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平手 亮次 院長の独自取材記事

つきしま矯正こども歯科

(中央区/月島駅)

最終更新日:2023/09/29

平手亮次院長 つきしま矯正こども歯科 main

最寄りの都営大江戸線・月島駅から徒歩5分、勝どき駅からも徒歩5分の場所にある「つきしま矯正こども歯科」。矯正歯科と小児歯科を構え、地域のファミリー層や会社勤めの人たちが多く利用する歯科医院だ。平手亮次院長は、治療期間中もできるだけ快適に楽しく過ごせるよう、患者とのコミュニケーションを大切にすると同時に、「最終ゴールはきっちり成果を上げて患者さんに満足していただくことなので、診療の一つ一つのプロセスも重視しています」と話す。インタビューでは同院の特徴や、診療の際に心がけていること、そして今後の展望についてじっくりと話を聞いた。

(取材日2022年1月11日)

治療も接遇も、患者ごとにパーソナル対応を心がける

先生のご経歴と開院の経緯について教えてください。

平手亮次院長 つきしま矯正こども歯科1

大学院を卒業した後は大学病院の矯正歯科だけでなく、約10ヵ所ほどの一般歯科の歯科医院、矯正専門の歯科医院に勤務し、技術を磨いてきました。その中で月島の歯科医院でも働いていたのですが、近隣の患者さんは一般的な歯科治療だけではなく咬み合わせの重要性をご理解いただける方がとても多いと感じました。加えてファミリー層も多い地域なので、小児歯科を専門とする妻にもぴったりだと思い、月島での開院を決めました。

こちらの歯科医院の特徴を教えていただけますか。

矯正歯科と小児歯科に特化した歯科医院です。矯正歯科は私が、小児歯科は副院長でもある妻が担当します。「得意なものをより得意に」という考えのもと専門分野を生かした診療を行っているのが当院の特徴です。矯正は子どもから成人まで対応しており、成人の方でむし歯治療やインプラント治療などが必要な場合は、信頼できる月島の歯科医院をご紹介しているので、近隣で医療連携しながら専門的な治療を提供できるという点も特徴の一つだと思います。このように矯正と小児以外の診療についても専門家が対応しておりますので、安心して来院していただきたいですね。

診療方針を教えてください。

平手亮次院長 つきしま矯正こども歯科2

診療で心がけていることは「正確な診断と丁寧な治療」そして、「いつも楽しく」ですね。また、何かあったときにすぐに患者さんが聞けるよう、コミュニケーションをしっかりと取ることを大切にしています。なんでも言える関係性であれば、患者さん自身がわからないことをすぐに相談してくれるので、不安を感じることなく治療を進められます。矯正はある程度長い期間のお付き合いとなりますので、期間中も快適に、できれば楽しく過ごしてもらえればと思っています。また、小児歯科の場合は、お子さんにとって歯科医院が怖い場所になってしまわないよう気をつけています。例えば、ぐずってしまって治療に入れないこともありますが、その日は椅子に座ってもらって、環境に慣れてもらうトレーニングだけをすることもあります。

矯正に用いるマウスピース型装置の選び方は慎重に

患者さんはどのような動機から歯列矯正を受けられるのでしょう?

平手亮次院長 つきしま矯正こども歯科3

お子さんの場合は、親御さんが歯並びを気にして相談に来られることが多いです。小学校低学年だとまだ自分の歯のことを気にするお子さんは少ないです。しかし、高学年になるにつれて見た目を気にしてか、自分の歯並びに興味を持つことも多くなります。小児矯正の治療開始のタイミングに関しては、その子の成長度合いや上下の顎の位置、全体のバランスなどによって個人差があります。また成人の患者さんの場合は、見た目にコンプレックスを感じていらっしゃる方のほか、咬み合わせなどの機能的側面の悩みを抱えている方も、矯正の相談をしてみようと考えられるようです。

最近では矯正のニーズも高まっているようですね。

近年は矯正のニーズが高まっている気がします。中でもマウスピース型装置を使った矯正は装置が透明で目立ちにくいことに加えて、自分で取り外しができるということもあってよくご相談をいただきますね。当院では、マウスピース型装置以外にもさまざまな矯正装置を取り扱っており、患者さんのお口の状況や生活面でのご状況などからそれぞれに合った矯正法をご提案しています。その際に私が重視しているのは、しっかりと説明すること、そして矯正する理由をご自身で理解して納得された矯正法を選んでいただくことです。「顎と口腔内の状態が今こうなっているから、こういう矯正治療が必要ですよ」というように理由をお話しして、ご納得していただけるようしっかりと説明しています。

こちらでは、矯正時さまざまな処置に対応していると聞きました。

平手亮次院長 つきしま矯正こども歯科4

大人の矯正では症例にもよりますが、数年後に引っ越しを予定されている方や大学卒業前までに矯正を終わらせたい方など、できるだけ短期に終えたいとご希望の方には、矯正期間の短縮をめざせる処置を選択肢の一つとしてご提示することもあります。例えば、歯茎に複数の穴を空けて矯正用アンカースクリューと呼ばれるチタン製の小さなネジを挿入し、それを土台にして歯を効率的に動かしていくことを図る方法です。また、外科処置が必要な患者さんには、歯を支えている骨の一部を取り除いたりする処置も対応しています。結果的に、これらの処置をすることにより短期間で矯正を終えられることも考えられます。まずはお気軽に相談していただければと思います。

いかに快適に診療を継続してもらえるかにこだわる

小児歯科を標榜していることも大きな特徴ですね。

平手亮次院長 つきしま矯正こども歯科5

小児歯科を受診したお子さんに矯正が必要だと判断すれば、副院長や私からお話をさせていただく場合もあります。副院長や歯科衛生士が診療やケアをする中で気になる点があれば、矯正専門の私にすぐ相談できるのも当院の特徴です。また、当院ではお子さん向けの予防プログラムである会員制キッズクラブを設けています。内容としては、歯のクリーニングやフッ素塗布のほか、唾液検査によってむし歯菌や唾液の質などを把握し、その子に合った歯磨き粉や歯ブラシの選び方などのホームケアの方法をアドバイスしています。唾液検査については、より良い口腔ケアのために、大人の患者さんにも行っています。興味のある方はぜひお声がけください。

歯科衛生士などのスタッフについても伺います。

歯科衛生士を増員し、常勤3人と非常勤2人の体制にしてケアの質や技術のレベルの向上を図っています。矯正歯科ではワイヤーを外す処置など一般歯科とは少し違ったスキルも求められます。そのため私からは、基礎的な矯正歯科における技術指導を行うほか、ワイヤー装置、マウスピース型装置をされている患者さんそれぞれに必要なクリーニングの仕方についてもレクチャーしています。私から「勉強しなさい」とは言わなくても、各自でちゃんと自主的に勉強会も開いてくれています。常にスキルアップを図るスタッフがいてこそ、治療のクオリティーが向上していきますし、より良い診療がご提供できると考えています。

最後に読者へのメッセージをお願いします。

平手亮次院長 つきしま矯正こども歯科6

患者さんもスタッフも楽しく過ごせて、なおかつしっかりと成果まで出せるクリニックをめざしています。そのため力を入れているのは、患者さんにとって「治療に行きたい」「行くのが楽しみ」と思ってもらえるような雰囲気づくり、スタッフも仕事を楽しめるような環境整備です。一番大切にしていることは、患者さんに「なぜ矯正をしたいのか」を考えていただいた上で、自分自身が納得する矯正法を自分で選んでもらうことです。お口の中や顎に関してお悩みがあれば、私もスタッフも気軽に相談できる存在でいたいと心がけていますので、何なりとお声がけいただければと思います。矯正は子どもでないとできないと思われがちですが、年齢による制限はありません。ご家庭のことやお仕事がひと段落したタイミングでご相談される方もいらっしゃいます。興味があれば一度ご相談にいらしてください。

自由診療費用の目安

自由診療とは

表側のワイヤー矯正/99万円~、裏側のワイヤー矯正/143万円~、マウスピース型装置を用いた矯正/121万円~、部分矯正/11~66万円、外科的処置を併用した矯正(片顎)/16万5000円~、唾液検査/1回3300円
※ 基本料金は治療期間内であれば金利、手数料なしで分割でのお支払いも可能です。

※歯科分野の記事に関しては、歯科技工士法に基づき記事の作成・情報提供をしております。
マウスピース型装置を用いた矯正については、効果・効能に関して個人差があるため、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。

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