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鍵となる自宅ケアのアドバイスも
乳歯からの予防歯科

アクシア中野デンタルクリニック

(中野区/中野駅)

最終更新日:2020/10/13

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  • 保険診療

治療から予防へと歯科医療の果たす役割が大きくシフトしている昨今、特に小児期の予防ケアは生涯にわたる虫歯や歯周病の罹患リスクを大きく左右する重要なもの。子どもたちにデンタルケアの重要性を意識づけ、定期的な歯科医院通院の習慣を身につけることは、将来的に歯を守る上で大きな意味を持つだろう。とはいえ、まだコミュニケーション能力の発達も十分ではない子どもたちにデンタルケアの大切さを伝えることは容易ではない。中野駅徒歩3分の「アクシア中野デンタルクリニック」で小児歯科を担当している近藤優理副院長は、「地域の歯科医院はお子さまたちの歯科医療への入り口です」と話し、その重要性を強調する。歯が生える前から口腔ケアの指導を行う近藤副院長に、小児からの予防歯科について話を聞いた。 (取材日2020年10月1日)

5歳までに意識づけたい、生涯にわたり歯を守るデンタルケア習慣

Qこちらで取り組んでいる小児歯科の特徴を教えてください。
A
1

▲天井の高さを生かし、遊び心のあるデザインのキッズスペース

最大の特徴はお家での歯磨きを中心とするケアを軸としている点です。もちろんクリニックでの専門クリーニングも行いますが、基本はご自宅でのケア。とはいえ、お子さまのデンタルケアについては十分な知識を持っていらっしゃらない親御さんが多く、誤解も多いのです。当院では具体的なアドバイスを通してご自宅でのデンタルケアの実践を促し、小児からの予防歯科の重要性を伝えています。例えば、歯磨きをするタイミングや歯ブラシの動かし方はもちろん、おやつや食事の与え方、キシリトールとの付き合い方などをお話しします。実際にご自宅で使用していらっしゃる歯ブラシをご持参いただき、実践に即して指導しています。

Q何歳くらいから歯科医院に通えばいいのでしょうか?
A
2

▲歯が生える前の段階、妊娠中からの来院も歓迎している

「歯が生えたら」とはよくいいますが、歯が生える前の段階、さらには妊娠中からでも気軽に来ていただきたいと考えています。お子さまにとっても親御さんにとっても「初めての歯磨き」は簡単に習慣づけられるものではありません。動き回ったり、泣いたり、逃げたりするお子さまに上手に習慣づけていくために、歯が生える前から親御さんの心の準備を整えておくことをお勧めしています。また、生まれてくる前、おなかの中の胎児の状態から歯は形成されつつあります。さらに、授乳や嚥下の状態など、歯に影響する乳児期の習慣も。妊娠中から良い歯をつくっていくための栄養指導など、アドバイスできることは多くあるのです。

Q日常生活の中で気をつけたほうが良いことはありますか?
A
3

▲「食べたら歯磨きをすることが基本」と話す近藤優理副院長

「食べたら歯磨き」が基本です。外出先では歯磨きが難しいこともあると思いますが、そうした際にも食後は水やお茶など甘くない飲み物でお口の中をリセットする習慣をつけましょう。また、虫歯を防いでいく役割りも担うだ液をきちんと働かせるためには、何も食べない時間がとても大切です。中には常に食卓に食べ物が置いてあるような家もあるようですが、自制が難しいお子さまには良くない環境になります。メリハリをつけて意識して食べない時間をつくるような食習慣を身につけさせましょう。小児のデンタルケアでは上手下手よりまずは習慣づけが優先。本人が「自分のために必要なこと」と認識し、自発的に取り組めるようにサポートしています。

Q家で取り組める予防ケアはありますか?
A
4

▲日常生活の中から習慣づけることが大切

「こんにちは」や「ありがとう」のあいさつと同様、当たり前のこととしてデンタルケアを生活の中に取り入れることが、まずは大切です。5歳を超えると自我の芽生えとともに習慣づけが難しくなりますので、それまでに集中的に取り組むことをお勧めします。きちんと磨けているかどうかは後回しでOK。お子さまの興味ややる気を引き出すグッズの力を借りるのも良いでしょう。当院ではお子さま向けにかわいい歯ブラシや味つきのフロスなどもご紹介しています。お子さまにわかりやすい言葉でお声がけし、褒めながら習慣づけをしてみてください。

ドクターからのメッセージ

近藤 優理副院長

「虫歯になれば治療すればいい」と予防ケアを軽視する方もいらっしゃるようですが、治療をした瞬間から、その歯は無治療の天然歯の強さを失います。削れば削るほど、歯の寿命も削られてしまい、再治療を繰り返すことでいずれは抜かなければならないこともあるのです。お子さまたちの歯を将来にわたり健康に保つためには、小さなうちからのケア習慣がとても重要です。この習慣こそが、親御さんがお子さまに贈ることができる大きな宝物だと思うのです。気づいた時が始めるべき時です。クリニックでの30分のケアより、ご自宅での24時間の習慣が重要。ぜひ今日からお子さまと一緒に取り組んでください。

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