くろさか歯科クリニック西落合

くろさか歯科クリニック西落合

黒坂のぶ 院長

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個人商店や戸建住宅が建ち並び、ゆったりとしたのどかな時間が流れる西落合。そんな町で歯科診療を行っているのが「くろさか歯科クリニック西落合」だ。勉強して社会に貢献できる仕事に就きたいと願っていた院長の黒坂のぶ先生は、かつての夢を地域住民の歯を守ることで現実にした努力の人である。そんな黒坂先生はこのクリニックを開業する前に大病を患った。しかし病床においてさえ先生の頭に浮かんだのは、不自由な体でベッドに横たわる人たちの歯科診療についてだったという。無事に手術も終わり、こうして歯科医師として復帰した現在は、その時心に描いた訪問診療を実現すべく、毎日忙しく患者たちの診療にあたっている。場所柄なのか患者にはお年寄りが多いそうだが、取材中ずっと笑顔が絶えない姿を目の前にしていたら、その理由がわかったような気がした。誠実さが内面から滲み出た、地域医療に根差した女性歯科医師の思いをお届けしよう。
(取材日2012年3月15日)

人の役に立つ仕事がしたい――その一心で文学部から歯学部への転学を決意

―文学部から歯学部に転学されていますが、なぜ歯科医師を志したのでしょう。

私は京都の立命館大学文学部で学んでいましたが、人生にいろいろ迷うところがでてきて、生き方を変えたいと思うようになったんです。そして、将来は社会に貢献したいと考えるようになりました。そして、人の役に立つ仕事に就きたいと考えていたら、今は麻酔科医となっている姉が、当時まだ学生だったんですけれども、「やり直すなら医者がいい」というアドバイスをくれて、鹿児島大学の歯学部に入学し直しました。私の親は教師で「自分が興味関心のあることを追っていけばいい」という教育方針だったので、進路の変更などを自由にさせてくれました。そんな両親になるべく負担をかけないためにも国立大学に入りたいという気持ちは強かったです。それまでは文系だったのに理系の勉強をしなければいけないので、試験勉強はかなり頑張ったかもしれません。当時は20歳を過ぎていたので「もう遅いかも?」と不安に感じたこともあったけれど、諦めずに頑張ったからこそ今こうして歯科医師の自分がいるので、あの時決断して本当に良かったと思います。

―個人でクリニックを開きたいという思いは早くから持っていたのですか?

ここで開業できたのは偶然でした。いわゆる居抜き物件というもので、以前もここは歯科医院だったんです。そのドクターが実家に帰ることになり次にやる人を探していたそうですが、そこで知人からやってみないかと紹介されました。開業ともなると普通は1、2年くらい準備が必要だと思うんですけど、そんなわけで場所を探したりする手間もなく、周囲がサポートしてくれたこともあって、話をいただいてから3ヵ月後には開業していました。だから西落合という場所についても、最初はほとんど知らない状態だったんです。実際に開業してから感じたのは、新宿区とは思えないようなのどかな町だなということ。緑も多いし、駅からも近いし、ここで開業できて本当に良かったと思います。古くから住んでいる人たちも多いせいか、うちのクリニックには高齢者の患者さんもたくさん来院されますが、毎日笑顔の素敵な患者さんたちに会えて楽しいですよ。

―先生が診療する際に心がけていることを教えてください。

学生の頃に授業で使っていたある入門書があって、そこの前書きに次のような内容のことが書いてあったんです。「患者と医師の間に信頼関係がないと診療はうまくいかないが、信頼関係を作る方法は自分が尊敬されようとすることではなく、患者を尊敬することだ」と。そして「患者を尊敬するためには、それができるだけの知性や教養が必要」ともありました。歯学部の教授を退官された後、開業された先生の言葉でした。12〜13年も前に読んだ文章ですが、自分がこうして実践すると本当にそうだなと思いますね。患者さんを尊敬できた時、信頼関係が生まれているのです。まだまだですけど。日頃からスタッフにも患者さんを尊敬していこうねと言っています。もっとも、私はこんなふうにおしゃべりなので患者さんには治療の説明もするけれど、世間話もよくするんです。私自身、患者さんの話を聞くのが、本当に好きなんです。おしゃべりしている時間も長くて、逆に「今、集中してるからちょっと黙っててください」なんて患者さんにお願いすることもあるくらい(笑)。そんなふうに和気あいあいとした雰囲気をこれからも大事にしたいですね。

自由診療費用の目安 自由診療とは 自由診療とは

インプラント:30万円~
マウスピース型装置を用いた矯正:3万円~5万円
全体矯正:65万円~70万円
部分矯正:5万円~35万円



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