東京医科大学病院

三木 保病院長

20190220 bana

2019年7月に、隣接する敷地に建つ新病院への移転を控えた「東京医科大学病院」。経営陣との意見の対立によって日本医学専門学校という私学を退学した450人ほどの学生を救済するため、学祖である高橋琢也氏が中心となって資金を集め、私財を投入して創立した東京医科大学は、「学生が作った大学」だ。当時の精神は今なお受け継がれ、「自主自学」の校是のもと、全職員が協働する“チーム東京医大”として患者とともに歩む医療を実践している。2018年9月にチームのトップに立った三木保病院長がめざすのは、「満足いただける医療」の徹底だ。「新病院への移転はあくまでも通過点であり、医療の原点に立ち戻るきっかけに過ぎない。当院を訪れる全ての人の『ありがとう』を引き出すために、チャレンジャーであり続けたい」と語る三木病院長に話を聞いた。
(取材日2018年12月19日)

患者からの「ありがとう」を心の糧に

―病院長に就任されてからの取り組みについてお聞かせください。

「人間愛に基づいて、患者さんとともに歩む良質な医療を実践します」という当院の理念を、あえて「満足いただける医療の提供」と読み替え、その徹底を促してきました。患者さんに寄り添い歩むのは医療人として当然です。先進医療を行う特定機能病院であるからには、現状に満足せず、常にチャレンジャーの立場からさらなる高みをめざしていかなければなりません。たとえ手術が成功しても、その後の職員の対応にご納得いただけなければ、患者さんの満足度は落ちてしまうでしょう。当院は西新宿という立地もあって、都内外より多様な患者さんが来院されます。そのすべての方に「ありがとう」、「東京医科大学病院で診てもらってよかった」と言っていただけるよう、あらゆるサービスのレベルを高めていく必要があると考えています。

―2019年7月には、新病院への移転が決まっていますね。

はい。延床面積を1.3倍に増やし、病床数は1015床から904床に、より快適な療養生活を実現します。また、集中治療室や手術室の数が増えるので、地域包括ケアシステムのなかで大学病院に求められる高度急性期医療を今以上に充実した設備と施設で行えるようになるでしょう。しかしこうしたハード面よりも私が強調したいのはソフト面、なかでも職員のハートの部分です。医療の現場は肉体的にも、精神的にもつらいことが多々あります。それでも私たちは患者さんが好きで、医療が好きだから、この仕事に就いているのです。この気持ちこそが医療の原点であるといっても過言ではないでしょう。私たちは、この移転を機にこうした意識を新たにし、質の管理のABC「A:当たり前のことを B:馬鹿にせず C:ちゃんとやる」でチームとして再スタートを切ります。病気から解放され、治った体で前向きに生きようを基本に、元気な心になっていただきたいですね。



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