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苦痛に配慮した挿入法で
患者の負担軽減に努める内視鏡検査

すどうからだのケアクリニック

(小牧市/小牧駅)

最終更新日:2020/12/22

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  • 保険診療

食道や胃、大腸などの消化器系がんは、いかに早期に発見するかが、その後の回復の見通しに大きく影響するという。しかし、早期のがんでは自覚症状がほとんどなく、自身で体の異変に気づくのは難しい。そこで役立てたいのが内視鏡検査だが、「痛い」「つらい」のイメージで検査に不安を持つ人も多いだろう。そういったイメージを拭い去ろうと、奮闘しているのが「すどうからだのケアクリニック」の熊谷成将院長だ。熊谷院長は総合病院の消化器内科で研鑽を積み、大腸内視鏡検査では痛みの少ない無送気軸保持短縮法を習得、検査機材にもこだわってきた。「なるべく体の負担を軽減し、かつ細密な内視鏡検査を提供していきたい」と話す熊谷院長に内視鏡検査のメリットや、安心して検査を受けてもらう取り組みについて聞いた。(取材日2020年12月4日)

検診・治療前の素朴な疑問を聞きました!

Q内視鏡検査を受けるとどのようなことがわかるのでしょうか?
A

食道がんや胃がん、大腸がんなどの悪性腫瘍の早期発見のためだけに、内視鏡検査をお勧めするわけではありません。がん以外の病気の早期発見にも役立ちます。食道の検査でしたら逆流性食道炎の発見や病状を知ることができ、胃でしたら慢性胃炎の詳しい状態を知ることができます。カメラを通して病状を直接診断することで、より細かな治療につなげられます。また大腸の場合ですと、形や長さを診ることによって、便秘気味であるとか、ご自身の体質を知ることもできます。このように、内視鏡検査でわかることは多岐にわたります。

Q内視鏡検査は痛い、苦しいというイメージがあるのですが。
A

胃の場合、口から挿入する内視鏡だと喉の奥を管が通る時の嘔吐反射がつらい方がいらっしゃいますので、鼻からの挿管も可能です。大腸の検査では、無送気軸保持短縮法を採用しています。これは腸を丁寧にたぐり寄せて内視鏡を進め、曲がった場所も軸を保ちながら真っすぐに入れていく手法です。従来の方法ですと、大腸が引っ張られて痛みが出ますが、この技術だとそういった心配がほとんどありません。空気で大腸を膨らませることは必要最小限にとどめ、送気する場合も腸内吸収が早い二酸化炭素を使用しますので、検査後のおなかの張りも長引きにくいです。どうしても痛みが心配だという人は静脈麻酔で眠ったような状態での検査となります。

Qこちらのクリニックならではの取り組みを教えてください。
A

検査設備は総合病院などで使っているものと同等の先進機材で、公立病院勤務医時代から使い慣れたメーカーの内視鏡を導入しています。特に胃カメラで使用する鼻から入れる経鼻内視鏡はその機種の中でも高解像度のものを選んでいます。大腸内視鏡検査も同じメーカーで管のやわらかさと弾力性も私の手技を発揮できるよう手になじんだものとなっています。検査時には2人の看護師スタッフがついて、安全性に配慮しながら手際良く検査を進めていきます。

検診・治療START!ステップで紹介します

1事前の問診と検査日の予約

内視鏡検査の必要性や検査の流れ、リスクに関して、書面を一緒に見ながらの説明、また健診の結果や、現在の症状、過去の病歴、服用している薬について問診を行う。過去に検査を受けた人はその時の状況や結果も知らせておくといいだろう。「疑問や不安に思ったことはすべて伝えてほしい」と熊谷院長。その後検査日を予約、検査は診療日の午前診療後の時間に行う。

2検査前日は早めに夕食を取る

キノコや海藻類などは避け、前日の夕食はなるべく消化の良いものを食べ、午後7時までに夕食を済ませよう。午後7時以降でも、水分の制限はなく、水やお茶の他、炭酸水やコーヒーを飲んでも問題はないという。大腸内視鏡検査の場合、同院では検査当日に下剤を飲んでもらうので、前日の薬の服用はない。

3検査受付。大腸内視鏡検査は当日朝に下剤を服用

検査受付は午前9時から。大腸内視鏡検査の場合は自宅もしくは、不安な場合は院内にて下剤を服用し待機する。おおよそ2時間ほどかけて飲み、大腸をきれいにする。同院には大腸内視鏡検査を受ける人のために個室待合室とトイレを準備。下剤はスポーツ飲料風味でジュース感覚で飲むことができる。

4内視鏡検査開始

同院の検査開始時間は、午前の診察が終わった午後12時30分から行われる。胃の場合は所要時間5分程度、大腸は15分程度、加えてポリープがあった場合の切除時間を含めると最大で45分程度となる。痛みに気をつけながら内視鏡を動かす前にその都度、院長が声がけをしてくれるので、安心して検査に臨もう。

5検査結果の確認

検査着から着替えて診察室で、検査結果を確認。撮影した画像を見ながらポリープの有無以外にもそれぞれの消化器の様子など説明を受けることになる。ポリープを切除した場合は病理検査の結果が数日後にわかる。一般的に次回の検査については、ポリープがあった人については、念のために1年後の内視鏡再検査を推奨しているが、患者の希望や個々の状態を見て方針を決めている。

ドクターからのメッセージ

熊谷 成将院長

早期発見されれば、胃がんや大腸がんはそれほど怖い病気ではないといえるでしょう。50代くらいから受診される方が多いですが、当院では40歳からの内視鏡検査を推奨しています。先進の検査機器や、検査方法の発達で、体にかかる負担もずいぶんと軽減されました。今後も苦痛がない検査をめざして精進していきたいと思います。会社の健康診断や市の健診などで胃や腸の再検査となった方だけでなく、胃に不快感や痛みのある方、下痢と便秘を繰り返している方は、一度検査を受けてみませんか? 当院では、皆さんが安心して検査に臨めるよう、個々に合わせたオーダーメイドの内視鏡検査を提供していきたいと考えています。

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