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田中 祐希 院長の独自取材記事

三鷹駅前内科・糖尿病クリニック

(三鷹市/三鷹駅)

最終更新日:2020/01/14

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「三鷹駅前内科・糖尿病クリニック」は三鷹駅南口のデッキから直接入れるビルの3階にある、アクセスしやすいクリニックだ。院長の田中祐希先生は東京女子医大の糖尿病センターで経験を積んだ日本糖尿病学会糖尿病専門医。風邪などの一般内科や健診、経験を存分に生かした糖尿病治療をより身近なクリニックで行っている。院内は診察室に広いスペースをとり、ゆったりと落ち着ける雰囲気。院長の好きなジャズが静かに流れ、リラックスできる。開院して8ヵ月、「まだまだ発展途上」と話す院長に、新しいクリニックにかける思いを聞いた。
(取材日2019年12月25日)

自分自身が通いたいと思うこだわりのあるクリニック

ロゴマークにはいろいろな思いが込められているとお聞きしました。

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クリニックの理念をロゴマークに込めたいと随分頭を悩ませました。グリーン、ブルー、オレンジのパズルのピースがそれぞれ人の形をして支え合っているイメージです。これはみんなの幸せを応援するクリニックでありたいという当院の基本理念を表しています。グリーンは緑豊かな三鷹で気軽に頼れる身近な存在であることを、ブルーは糖尿病啓発のイメージカラーを、オレンジは患者さんの不安に親身に寄り添う温かさをイメージしています。右下のピースが欠けた部分は、『われわれは常に未完成で、目標を持ってより良い未来へ』という気持ちをこめて、あえて空白にしてあります。

三鷹駅からクリニックのあるビルの入り口まで直接続いていますね。

開院にあたって、患者さんの利便性を大事にしたいと考えました。駅からの近さはもちろんですが、支払いもクレジットカードやQRコードでの決済ができるようになっています。患者さんがお待ちになる時間をなるべく快適に過ごしていただけるよう、待合室はホテルのラウンジをイメージした落ち着いた空間にして、私の好きなジャズを静かに流しリラックスしていただけるようしつらえています。診察室には待合室の様子が確認できるモニターがあり、それを見ながら私自身が患者さんをお呼びしています。患者さんの立場になって、自分自身が通いたいと思えるクリニックにしていきたいと思っています。

先生は糖尿病がご専門だそうですが、患者さんはどういった症状の方が多いのでしょうか。

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糖尿病のほか、高血圧、脂質異常症などの生活習慣病の患者さん、風邪や胃腸炎、花粉症の一般内科や健診でいらっしゃる方もいます。駅から直結ですので、お立ち寄りいただきやすいのか幅広い年齢層の患者さんにお越しいただいております。

患者さん向けに勉強会も開いているとか。

不定期ですが、昼の休み時間を利用して、待合室で勉強会を開いています。テーマは糖尿病に限らず、「風邪をひかないためには」といった身近なことを取り上げています。直近では「年末年始の過ごし方」というお話をしました。ご馳走のおいしい時期ですから、食べ過ぎないようにという注意ですね。こういった情報発信は折々にテーマを立ててこれからも続けていきたいと考えています。

糖尿病治療に力を入れる

糖尿病についてはどのような治療が受けられるのでしょうか。

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糖尿病治療は、食事、運動、薬と三つの柱から成り立っています。どれも大事な要素ですが、中心はやはり生活習慣の改善です。検査結果の数字だけをみるのではなく、いかに患者さんの生活習慣をいい方向にもっていくかということに力を注ぎ、食事や生活の見直しにかなりのウエイトを置いています。生活習慣というのは長い間に身についてきたものですから、急には大きく変えられないこともあります。まずはできることから、これだったらできるかもというところからスタートします。それが習慣として定着してきたら、更にもう一つできそうなことにチャレンジし、段階を踏んで進めています。

患者さんの協力も必要になりますね。

今お話したように、治療の柱は「何を食べ、どのような運動をして、どのような薬を使うか」なのですが、お一人お一人体の状態や生活の様子が異なります。患者さんそれぞれに合う薬、合わない薬があり、実行できる食事、難しい食事があります。例えばお勤めの方には毎回できることとできないことがありますよね。そういったことも含め、治療の主役はあくまで患者さんなんです。患者さんがどういった行動をとるのか、ご自身で納得してお決めになることが大事です。

そういった治療において心がけているのはどういったことですか。

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治療では患者さんがご自身のために必要なこと、実行したほうがいいことを十分理解し、納得した上で続けていくことが重要になります。そのことをいかにわかりやすくお伝えするかが、私たちの仕事です。「なんだかわけがわからないけれど、とりあえずやれと言われているから」というのではなく、「これはこういうことで、だから必要なんだな」と納得して取り組んでいただくために、できるだけわかりやすくお話するようにしています。まず今の状態を知り、この部分がよくないと確認する。その上で、こういう状態だとこういった疾患が心配だと見通しをお話しし、よくない部分を改善するにはこういった治療法があり、さらにこれは実行できそうだけれど、こちらはちょっと難しそうだというふうに、一つ一つ順を追ってお伝えしています。一番よくないのは何のために治療しているのかわからないことですから。

無理なく続けられる治療をサポート

先生はなぜ糖尿病をご専門になさったのですか。

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糖尿病を専門にしたのは、生活に密着した疾患だからです。何を食べ、どういう生活を送っているかが要になります。私自身患者さんと話をするのが好きなので、患者さんに寄り添う治療という意味でも魅力的だと感じました。

何か実践している健康法はありますか。

患者さんにいろいろアドバイスをしている立場上、私自身も食生活には気をつけています。やはり野菜が不足してしまいがちなので、朝昼晩とサラダや野菜スープなどで野菜をしっかり食べています。ヘルシーなタンパク質を補う意味では、お豆腐をなるべく食べるように心がけています。基本的には妻が食事を作ってくれるのですが、自分でも豆腐サラダを作って食べたりします。ずぼらな私でもすぐできるので皆さんにもお勧めしたいですね。後は子どもと遊ぶのもいい運動になります。1歳5ヵ月の子どもを肩車したままスクワットをしたりします。体にかなり負荷がかかりますが、子どもは大喜びで一石二鳥です。

最後に読者へのメッセージをお願いします。

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糖尿病の患者さんは非常に増えていて、珍しい疾患ではなくなっています。ですので、そう診断されても悲観することなく早めにご相談ください。ただ、治療は風邪や肺炎のように一定期間だけのものではなく、生活習慣を見直しながらずっと付き合っていくものです。いかに無理なく、続けられるかがポイントになります。何かを我慢するということではなく、自然にそれが習慣となり当たり前になっていくことが大事で、患者さんのご意向も大切にしながら、治療法を提案しています。私たちも精一杯フォローしますので、二人三脚でめざすところを決め一緒に治療していきましょう。

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