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糖尿病の治療には、患者の家族など
周りの人のサポートも大切

国分寺内科クリニック

(国分寺市/国分寺駅)

最終更新日:2020/08/05

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  • 保険診療

生活習慣病の一つとして広く知られている糖尿病。患者数は年々増加傾向にあるが、糖尿病を専門とする医師は不足しており、適切な治療がなされていないケースも少なくないという。2020年5月に開院した「国分寺内科クリニック」の木村武史院長は、日本糖尿病学会糖尿病専門医であり、糖尿病をはじめ脂質異常症、肥満症など代謝疾患の専門治療を提供する。「糖尿病になる人はだらしない、などと誤解されている風潮があります」という木村院長。患者一人ひとりの全身状態や社会的背景などを考慮した上で、薬の処方や生活指導を行う木村院長に、糖尿病の治療や、患者を支える家族や周りの人へのアドバイスについて語ってもらった。(取材日2020年6月13日)

糖尿病専門医による専門性の高い治療で改善をめざす

Q糖尿病とはどんな病気なのですか?
A
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▲脂質異常症、肥満症など代謝疾患の専門治療も提供する

糖尿病とは、インスリンという血糖値を低下させるホルモンの作用が不足して、慢性的に高血糖となる病気です。糖尿病には、膵臓のインスリンを分泌する細胞が破壊されて発症する「1型糖尿病」、遺伝因子に肥満や加齢などが加わり発症する「2型糖尿病」、他の病気が原因となって発症する「二次性糖尿病」、妊娠中の「妊娠糖尿病」などがありますが、糖尿病の患者さんの多くは2型糖尿病です。発症初期は自覚症状がないことが多いですが、放っておくと、全身のさまざまな臓器に悪影響を及ぼし、神経障害、網膜症、腎障害などの合併症を引き起こします。早期発見、早期治療が大切な慢性疾患です。

Qどんな人がなりやすいのでしょうか。
A
2

▲糖尿病はさまざまな要因が重なって発症する疾患である

糖尿病の大部分を占める2型糖尿病は、複数の遺伝因子に肥満や運動不足、加齢などが加わって発症します。過食や運動不足などにより、腹部に脂肪が蓄積してしまう内臓脂肪型肥満をきたすと、インスリンが体に効きにくくなり(インスリン抵抗性)、2型糖尿病を発症しやすいと考えられています。肥満は、糖尿病の原因となるだけでなく、高血圧や脂質異常症といった、他の生活習慣病の原因にもなります。

Q食べ過ぎ、飲み過ぎなどの人が、なりやすいイメージがあります。
A
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▲家族や周りの人にも協力してほしい

糖尿病は「だらしないから」「自己管理ができないから」などといった見方をされるケースが残念ながら多いですね。しかし、健康に注意して暮らしていても糖尿病になってしまう方もいれば、その反対に、暴飲暴食を続けても糖尿病にならない方もいます。糖尿病はさまざまな要因が重なって発症する疾患です。もちろん、食べ過ぎや飲み過ぎが発症につながることもありますが、もともとの体質による部分も大きい疾患です。それでも、専門の医師が早期の段階からしっかりと診療を行うことで、薬物療法に頼らずとも血糖コントロール可能となることも多いです。

Qご家族など周りの人からのサポートも必要なのですね。
A
4

▲早期の段階で専門の医師が介入する必要性を話す先生

そうですね。糖尿病の治療には、生活習慣の改善や食事療法が大切です。患者さんご本人が病気としっかり向き合うことに加え、ご家族など周りの方のサポートも大切なのです。といっても、難しく考える必要はありません。例えば食事を例にとると、「最初に野菜を食べる」など「順番を変える」だけで、血糖値の急上昇を防ぐことにつながります。まずは患者さんができることから食事指導を始めていきますので、ご家族など周りの方もそれらを意識して見守ったり、日々の食卓の献立を工夫していただきたいですね。処方するお薬をきちんと飲んでいただくことも大切です。お薬の飲み忘れにも気を配っていただきたいです。

Qクリニックでは、どのような治療が受けられるのでしょうか。
A
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▲治療をスムーズにしたいと検査機器にもこだわる

幅広く内科診療を行うとともに、糖尿病・代謝疾患の専門治療を行っています。一人ひとりの患者さんに適した処方や生活指導を丁寧に行い、検査結果などの医学的情報だけではなく、患者さんが普段どのように暮らしているのかなど、社会的事情まで考慮しています。患者さんの健康管理の「総監督」として、患者さんのすべての疾患や問題点を把握しながら、必要に応じて他科への紹介や、処方薬の整理などを行い、継続的に診療をしています。10分程度で結果のわかる検査機器も活用し、治療をスムーズに進めるよう努めております。糖尿病・代謝疾患をただ治療するだけでなく実際に改善し、健康を取り戻せるようなきめ細かな診療を心がけています。

ドクターからのメッセージ

木村 武史院長

糖尿病・代謝疾患の治療経過は、多くの要因が複雑に絡み合いながら、良くなったり悪くなったりして一生をかけて続きます。そして、合併症は全身におよび、あらゆる診療科目の疾患と関連します。診察所見や検査結果などの医学的情報だけではなく、患者さんの生活背景まで考慮した治療が必要です。ただ治療をするだけであれば簡単ですが、実際に改善させることはとても難しく、専門の医師による適切な治療を受けることをお勧めします。今後は、患者会の設立や、管理栄養士による栄養指導も行っていきたいと考えております。糖尿病や脂質異常症などの代謝疾患、生活習慣病について心配がある方は、お気軽にご相談ください。

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