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定期的なメンテナンスが大切
歯周病の治療と予防

まつもと歯科

(横浜市港北区/白楽駅)

最終更新日:2021/01/27

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  • 保険診療

30代以上の約8割が罹患しているとも言われ、今や国民病として知られるようになった「歯周病」。予防意識の高まりとともに、歯科での歯のクリーニングに取り組む患者が増える一方、放置したまま症状が悪化の一途をたどり、歯を支える骨にまで炎症が広がった末に歯が抜け落ちてしまうケースもまだ多いのだそう。東急東横線の白楽駅から徒歩3分の「まつもと歯科」では、短いスパンでクリーニングとケアを継続的に行う歯周病治療を提供。患者自身が症状の改善ぶりを実感できるように努め、通院のモチベーションを保てるよう後押ししている。院長の松本真宜先生に、歯周病を引き起こす原因や症状、実際の治療の進め方、通院の頻度、家庭でのセルフケアのポイントなどについて詳しく聞いた。 (取材日2021年1月8日)

歯石除去をはじめとしたクリーニングと並行して、歯科衛生士によるブラッシング指導も徹底

Q歯周病はどのような病気なのでしょうか?
A
1

▲歯周病は気づかないうちに進行してしまうこともある

歯周病は、ブラッシング時の磨き残しによって口腔内に残された汚れに含まれる細菌が、歯ぐきや歯を支える歯槽骨に炎症を引き起こし、歯を土台から脅かす病気です。自覚症状がないまま静かに進行し、歯ぐきの腫れや出血、口臭などの症状が気になり始める頃には、10段階評価で言う4~5程度まで進んでいる状態になっていることが多い。そのまま放っておくと、まるで坂道を転げ落ちていくかのように急激に悪化していきますので、通院による歯石の除去などのクリーニングと、ご家庭でのブラッシングや歯間ケアを並行して取り組むことによって、できるだけ進行を食い止めていくことが大切です。

Q歯周病は若年層にも広がりを見せているようですね。
A
2

▲若年層でも歯周病の危険性があると訴える

若年層に歯周病が増えてきているということではなく、歯周病の認知度の高まりとともに、若い世代でも気にして積極的に受診する方が増えてきました。その結果として、20代でも歯周病の前段階である「歯肉炎」の状態にある方がたびたびいらっしゃいます。歯肉炎の段階で気づいてケアを始めれば、歯槽骨が溶けて歯を失ってしまうといった深刻な歯周病に陥るリスクを回避することができますから、やはり定期的な受診で歯周病につながるような兆候を見逃さないことが、一番の予防法と言えます。特に最近はマスクをつけている時間が長く、自分の口臭を以前より感じやすくなったことで受診に至るケースが多いようです。

Q実際の治療はどのように行われるのでしょうか?
A
3

▲一人ひとりに合わせた治療を行う

具体的な治療内容としては、ブラッシング指導から始まり、歯石を除去して、その状態を維持していくことの大切さを患者さんに理解していただくといった流れになります。症状がある程度進んでしまっている場合は、週に1回程度、計5~6回ほど通院していただき、クリーニングを繰り返し行っていきます。また、噛み合わせが強い場合や歯ぎしりの癖がある方は、歯を支える骨に過度の負担がかかることで歯周病も進行しやすい傾向がありますから、必要に応じて噛み合わせの調整や、歯ぎしり対策のためのマウスガードを併用するといった対応も行います。

Q治療後のメンテナンスについて教えてください。
A
4

▲定期的なメンテナンスも欠かさない

症状が落ち着いた後も、軽度の歯周病なら4ヵ月に1回、中度以上なら月1回のペースで通院してメンテナンスをする必要があります。メンテナンスの内容は、治療時と同じ歯石の除去と歯の清掃状態のチェック。状態に応じて、歯科衛生士によるブラッシング指導を行い、正しい方法を身につけられるようサポートします。気になる症状が一時的に収まると、安心感からかメンテナンスを続けられない方もいらっしゃいますが、歯周病の進行予防には、短いスパンで継続的に管理していくことが最も大切です。通院のモチベーションを維持していただくために、時系列で口腔内画像でお見せするなど、治療やメンテナンスの効果を実感できるように努めています。

Q家庭でのセルフケアで気をつけるべきことはありますか?
A
5

▲歯ブラシの正しい使い方を提案

特に汚れがたまりやすい歯と歯の間は歯ブラシだけではなかなか磨き切れませんから、フロスや歯間ブラシといった清掃補助具の存在が欠かせません。近年は市販品でもたくさんの種類が登場し、ドラッグストアなどに並んでいますが「買ってはみたものの、うまくできない」「使い方がよくわからない」といった声も多く耳にします。歯と歯の間の空き具合などは人によって個人差がありますから、ご自分の口の中の状態に合うタイプの歯間ケア用品を選ぶことも重要なポイントです。お使いの歯ブラシ、歯間ケア用品を持参してくだされば、適したものであるか否かも含め、使い方などを細かくアドバイスいたしますので、お気軽にご相談ください。

ドクターからのメッセージ

松本 真宜院長

歯周病は日本人が歯を失う原因の第1位に挙げられますが、若い世代の方にとって、歯を失うリスクを自分のこととしてイメージするのはなかなか難しいでしょう。ただし現実には、20代は何事もなく過ぎても、年を重ねるにつれて歯のトラブルが徐々に増え、「定期的に通院していればよかった」と後悔するといったケースは非常に多くあります。できるだけ早くから通院習慣を身につけた上で、ご家庭でのセルフケアも子どものうちから歯ブラシとフロスをセットで併用することが、歯周病だけでなく、虫歯を含めたあらゆる歯のトラブルの予防に有効です。ご自身のため、そしてお子さんの将来のために、ぜひ今日から実践してみてください。

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