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親子で通う歯科検診
早期のケアで虫歯リスクの低い口腔環境へ

なかじま歯科医院

(新潟市西区/内野西が丘駅)

最終更新日:2021/10/27

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  • 保険診療

歯への関心が年々高まる昨今において、小児をはじめ幅広い年代が利用する予防歯科。住宅街の中にある「なかじま歯科医院」には、子どもの虫歯予防などを目的に、日々多くの親子が定期検診を受けに来るという。中島大院長が大切に考えるのは、まず親に幼少期からの検診の重要性を理解してもらうこと。検査結果や一人ひとり異なる口腔リスク、ブラッシングといったセルフケアの指導に至るまで、念入りに説明するのが信条だ。「お子さんの受診を機に親御さんの口腔内もチェックし、フッ素塗布などを行う場合もあります」と語る中島院長。そこで、親子で同院を受診した場合に心がけていることや、どのような手順で検診を進めていくのか、実際の流れに沿って解説してもらった。

(取材日2021年10月7日)

検診・治療前の素朴な疑問を聞きました!

Q歯科検診は子どものうちから必要なのでしょうか?
A

幼少期から口腔内細菌を減らすことが大人になってからの虫歯予防につながるため、長い目で見ると必要です。とはいえ、お子さん自身でお口の中をきれいにしようと心がけるのは難しいため、親御さんが定期検診の重要性を理解し、親子で通院するのが理想です。皆さんの歯への意識は年々高まっており、お子さんの虫歯を心配してフッ素塗布を希望される方も少なくありません。受診の頃合いとしては、下の歯が生え始めたら一度お越しいただきたいですね。歯磨き方法や食事内容の相談にも乗れますし、将来の口腔環境を見据えたケアもできます。また口腔リスクは人それぞれ異なりますので、お子さんの成長を見守りつつ、適切な指導を行えればと思います。

Qこちらのクリニックの具体的な検診内容を教えてください。
A

基本的な流れとしては、まず歯周病検査を実施します。歯周病は大人がかかる病気と思われがちですが、子どもにもあるのです。次に虫歯の有無や歯並びのチェック、エックス線検査などを行い、お口の中を清掃した後はご希望に応じてフッ素を塗布します。歯茎が下がった箇所は虫歯になりやすく、そこを予防するという意味で、実はフッ素は大人にも有用です。お子さんの検診を機に親御さんにも実施できますから、結果的に多くの患者さんにフッ素塗布をお勧めしていますね。フッ素は4ヵ月~半年ほど歯質の強化に貢献するといわれています。そのため当院では、夏休みや冬休みなど、各シーズンのわかりやすい時期に定期検診をご案内しております。

Q親子で検診に来た際、意識していることなどはありますか?
A

お子さんが嫌がる場合は、すぐに治療を行いません。まずは治療器具を一つ一つお子さんに見せ、使用するシーンや器具の特徴を説明し、段階的に慣れてもらいます。時間はかかりますが、大半の子はこれでうまく治療を受けられるようになりますね。親御さんにも、練習のために何度か通院いただく旨をお伝えした上で治療へ誘導していきます。治療の際は、お子さんが小さいうちは親御さんに同伴をお願いし、成長後も何か問題があった場合や治療後の説明時に一緒に話を聞いていただきます。特に、口腔リスクとその対処法を入念にお話しするのがスタンスです。そのかいあってか、歯への意識が高い親御さんに通っていただけていると感じています。

検診・治療START!ステップで紹介します

1まずは待合室で問診票に記入

受付後、待合室で親が問診票に記入。同院の問診票にはさまざまなチェック項目が設けられており、通常の症状だけでなく、子ども特有の症状や治療に対する要望も伝えることができる。治療してほしい範囲などは親によって考えが異なるため、一人ひとりの希望に応じられるよう工夫しているそうだ。そのほか、アレルギーや服用中の薬の有無もチェックし、必要に応じて自由記入欄も活用する。

2口腔内の状態をチェック

問診票の内容を歯科医師が確認し、実際の口腔内と照らし合わせながら状態をチェック。子どもが口の中を見られるのを嫌がる場合は、親が抱っこするなどして協力して向かう。エックス線検査の目的は、虫歯の進行度合いを調べること。乳歯が虫歯のケースでは、下から生えてくる永久歯があるか、ある場合はどの位置に生えるかを確認してもらう。乳歯が抜けそうな状態であれば、無理に治療を行わず応急処置にとどめることもあるそうだ。

3大きなモニターを見ながら検査結果の説明を受ける

ユニット前の大きなモニターに映された画像や動画を見ながら、検査結果の説明を受ける。同院では、口頭のみの説明よりも説得力が増すという理由から、視覚的に訴える形で説明を実施。また、虫歯の場所と磨き残しのある部位、さらにリスクのある箇所とその対処法を必ず伝えているという。検査の結果、治療の必要があれば治療計画の説明を聞く。歯科医師とよく相談し、治療内容に納得できたら治療へ移行する。

4親がそばにいる中で治療スタート

子どもは集中力が長く続かないため、口腔内の清掃と歯石の除去、フッ素塗布という一連の流れを歯科衛生士もしくは歯科医師がなるべく短時間で実施。子どもの年齢に応じて親が同伴し、隣で治療を見守る。子どもがどんな治療を受けているのかを確認できるため、安心感やより深い理解につながりやすい。

5治療後の説明と今後のメンテナンス指導を受ける

治療後は歯科医師から再度説明を受ける。撮影できた場合は、録画した治療風景を流しながら治療内容を教えてもらえるという。メンテナンス指導では、リスクのある箇所にしっかりアプローチできるよう、フロスの使い方やブラッシング方法、歯磨き粉の選び方について聞く。定期検診では、受診の度に口腔内の写真を撮影。子どもの些細な変化や成長の把握が可能だ。また、子どものおやつの摂取状況を踏まえた食生活指導も受けられる。

ドクターからのメッセージ

中島 大院長

ある程度の年齢まで虫歯にならなければ、食生活が大きく変わらない限り、虫歯のリスクは生涯低いといえます。そのため早期にお子さんの予防を開始し、将来的に虫歯になりにくい口腔環境をつくることが大切です。歯磨きの徹底は歯周病予防にもなりますので、小さいうちから定期検診の習慣を身につけてほしいと思います。ただ、お子さん自ら意識して行動するのは困難ですので、親御さんの歯の知識も必要です。インターネット上での情報収集では客観的な判断がなかなかできませんので、わからないことはぜひ歯科のプロに聞いていただきたいですね。学校検診など、どんなきっかけでも構いませんので、気になることがあれば気軽にお越しください。

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