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症状や競技種目に応じて目標設定する
スポーツリハビリテーション

ほんじょう整形外科クリニック

(京都市山科区/椥辻駅)

最終更新日:2020/10/01

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  • 保険診療

スポーツをする人にとって大きな不安となるのが、捻挫や打撲などのケガ。日常生活に支障がない程度に症状が改善されても、これまで同様に競技をするのが難しくなる可能性もゼロではない。そんな人々をサポートするのが、スポーツリハビリテーションだ。ただ症状を改善するだけでなく、スポーツで高いパフォーマンスを発揮することも目標に組み込まれたプログラムに沿って、身体機能・筋力・体力の回復を図る。さまざまな環境でスポーツを楽しむ人々を対象に、チーム体制で質の高さにこだわった治療・リハビリを提供する「ほんじょう整形外科クリニック」の本城邦晃院長に、スポーツリハビリの意義や詳細を聞いた。(取材日2020年7月1日)

検診・治療前の素朴な疑問を聞きました!

Qスポーツリハビリと通常のリハビリの違いを教えてください。
A

日常生活で要求される動作と、運動時に要求される動作は異なります。スポーツリハビリは、運動時に要求される筋肉・関節の動きや負荷に応えられる体づくりをめざすリハビリです。症状の改善だけでなく、スポーツで優れたパフォーマンスが発揮できるよう、機能的障害をなくすことも目標としています。患者さんがどんなスポーツをしているのか、これから試合が控えているか否かなどに合わせて個々に目標を設定します。当院では競技に参加する方に限らず、趣味でジョギングや山登りなどのスポーツをする方、部活をしている学生さん、今後スポーツをするために今の障害を治したいという方など、幅広く対応しています。

Qこちらではチーム体制でリハビリを行っているそうですね。
A

医師、理学療法士、アスレチックトレーナーが協力しながらリハビリやトレーニングを行っています。まずは医師が診断して、患者さんのニーズを把握した上で目標を設定します。理学療法士はその目標に達するために必要な過程を考え、プログラムを組みます。リハビリの方法だけでなく、リハビリ前後のケアも指導します。理学療法士がメディカルリハビリテーションを中心に行い、アスレチックトレーナーが障害のケアやスポーツ復帰へのサポートを行います。当院では定期的にカンファレンスを実施して患者さんのリハビリ進行状況、注意点、問題点などの情報を共有し、必要に応じて中間目標・最終目標までのプログラムの再構築をしたりしています。

Qどの程度のケガをしたら整形外科を受診すればいいのでしょうか。
A

ちょっとした打撲や捻挫でも、症状が長引いている場合は受診してもらうのがいいと思います。接骨院や自己処置だけに頼らず、整形外科で精密に診断してもらうのがベストです。きちんと診断・治療せずに放置すると、いつまでも症状が残って思うようなパフォーマンスが発揮できず、それが精神的ストレスにつながることもあります。早期に対応すれば早く治っていたのに、放置したせいで難治性になってしまう可能性もあるので注意しましょう。

検診・治療START!ステップで紹介します

1医師による問診からスタート

問診では、どこが痛むのか、どんなときに痛みを感じるか、他の箇所に痛みはないかなどの自覚症状を探る。ケガをしたきっかけや過去のケガ歴なども詳しくヒアリング。スポーツリハビリの場合は、このケガによってスポーツ中にどんな支障が出ているかもきちんと把握する。気になっていることや不安に思うことがあれば、この段階で遠慮せずに医師に伝えておくことが大切だ。

2画像診断機器を使った検査

問診をもとに診断し、確定のための検査を実施。エックス線検査では症状がある部分に加え、関連する部位も確認し、骨の状態や配列、関節の形を評価する。必要に応じて動きをつけた撮影を行い、関節の不安定さや硬さ、バランスをチェックして機能評価に役立てる。超音波検査では、筋肉や腱などのやわらかい組織や、骨の表面の状態を評価するだけでなく、リアルタイムに動画で見ることも。検査の結果から、リハビリプログラムを作成。

3理学療法士と一緒にリハビリを開始

理学療法士と患者のマンツーマンでリハビリを開始。リハビリテーションへの取り組み方、リハビリテーションルームや機器の使い方なども丁寧に指導してくれる。時間は1回あたり20~40分だが、同院では自主トレーニングができる環境も提供している。また患者は必ずしも毎日通院できるわけではないので、自宅でも取り組めるセルフエクササイズの方法や、身近な用具を使ったトレーニング方法などもレクチャーしてもらう。

4チーム体制で患者の目標をサポート

医師、理学療法士、アスレチックトレーナーのチーム体制を重視する同院では、患者に関するさまざまな情報を共有し、同じ目標に向かって治療・リハビリ・トレーニングを行う。医師と理学療法士が患者の状態・状況について共通認識が得られるよう、医師の診察時に理学療法士も同席し、リハビリの方向性についてディスカッションすることも。リハビリを円滑に進めるためにはチームが目標を共有し、一丸となって取り組むことが重要だ。

5生活リズムに合わせて柔軟に対応

リハビリやトレーニングは事前の計画に沿って進められるが、同院では患者一人ひとりのライフスタイルに合わせて計画を練っている。リハビリを行う時間や回数を決める際には、患者の仕事や学校などの生活リズムを考慮。無理なく継続できる計画を作ることが大切だ。もしリハビリ進行中に環境が変わり、今までの計画の継続が難しくなったら医師に相談しよう。

ドクターからのメッセージ

本城 邦晃院長

まずケガを治すことが大前提ですが、当院ではケガが治った後に、患者さんがご自分でセルフケアしていけるところまでサポートします。そのためリハビリの時間だけでなく、自主トレーニングの時間や、カウンセリングの時間を設けながら進めようと考えています。競技に参加する方だけでなく、趣味でスポーツをしている方も遠慮なく来院してください。患者さんのやっている・やりたいスポーツに合わせて、適切なリハビリ計画を立てて対応していきます。ケガを放置して難治性になってしまわないように、なるべく早めに、どんなことでも気軽に相談してくださいね。

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