関内いしだ整形外科・脊椎クリニック

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石田航院長
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いつのまにか骨折にも注意
知っておきたい骨粗しょう症

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保険診療

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骨の強度が低下して、骨折しやすくなる病気“骨粗しょう症”。骨粗しょう症により骨がもろくなると、つまずいて手や肘をついたり、時にはくしゃみをしたりというような、わずかな衝撃で骨折してしまうこともある。直接命に関わる病気ではないが、骨粗しょう症による骨折から歩けなくなったり寝たきりになったりして、介護が必要になってしまうことも少なくなく、高齢化社会の中で、その予防や治療が重要とされている。「関内いしだ整形外科・脊椎クリニック」石田航(こう)院長は、脊椎疾患の専門家で、骨粗しょう症による“いつのまにか骨折”にも詳しい。高齢になっても自立して過ごすために、若いうちから骨粗しょう症を予防し、適切な治療を受けてほしいと言う石田院長に話を聞いた。(取材日2019年6月3日)

閉経後の女性やダイエット経験者は要注意。骨の状態を知り、適切な予防や治療で、いつのまにか骨折を防ぐ

まず、骨粗しょう症とは、どんな病気なのか教えてください。

1 ▲骨粗しょう症による“いつのまにか骨折”にも詳しい石田院長 骨粗しょう症は、骨の強度が低下して骨折しやすくなる病気です。原因となる明らかな疾患がなく、主に女性ホルモンの低下や加齢によって引き起こされる原発性と、特定の病気や薬の影響によって二次的に起こる続発性がありますが、多くが原発性といわれます。骨の強度を規定する要因としては骨密度(骨量)と骨質があり、骨の強度は70%が骨密度、30%は骨質に影響されるとの考えもあるため、まず骨密度検査を行うことが一般的です。以前は、症状がないのであまり治療は必要とされていませんでしたが、放置すると将来に影響があることがわかってきたので、最近は若いうちから検査を受け、適切な予防や治療を受けることが勧められています。

病気に気づかず放置しておくと、どんなリスクがありますか。

2 ▲充実した検査機器、医療設備を導入している 骨粗しょう症は自覚症状がなく、知らないうちに進行し、転倒やくしゃみなどのわずかな衝撃でも骨折しやすくなります。自分の体重に背骨が耐えきれなくなり気づかないうちに背骨がつぶれてしまう“いつのまにか骨折”が起こることもあります。65歳以上の女性に多く、背中が曲がっている人、20代に比べて身長が2cm以上低くなった人は骨折している可能性もあります。1箇所でも骨折していると周りの骨に負担がかかり、さらに骨折しやすくなるのも特徴です。骨折が進むといっそう体が曲がり歩行困難になり、内臓にも影響するなど生活の質の低下につながります。早いうちに骨粗しょう症の検査を受け、ご自分の状態を把握することが重要です。

どんな人が骨粗しょう症にかかりやすいのですか。

3 ▲丁寧な説明を受けながら検査や処置を受けることができる 加齢に伴い、誰でも骨の量は減るのですが、みんなが同じように減っていくわけではありません。女性はもともと骨が細い上、閉経によって骨を作るのを助ける女性ホルモンの分泌が減るため、閉経後の女性は特に骨粗しょう症にかかりやすくなります。また大腿骨骨折や頚部骨折を経験した家族がいる場合は、骨粗しょう症にかかりやすい体質である可能性が高くなります。さらに痩せ型、偏食によるカルシウムやビタミンDなどの不足、運動不足、アルコールやコーヒーの取り過ぎ、喫煙、日光照射不足なども骨粗しょう症の危険因子とされています。骨量は20代でピークになるので、10代でダイエットをした経験のある人もリスクが高くなります。

骨粗しょう症の検査や治療について教えてください。

4 ▲全身型骨密度検査機器やレントゲンを導入している 骨粗しょう症は、骨密度検査と骨折の有無によって診断します。骨密度測定に標準的に用いられるDXA(デキサ)法は、エネルギーの低い2種類のエックス線を使って骨量を測定する方法で、背骨の腰に近い部分(腰椎)と大腿骨近位部の2つの部位の測定が推奨されています。また背骨(胸椎や腰椎)のエックス線写真を撮り、骨折や変形の有無、骨密度の低下の有無を確認します。血液検査で、骨の新陳代謝の速度を調べることもあります。骨粗しょう症の治療は、骨密度の低下を抑え、骨折を防ぐことを目的として行います。治療の中心は薬物治療ですが、食事療法や運動療法も平行して行い、骨強度を高めていくことが重要です。

骨粗しょう症を予防するにはどうすれば良いのですか。

5 ▲ぜひ若いうちから骨粗しょう症の検査を受けてほしいと話す院長 骨粗しょう症は生活習慣と深くかかわる病気です。まず栄養やカロリーのバランスの良い食事を規則的に取るのが基本です。カルシウムやビタミンD、ビタミンKなど骨の形成に役立つ栄養素を積極的に取りましょう。カルシウムとビタミンDを同時に取ることで腸管でのカルシウムの吸収率アップにつながります。タンパク質の摂取量が少ないと骨密度低下を助長しますので、意識して取ることも重要です。また骨は負荷がかかるほど骨を作る細胞が活発になり、強くなる性質がありますので、体の状態に合わせて無理なく続けられる運動を行うことも大切です。ただし骨粗しょう症治療中の方や膝に痛みのある方は、医師に相談してから運動を始めてください。

ドクターからのメッセージ

石田航院長

私は“いつのまにか骨折”を数多く診療し、骨粗しょう症が圧迫骨折など他の疾患にも影響することを痛感し、骨粗しょう症の検査や診療を重視するようになりました。骨粗しょう症が進行すると、背中が曲がり歩きにくくなることで、生活の質の低下につながり、骨折によって寝たきりになることもあります。若いうちから骨粗しょう症の検査を受け、必要な治療や予防を始めることが必要です。当院ではDXA(デキサ)法など精密な検査を行い、治療についてもさまざまな薬の種類や投薬方法から、適したものの提案を心がけています。高齢になっても元気に過ごすために、ぜひ骨粗しょう症の検査を受け、予防や治療に取り組んでいただきたいと思います。

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