葉です。腎臓、膀胱などの尿路系、睾丸、前立腺などの男性生殖系、副腎という内分泌系の器官を扱います。これらが炎症を起こしてしまう場合と、腫瘍性の疾患になる場合があります。例えば、おしっこの異常やトラブルなどは、わかりやすい症状です。頻尿や失禁、残尿感、排尿時の痛みなどは、膀胱や尿路などに炎症が起きている可能性がありますし、血尿の場合は腫瘍の可能性もあるため、放置せずに泌尿器科を受診いただきたいです。一般的に、男性は前立腺炎や尿道炎などが多く、女性は尿漏れや膀胱炎などで来院されることが多いです。若い方の場合は性感染症でいらっしゃる方も多いですよ。

Q泌尿器科を受診するのは恥ずかしい気持ちもあります。
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▲寺田院長は温かな笑顔で、親身に相談に応じる

当院は内科も標榜していますので、あまり壁を感じずに来ていただけるのではないでしょうか。問診をする際にも、自然な生活習慣を確認しながら、症状をヒアリングしていきますので、それほど恥ずかしい場面はないと思いますよ。「どんな時、どれくらい尿漏れしますか」と聞かれたら、自分で説明するのは抵抗があるかもしれませんが、「くしゃみをすると漏れますか」という質問なら、答えやすいですよね。泌尿器は排泄や生殖に関わる部分で恥ずかしいという気持ちもあるかもしれませんが、それほど構えずにいらっしゃってください。プライバシーにも最大限配慮して、応対しています。

Q頻尿や尿漏れについて教えてください。
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▲検査用トイレは2つ。尿の勢いや排尿時間などを測ることができる

当院の検査用のトイレでは尿の勢いや時間などを測定したり、尿残量を測定する機械もありますが、頻尿や尿もれがある方には、さらに排尿日誌をつけてもらいます。こちらで専用のノートをお渡しして、おしっこの回数や時間、尿の量などをメモします。これをもとに現状を把握することで、膀胱の容量などを推測し、おしっこが残っていて頻尿になってしまうのか、膀胱の位置が下がってしまって頻尿になるのか原因を突き止めていき、それに応じて治療を進めます。基本的には服薬治療が主になりますが、場合によっては手術をすることも。器質的な問題がなければ、脳梗塞の後遺症が疑われることもありますので、たかがおしっこと思わず受診しましょう。

Q前立腺がん検診は、どのような検査なのですか?
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▲検査結果から手術が必要になった場合にも対応してもらえる

前立腺がんは、よほど進行しない限り自覚症状はありません。だから検診で早期発見していくことが大切です。まず採血をしてPSA値を調べます。これはスクリーニング検査なので、この値が異常でも即前立腺がんだということにはなりません。その後、エコーやMRIで検査をし、疑いが強まれば、組織を採取し生体検査を行います。前立腺がんは造骨性のがんで、骨に転移し脆くしてしまうことがあるので、厄介なんですよ。前立腺がんは男性の疾患ですが、尿路結石も男性が罹患しやすい疾患です。当院では、尿失禁手術・日帰り経尿道的前立腺切除術および経尿道的尿路結石除去術に力を入れています。気になる症状があればご相談ください。

Q性感染症など、女性は特に婦人科との受診を迷います。
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▲女性の悩みに合わせた冊子も待合室に置かれている

クラミジア感染症は、近年予防や治療に対して啓発が進められていると感じます。婦人科でも泌尿器科でも検査や治療ができますが、おりものの変化や異常を感じた場合には、婦人科にかかるのが良いでしょう。治療は抗生物質の処方となりますので、早めに気軽に受診してほしいですね。性感染症ではもう一つ、性器周りにカリフラワー様のイボができる尖圭コンジローマも厄介なものです。女性の性病は婦人科でも泌尿器科でも受診できるので、通いやすいクリニックを選んでください。性病ではありませんが、女性に多い膀胱炎などおしっこにまつわるお悩みの場合は、ぜひおしっこのスペシャリストである泌尿器科を受診してほしいですね。

ドクターからのメッセージ

寺田 央巳院長

泌尿器科は受診に抵抗のある診療科の一つかもしれません。しかし、排泄や生殖に関わる器官が正常に機能しなくなってしまったら大きな問題です。炎症系の疾患などは抗菌剤の処方が大半ですので、とにかく早期に受診し、悪化させる前に薬の服用を始めてほしいですね。当院では泌尿器疾患の治療はもちろん、男性不妊の診療も積極的に行っています。男性不妊について相談する際、産婦人科の次に泌尿器科という選択肢があることも、ぜひ知っておいてほしいです。泌尿器科のかかりつけ医として、患者さんの困りごとを広く受け止め、今後もより良い医療を提供していきたいと考えています。

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