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黄体ホルモンの働きで着床阻止を
最長5年交換不要の避妊リング

みなとウィメンズクリニック

(港区/田町駅)

最終更新日:2021/10/13

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  • 自由診療

望まない妊娠を防ぐための選択肢の一つに「子宮内避妊器具」がある。通称「避妊リング」と呼ばれ、小さなT字型の医療器具を子宮内に装着し、黄体ホルモンの働きによって排卵を抑え経血量や生理痛を減らし着床を防ぐための避妊具だ。「みなとウィメンズクリニック」の劉樺(りゅう・かんば)院長は、患者の生理の悩みやライフスタイルに合わせ、子宮内避妊器具や低用量ピル、また漢方薬も併用した避妊法を提案している。同院が推奨する子宮内避妊器具は、最長5年交換不要で、低用量ピルと違い血栓症のリスクも少ない。「避妊リングに不安のある方も、ぜひ一度ご相談ください」と話す劉院長に、避妊リングのメリット・デメリット、装着後の注意点について話を聞いた。

(取材日2021年9月29日)

最長5年間交換不要。黄体ホルモンの働きで受精卵着床阻止につなげ、経血量や生理痛の軽減を図る避妊リング

Q子宮内避妊器具とはどのようなものですか?
A
1

▲子宮内避妊器具は通称「避妊リング」と呼ばれている

通称「避妊リング」と呼ばれる子宮内避妊器具は、ポリエチレンなどでできた小さな器具で、これを子宮内に装着することで、精子が着床しないようにする避妊方法です。子宮内避妊器具にもさまざまな種類がありますが、当院では主に黄体ホルモンを放出して受精卵の着床を防ぐ目的のものを使用しています。小さなT字型の形状をしており、これを子宮内に装着すると、そこからレボノルゲストレルという黄体ホルモンが出続ける仕組みです。出産経験がある方ですと子宮口が開いているので装着がより容易です。

Q具体的なメリットについて教えてください。
A
2

▲地域の健康維持のサポートをしたいという思いのある院長が診察

一度装着すれば最長で5年間使えることが大きな特徴です。毎日何かを飲んだり特別なことをしたりする必要はありません。その名のとおり避妊を目的とした医療器具なので、妊娠を希望される際は、装着からすぐであっても取り外しが可能です。また、黄体ホルモン(プロゲステロン)と血液を固まりやすくさせる卵胞ホルモン(エストロゲン)の2種類の女性ホルモンを主成分とする低用量ピルと異なり、黄体ホルモンのみを用いるため血栓症のリスクも少ないです。そのため年齢制限がなく、40代以上の方でもお使いいただけます。子宮内膜を薄くする働きがあるため、経血量を抑えることにつながり生理痛の緩和にも役立ちます。

Q避妊リングをつけることのデメリットはありますか?
A
3

▲メリット・デメリットをしっかりと説明

出産経験のない方ですと、装着時に痛みを感じるかもしれません。また月経前症候群(PMS)の原因は黄体ホルモンといわれます。避妊リングの仕組み上、黄体ホルモンに敏感な方ですと妊娠初期のような吐き気・むくみ・イライラなどの症状が生じることがあります。また、日頃の生理にお悩みのある方に対しては、経血量や生理痛の軽減を図るために用いられますが、低用量ピルのように月経周期を整える目的はありません。月経不順などがある場合は事前にご相談ください。

Qどのような流れで診察は進んでいきますか?
A
4

▲初診時に問診や必要な検査を行う

初診時に問診や必要な検査を行い、問題がなければ装着日を決めていきます。当院では入れるタイミングについて、生理の終わりかけをお勧めしています。その頃ですと出血も止まり、子宮内膜が薄くやわらかくなるからです。当日の装着時間はおよそ10分です。出産経験の有無や子宮口の固さにより多少の前後はありますが、そう大きくは変わりません。少し休んで何も異常がないようでしたら当日の診察は終了です。

Q費用や装着後の注意点についても教えてください。
A
5

▲最長で5年間使用できるが、最初の1年間はこまめに受診しよう

黄体ホルモン放出タイプの避妊リングは、過多月経や月経困難症の治療に対しては健康保険が適用されますが、それ以外の目的、避妊器具として用いる場合は自費診療となるため、当院ではクレジットカード払いにも対応しています。注意点としては、装着から1ヵ月程度は、違和感や不正出血が見られることがあります。これは器具の物理的刺激、また体内にもともと備わっている黄体ホルモンとのバランスによるものです。避妊リングは正しい位置に装着することが大事なので、特に最初の1年間はこまめに診察を受け、出血の有無や器具の位置を確認しましょう。

ドクターからのメッセージ

劉 樺院長

避妊リングは、望まない妊娠を防ぐための選択肢の一つです。患者さんの体質にもよりますが、低用量ピルと比べて副作用が少ないといわれています。使うホルモンの種類は異なりますが、排卵を抑える働きを利用して生理痛の緩和を図る仕組みは低用量ピルと同じ。妊娠を希望される際はクリニックで避妊リングを取り外せます。一度装着すれば最長5年間使え、毎日薬を飲む手間が省けるのも利点ですね。避妊リングに興味ある方、また不安を感じている方も、ぜひ一度ご相談ください。

自由診療費用の目安

自由診療とは

黄体ホルモン放出型子宮内避妊器具(避妊リング)/5万円

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