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正確性重視の診断のもと行う
マイクロスコープを用いた根管治療

新日本歯科

(新宿区/早稲田駅)

最終更新日:2020/09/14

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最初は何の症状もない虫歯も、進行して細菌が歯の神経に到達するとズキズキした痛みが。さらに歯根の先端まで感染が広がっていくと、噛んだ時の痛みや顔の腫れが出てきてしまう。こうなると抜歯せざるを得なくなるケースもあるが、適切に根管治療を行うことで歯の温存をめざせるケースもあるという。「新日本歯科」の野上以織院長は、抜歯治療の多い口腔外科を専門としながらも、できるだけ患者の歯を残すことをめざし根管治療に注力する歯科医師だ。「根管は歯の健康を守るためには最も重要な部位」と語る野上院長に、根管治療の詳しい話を聞いた。 (取材日2020年8月31日)

根管治療には専門性の高い技術が必要だからこそ、マイクロスコープを用いた精密な治療が重要となる

Q根管治療とはどのようなものですか?
A
1

▲根管治療は専門性の高い技術が必要だという

根管治療、つまり歯の根の部分の治療は、まだ虫歯が神経を完全に汚染していない状態で行うもの、歯の神経が細菌によって汚染されてしまった際に行うもの、他の歯科医師が一度治療したものをやり直す再根管治療と、大きく3つのケースに分類されます。専門性の高い技術が必要とされますが、いずれの場合も歯を抜かずに温存するという目的のもとに治療が行われます。

Q根管治療を行っても歯の温存が見込めないケースはあるのですか?
A
2

▲口腔外科分野の治療を検討する場合も、しっかり説明してくれる

はい。最も多いケースは歯茎より下、つまり歯の根まで虫歯が浸潤してしまった場合です。根管治療を行っても良い結果が得られず、その後の補綴治療もできなくなってしまい、抜歯という選択肢を採らざるを得ないことが多いです。次に多いケースとしては、以前に受けた根管治療の失敗が大きい場合です。そうした際には抜歯か、あるいは口腔外科の分野で別の治療を検討することになります。ですから、根管治療と同時に口腔外科にも明るい歯科医院を選ぶのも一つの手段と言えるでしょう。

Q根管治療の自費診療と保険治療ではどんな点が違いますか?
A
3

▲自費診療と保険診療の違いは、治療に使う道具にあるという

自費診療と保険診療では、主に使用する道具の違いがありますね。当院の自費診療では、まず細菌感染防止のため5~10分かけてラバーダムを口内にしっかり設置し、衛生面に徹底的に配慮した形で治療を行います。また実際の治療では、歯科用顕微鏡であるマイクロスコープを活用することで、肉眼では見えない部分もしっかり確認しながら精密な治療を行います。一方の保険診療では一般的にラバーダムを使用することは少なく、また多くの場合、治療は目視で行うため手探りの作業になる部分もあります。

Q根管治療を行う上で大切なことは何ですか?
A
4

▲治療前にはエックス線や歯科用CTを用いて検査を行う

治療前の診査診断です。痛みのある時はその原因を根管治療で解決できるのかという診断が必要ですし、再根管治療ではより注意深く患者さんの話やエックス線検査によって情報を集めて推察する必要があります。事前検査ではエックス線や歯科用CTなどを用いて3次元的な診断をするだけでなく、治療が可能かどうかの見極めも重要です。また根管治療の場合、実際に患部を開けて見ないとわからないことも多いため、その旨をきちんと患者さんに説明してから治療にかかるようにしています。

Q治療の際に重視していることは何ですか?
A
5

▲正確な診査診断、精密な治療を行うことを重視

やはり正確な診査診断と精密な治療です。そのために必要なのは、先に挙げた精密機器などを用いた検査や治療だけでなく「歯の診断・口の診断・人の診断」であると考えています。症状を診るのが歯の診断、歯全体の管理ができているかを診るのが口の診断、そして患者さんの歯に対する考え方や生活習慣をしっかり伺うのが人の診断です。根管治療が必要になる患者さんは正しく歯を磨けていない場合が多いため、当院ではブラッシング指導をしてから治療に入るよう心がけています。同じ症状を繰り返さず、義歯などにも頼らずに健康な歯を保っていただくことが、根管治療の最終的な目的だと思っています。

ドクターからのメッセージ

野上 以織院長

大学の口腔外科に在籍していた時、見た目は白くて美しい歯でもエックス線で診ると土台部分がボロボロの人が多いことに気づき、基礎の部分をしっかり治すためにも根管治療に注力するようになりました。他の歯科医院で抜歯を勧められたという大学生の娘さんがいらっしゃり、マイクロスコープを用いた根管治療を行ったこともあります。虫歯は、痛みが出た時には神経まで浸潤して最終的に抜歯となることも少なくありません。しかし、正確な診断と精密な治療のもとに行われる根管治療は、そうした歯を温存するのに役立つ可能性のある、最終手段とも言える重要な治療法です。気になる方は、いつまでも自分の歯で物を噛むために、ぜひご相談ください。

自由診療費用の目安

自由診療とは

根管治療/10~15万円

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