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たかが頭痛、されど頭痛
病型を見極め予防につなげる頭痛治療

頭とからだのクリニック かねなか脳神経外科

(中野区/新中野駅)

最終更新日:2021/10/12

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  • 保険診療

国内で3~4人に1人が悩んでいるという「頭痛」だが、その原因や病型を精査し、頭痛を遠ざける・起こさせない「予防」に尽力しているクリニックがある。「頭とからだのクリニック かねなか脳神経外科」の金中直輔院長は、頭痛に特化した外来を設け、問診と画像診断をもとに頭痛の病型を見極めながら治療を進めている。多くの患者が悩む「一次性頭痛」では、頭痛を遠ざけて予防することを目的に、定期的な通院で症状をチェックし、専門的視点で薬をコントロールする。めざすのは「笑顔で帰れる頭痛診療」だ。近隣の大規模病院との連携も強化し、命に関わる「二次性頭痛」の場合でも迅速に対応できる体制も整備。「たかが頭痛、されど頭痛。検査の大切さと予防について知ってください」と話す金中院長に話を聞いた。

(取材日2021年9月24日)

痛みの強い「一次性頭痛」と命に関わる「二次性頭痛」。病型を知ることで発症予防につなげる頭痛治療

Q「笑顔で帰れる頭痛治療」をめざしていると伺いました。
A
1

▲頭痛を遠ざける・起こさせないことを治療方針とする当院

はい。すべての頭痛にあてはまるわけではありませんが、特に慢性的な頭痛にお悩みの患者さんに向けてのコンセプトです。まずは頭痛の病型を見極め、その上で痛みと戦わないというのが当院の治療方針です。頭痛を遠ざける・起こさせない、つまり「予防」ということになりますね。頭痛に悩むことがなくなれば、日常生活の質は上がり、患者さんは笑顔を取り戻します。当院はそこをめざしているのです。

Q頭痛の種類について教えてください。
A
2

▲命に関わる「二次性頭痛」の場合でも迅速に対応できる体制も整備

頭痛には「一次性頭痛」と「二次性頭痛」というものがあります。MRIなどで画像診断を行った際に、画像上では原因がわからない、あるいは他疾患との因果関係が説明できないのが「一次性頭痛」、反対にはっきりとわかるのが「二次性頭痛」です。原因不明で痛みも強い「一次性頭痛」ですが、命に関わることはありません。緊急で診断・治療が必要となるのは「二次性頭痛」で、くも膜下出血や脳動脈解離、脳腫瘍などによって頭痛が引き起こされている状態です。特にくも膜下出血の場合、突然にハンマーで殴られたような後頭部や後頸部の痛みが起こり、半数以上が命を落としたり、7割以上が後遺症を残したりします。

Qたかが頭痛と放置してはいけないのですね。
A
3

▲長引く頭痛はクリニックを受診してほしいと話す金中院長

国内では3~4人に1人は頭痛持ちだといわれています。ご自身で頭痛が多いと感じる、もしくは市販薬を飲む頻度が高いようならば、放置せず一度、頭痛診療に力を入れているクリニックを受診してください。自己判断は禁物です。その頭痛の裏に病気が潜んでいるかどうかは、検査をしないとわかりません。もし命に関わる「二次性頭痛」だったとしても、原因さえ突き止めれば治療を進めることができるのです。患者さんが来院するきっかけで多いのは「長引いている」「痛みがとても強い」という症状。発症時期が明確で長引くケースは「二次性頭痛」の可能性も高く、注意が必要です。

Q子どもの頭痛で気をつけるべき点を教えてください。
A
4

▲頭痛は適切な治療を行うことで予防につなげることができる

いつから・どのように・どんな場所が・どの程度。また入浴や就寝など日常生活の中で、何をしているときに悪化し、何をすれば和らぐか。お子さんの頭痛の状態を親御さんが把握してあげてください。問診時に聞き取れる情報が多いほど、正しい診断につながります。頭痛で受診される子どもさんは、その多くが「片頭痛」や「起立性調節障害」に悩んでいます。子どもの場合は症状をうまく伝えられず、それが学校生活にも支障を来してしまいます。頭痛が原因で登校できないことを「怠けている」と捉えられてしまうこともあるでしょう。頭痛は適切な治療を行うことで予防につなげることができます。早めに相談にいらしてください。

Qこちらでは、どのように治療を進めているのでしょうか?
A
5

▲患者の情報からMRI・CTで脳や血管の状態を確認し、治療開始

まずは患者さんから聞き取った情報をもとに、必要に応じてMRI・CTで脳や血管の状態を確認します。重篤な病気が見つかった場合は、大規模病院と連携してすぐに治療を進めます。重篤な病気を否定し、急を要さないと判断した場合に、その頭痛の病型に沿った治療に移ります。頭痛の治療には「起きてしまった痛みの緩和」と、「頭痛を遠ざけ、起こさせないことを目的とした予防」がありますが、当院では後者に力を入れています。多くの方が悩む「一次性頭痛」は見えない相手と戦うようなもの。定期的な通院で痛みの頻度や度合いをチェックし、患者さんの症状に合わせて薬をコントロールしています。

ドクターからのメッセージ

金中 直輔院長

突発的であったり慢性的であったり、頭痛のタイプは幅広く、多くの方がその症状に悩んでいます。たかが頭痛、されど頭痛。自己判断や放置をせずに頭痛診療を行っている医療機関で検査を受けてください。ご自身の頭痛の病型を知るところから治療が始まります。さらにいえば、血管の状態を知っておくことは健康管理の面でもプラスです。例えば動脈硬化や椎骨動脈解離は画像上でよく見られる所見ですが、動脈硬化は脳卒中を引き起こしますし、椎骨動脈解離がくも膜下出血につながることもあるんですよ。当院は頭痛に特化した外来ならではの専門的な治療で、皆さんから頭痛を遠ざけ、笑顔ある日常生活のためのお手伝いをしています。

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