小森矯正歯科

小森昭彦 院長

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新宿駅から徒歩1分という便利な場所に位置する「小森矯正歯科」。先代の父上が1964年にこの場所で開院して以来、地域の患者を見守り続けている老舗クリニックだ。2代目の小森昭彦院長は、物腰も柔らかくとても優しい雰囲気のドクター。お話をしていると、ゆったりと包み込まれたような安心感がある。「患者さんは一人ひとり、口の中の環境も、生活習慣も異なります。しっかりとしたカウンセリングでその方のバックグラウンドを知らなければ、最善の矯正治療はできないと思っています」と語る院長。何より大切にしているというカウンセリングの場でも、きっと患者は緊張せずにコミュニケーションがとれるだろうと感じる。休日はご子息との触れ合いを大切にする優しいパパの顔も持つ院長に、クリニックの治療内容や今後の展望についてお話を伺う。(取材日2013年9月12日)

父の背中を追って矯正歯科の専門医に

―先生のお父様も矯正歯科医師でいらしたのですね。

この医院は1967年に父が開院をしており、私は2代目になります。子どもの頃は、医院に遊びにきては、父が診療する様子をよく見ていました。また父は東京医科歯科大学を卒業後、矯正界ではとても高名な現・東京医科歯科大学名誉教授の三浦不二夫先生のもと、非常勤講師をしていたのです。その関係で医局の先生方とも幼少時から交流がありました。交流といってもバーベキューに参加して遊んでもらったりとかですけれど(笑)。私にとって歯科の存在はとても身近でした。そんな環境もあり、将来は自分も歯科医師になるのかなと漠然と思っていました。でも、その他にもなりたい職業はあったんですよ。

―どのような分野に興味があったのですか?

生物の分野です。子どもの頃から生き物が好きで、カブトムシやクワガタムシなどの昆虫を飼ったり、植物を育てたりしていました。小学生の夏休みの自由研究では、アリ地獄について調べたのを覚えています。家の近くの公園にアリ地獄の穴があって、どのように食べるのかを観察してまとめました。また庭で野菜を育てて、観察日記をつけたりもしましたね。中学、高校に上がっても生物への興味は変わらず、もし歯科の道に進まないなら、遺伝子工学などの研究に携わるのも面白いかなと考えるようになり、理学部や農学部に進んで研究者になりたいとも考えていたんです。もともと興味を持ったことは突き詰めないと気がすまないというか、研究者タイプなのは自分でもどこかに感じていました。高校生でいざ進路を決める段階になっていろいろと悩み、実際には歯学部と、農学・理学部方面のどちらも受験をしました。最終的には父の背中を見てきたこともあって、やはり歯科医師になろうと決意したのです。

―学生時代から、矯正をご専門に決めておられたのですか?

歯学部に進学した時点から、矯正の分野に進もうと考えていました。大学時代はいろいろな分野を学びますが、学生時代、矯正はある程度独立していて、他の歯科とは少し別の治療をするイメージを持っていました。しかし実際に臨床の場に出てみると、矯正は歯科という大きなくくりの中の一つであり、歯科全般の知識が重要になってくることを身にしみて感じました。大学卒業後は、京橋にある高橋矯正歯科診療所に研修医として入り、その後当院に勤務しました。しかし1年ほど経った時、矯正歯科の知識・経験だけではやはり足りないと感じ、新宿の一般歯科に1年間勤めました。その後またこちらに戻ってきたのですが、現在でも歯科全般の治療を臨床で学べた経験はとても有意義だったと感じていますし、その視点は治療に置いても常に意識をしています。

記事更新日:2016/01/24


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