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劉 樺 院長の独自取材記事

みなとウィメンズクリニック

(港区/田町駅)

最終更新日:2021/10/13

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田町駅から徒歩7分のところにある「みなとウィメンズクリニック」。劉樺(りゅう・かんば)院長の両親は台湾人だが、劉院長は生まれも育ちも日本で、幼少期から田町で過ごした。思い入れのあるこの地で地域の人の健康維持のサポートをしたいという思いから、2020年7月に開業。クリニックでは、妊婦健診、不妊治療、月経に関するトラブル、避妊など幅広く対応。劉院長は必ず診察の最後に、困っていることはないか、わからないことはないかを患者に聞くようにしている。トラウマになるような診療はしたくないと語る劉院長からは患者への配慮が感じられる。そんな劉院長に、診療にかける思いを聞いた。

(取材日2021年9月28日)

地域の人との輪を大切にするクリニックに

開業までの経緯を教えてください。

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2007年に聖マリアンナ医科大学医学部を卒業し、その後は東京女子医科大学産婦人科や東京ベイ・浦安市川医療センターの産婦人科などで幅広く産婦人科の診療に携わってきました。具体的には、周産期医療や不妊、内分泌、超音波検査や産婦人科救急対応などです。東京女子医科大学東医療センターの麻酔科では手術麻酔も学びました。その他、都内クリニックにて無痛分娩や産婦人科の一般診療の症例を経験し、2020年7月に開業しました。父親が内科の医師、叔父が歯科医師だったこともあって、いつかは自分も医院を経営してみたいと思っており、ある程度の経験は積んだと思えたことと、若いうちに開業したいという思いがあったことから、37歳の時に開業しました。

開業の地にここを選んだ理由を教えてください。

開業する場所はこだわりました。両親は台湾人なのですが、私は生まれも育ちも日本で、初めは東小金井に住んでいました。その後、浦安や横浜など何度か引っ越しを繰り返し、小学校3年生からはずっと三田に住んでいました。子どもの頃はこの辺で遊んだり、受験のときも三田のカフェで勉強したりとなじみのある場所なので、開業するならこの地でと考えていました。自分が育った場所で、地域の方のために貢献したいなと思っています。

クリニックのロゴには先生の思いが込められているそうですね。

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青とピンクの輪の中にカンガルーの親子がいるロゴです。カンガルーはいつもはやわらかい雰囲気ですが、動く時は激しい動きをしますよね。そういったオン・オフがはっきりしているところがいいなと思ったのでクリニックのロゴに取り入れました。青とピンクの輪は、地域の人たちと職員をイメージしていて、輪を大事にしたいと思ったからです。患者さんのメインは女性ですが、妊婦さんのパートナーや不妊治療を受けている男性などの診察も行いますので、女性だけでなく男性も来やすいようなロゴになるよう意識しました。このロゴに合わせて院内の内装も青、ピンク、茶色を取り入れて統一感を出しています。

どのような患者さんがいらっしゃいますか?

患者さんの多くは10〜50代の女性です。妊娠や不妊治療、一般的な月経に関すること、避妊などで来院されますね。当院ではお産と体外受精以外は満遍なく対応しています。ホームページを見ていらっしゃる方が多いようです。この近辺にお住まいの方以外にも、大森や武蔵小杉、埼玉などから来てくださる患者さんもいらっしゃいます。当院にはコルポスコープといって、子宮頸がん検査で異常が見つかった場合に行う精密検査用の医療機器があるのですが、インターネットで知って検査を受けたいという方もいらっしゃいます。

じっくり時間をかけて胎児の状態や子宮の形などを確認

医師をめざしたきっかけについて教えてください。

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先ほども話に上がりましたが、叔父が歯科医師で開業していたので、その影響が大きかったかなと思いますね。その他にも、柔道整復師や薬剤師など親族の中で医療関係の仕事に就いている人が多い家系でした。産婦人科を選んだ理由は、誕生から最後まで全部を見ることができて、内科や外科の要素もあるからです。それから、私自身はどちらから言うとおっとりしている性格なので、女性と接する仕事のほうが性に合っているのではないかなと思ったんですよね。高校2年生までは医学部を受けようとは思っていなかったのですが、3年生で進路を決めるとなった時に医学部に行こうと決心し、そこから猛勉強しました。

先生の得意とすることを教えてください。

妊娠、分娩管理、不妊治療、無痛分娩、手術麻酔など幅広く診療を行ってきましたが、中でも胎児の超音波検査には力を入れています。通常の妊婦健診では時間の都合もあり、胎児の位置や姿勢によって異常が見えない場合があります。当院では別で時間を長めに取り、子宮の形や胎盤の位置、羊水量、胎児の推定体重、胎児の内臓の異常なども入念に見させていただいています。きちんと指導を受けてトレーニングを積んでいますので、自信を持っている部分です。

お忙しい毎日だと思いますが、休日はどのように過ごしていますか?

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子どもが3人いまして、一番上の子が小学校6年生、2番目の子が3年生、一番下の子どもがもうすぐ2歳になります。子育てをもう一度楽しんでいる感じですね。今はなかなか積極的に遊びに行くことはできませんが、近くの公園へ行くなど極力外で遊ぶようにしています。妻も産婦人科の医師で共働きなので、お互い協力しながらやっています。

疑問や不安を残さずに帰ってほしい

診療の際に心がけていることを教えてください。

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診察の最後に「聞いておきたいことはありませんか? 困っていることはありませんか?」とお聞きして、なんでも質問しやすい雰囲気をつくるように心がけています。忙しい時こそ一度自分を落ち着かせ、必ず最後に患者さんに確認するようにしています。そして患者さんへ説明をする際はわかりやすく伝えることを意識しています。言葉だけでなく、紙芝居のようなものを活用して視覚に訴えながら説明することもあるんですよ。10代の方も来ますから、なるべくリラックスして受診してもらえるようにお声がけしています。患者さんの状態はさまざまですから、一人ひとりに合った治療をご提案するようにしています。

今後の展望を教えてください。

将来的には、同様な幅広いニーズに答えられる分院を展開したいという思いはあります。その他にも例えばネイルサロンや美容院など、女性に喜んでもらえるようなことができたらという思いもあります。というのも、妊娠中はいろいろと規制があり、自分のやりたいことが制限されてしまうことがあります。そのようなことから、妊娠している方でも安心して訪れることのできるネイルサロンや美容院をつくれたらいいなという思いに至ったのです。

最後に読者へのメッセージをお願いします。

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産婦人科は一番初めに行ったクリニックの印象が強くなってしまうと思うんですよね。内診の際に痛みを感じたり、心ないことを言われてしまったりすると、トラウマになってしまうと思います。当院を受診された患者さんにはそういった思いをしてもらいたくないので丁寧に診察させていただきます。緊張せずリラックスして来ていただきたいですね。当院を生涯のかかりつけ医として選んでいただけるよう、これからも患者さんの気持ちに寄り添った診察を続けて行きたいと思います。

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