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痛みや不安を我慢しないで
泌尿器の変化に気づいたら早めの受診を

高山泌尿器科月の浦クリニック

(大野城市/春日原駅)

最終更新日:2021/06/10

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  • 保険診療

排尿時に痛みを感じる、血尿が出る、尿が漏れるなど、尿にまつわるトラブルを抱えている人は少なくない。しかし、こうした泌尿器の悩みはデリケートな問題だけに、なかなか他人に相談しにくいものだ。特に女性の場合は、恥ずかしさから受診をためらっている人も多いのではないだろうか。「おかしいなと感じたら1人で我慢せず、できるだけ早く受診してほしい」と語るのは「高山泌尿器科月の浦クリニック」の高橋康一院長。同院では女性泌尿器科外来を設け、誰もが気軽に通えるよう配慮を行き届かせており、訪れる患者の男女比は1対1だという。同院の高橋院長に、早めに受診することの大切さや、幅広い世代に無理なく通ってもらうための工夫について話を聞いた。(取材日2021年5月15日)

小児から高齢者まで、男女問わず「通いやすさ」を大切にするクリニック

Q泌尿器科というと、男性が通うイメージがあるのですが。
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▲「いつもと違う」と感じたらすぐ相談に行くことが大切

男性の場合、年齢を重ねるにつれて前立腺肥大症などの排尿障害が起こりやすくなるため、そのようなイメージを持たれやすいのでしょう。50歳を過ぎれば、前立腺がん検査の受診も必要となってきます。しかし、女性であっても過活動膀胱や骨盤臓器脱(性器脱)により排尿障害が起こりますし、決して男女差のある診療科ではありません。実際、当院での男女比は半々くらいです。また、泌尿器科の病気は高齢者特有のものではなく、お子さんの夜尿症、若い女性の膀胱炎、若い男性であれば性感染症や慢性前立腺炎など、幅広い年齢層に存在します。お子さん、ご高齢の方、男性も女性も、どなたでも気兼ねなくお越しいただきたいと思います。

Qこちらでは、女性も気軽に通える工夫がされているのだとか。
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▲女性にとってデリケートな悩みだからこそ受診しやすい環境に注力

開業した当初から女性が来られることを前提として、受診しやすい環境づくりに力を注いできました。つらい症状があっても「恥ずかしいから」という理由で我慢している、潜在的な患者さんはたくさんいらっしゃるでしょう。そんな方が気軽に受診できるように、女性泌尿器科外来を設け、週に2回、女性医師による診察を行っています。もちろん困ったことがあればいつでも相談に来られて結構です。正しい診断を下すために腹部触診をさせていただきますが、事前に必ずその旨をお伝えしますし、不必要な露出もありませんのでご安心ください。また、尿漏れや尿失禁でお悩みの方を対象に、女性理学療法士による骨盤底筋指導も行っています。

Q実際はどのような症状で来院される方が多いのでしょう?
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▲患者が自身の病気を理解できるようにわかりやすい説明を心がける

排尿時の痛み、残尿感、頻尿、腰痛、尿が漏れやすい、あるいは出にくい、尿の色が違うなど幅広い症状の方が来院し、尿検査、診察、必要に応じた検査を行い診断をつけます。前立腺肥大症などの良性疾患だけでなく、腎臓がん、膀胱がん、前立腺がんなどの治療も行っています。手術や緊急の処置が必要な際も、当院の本院である高山病院への紹介が可能です。紹介といえどそちらに任せきりというわけではありません。当院でがんが発覚した患者さんの場合、私自身が本院での手術・治療に加わり、症状が落ち着けば再びこちらでの治療に移ったりと、検査・診断から治療、術後のフォローまで、私の目の行き届く範囲でしっかり診療させていただきます。

Q先生が得意とされている治療について教えてください。
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▲ひそかに進行することもある泌尿器科の病気。早期発見が重要

専門は尿路性器感染症です。尿路に細菌が住み着いて、炎症を起こしたものを尿路感染症といい、代表的なものに膀胱炎、腎盂腎炎などがあります。淋菌やクラミジアなどによる尿道炎が性感染症です。軽く考えられがちですが、適切な治療を受けないと命に危険が及ぶこともある病気です。排尿の異常に伴って痛みや発熱がある場合は、尿路感染症が疑われるので、速やかに受診していただきたいです。抗生物質による治療が基本になりますが、安易に薬を出すのではなく、その裏に別の病気が潜んでいないかをしっかり見極めた上で治療を進めていくようにしています。尿路感染症に限らず、不必要な検査をしない、余計な薬を出さないのが当院の方針です。

Q排尿障害についても教えてください。
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▲泌尿器科の専門医療機関として、健康講座なども行っている

排尿サイクルが正常に機能していない状態で、尿が出にくい、漏れる、近いなどの症状が見られます。原因としては、物理的に尿道が閉塞して排尿が困難になっている場合と、神経障害があって尿が出にくい場合があります。男性は前者、女性は後者のケースが多いようです。排尿障害に悩んでいても、多くの方が1人で我慢しています。しかし、放っておくのは危険です。腎臓に負担がかかり、腎機能障害が起こる可能性があります。また、男性の場合は前立腺がんが隠れていることもあるので、詳しい状態を調べることが大切です。薬による治療で改善が見られない場合は手術という方法もあります。まずは一度、受診していただくことをお勧めします。

ドクターからのメッセージ

高橋 康ー院長

泌尿器科にはいろいろな病気があり、時には命に関わる場合もあります。いつもと違うことが1回でもあれば、ためらわずに受診していただきたいです。初めての診察で、いきなり痛い検査をすることはありません。皆さんに安心して治療に臨んでいただけるよう、事前に詳しく説明して、ご納得いただいた上で診療を進めていきます。薬一つ出すにしても、どういった症状を改善する目的で使うのかを明確にしてから、処方するようにしています。良くなったと思って途中で通院をやめてしまう方がいらっしゃいますが、再発したり悪化したりする可能性があります。薬の効果を確認するためにも再診は重要です。最後までしっかり治療を続けましょう。

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