三鷹通り眼科

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西條裕美子院長
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ドライアイに対する涙点プラグ
涙の通り道をふさいで潤いやすく

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パソコンやスマートフォンの使用頻度が高まるにつれて、患者数が増えていると言われるドライアイ。名前を聞いたことのある人は多いと思われるが、目の乾きや点眼薬以外の症状と治療に関して知っている人は多くはないのではないだろうか。治療方法の一つには涙の通り道に栓をする「涙点プラグ」とと呼ばれるものもあるという。慶応義塾大学病院でドライアイ専門に約10年診療を続け、多数の重症患者を診てきた「三鷹通り眼科」の西條裕美子院長にドライアイの症状と原因、治療方法、涙点プラグの内容について聞いた。 (取材日2018年11月26日)

環境調整と点眼での改善が難しい場合でも涙点プラグで軽減が見込めることも

「ドライアイ」とは具体的にどんな状態をいうのでしょうか?

1 ▲院内は広く取られておりさまざまな検査が可能 涙の分泌量が低下したり質が変化したりして、涙液層の安定性が低下している状態をドライアイと言います。ドライアイと聞くと、症状としては「目の乾き」を連想しやすいのですが、実際はさまざまで、「見づらい」「痛くて開けづらい」「目が疲れる」「目がゴロゴロする」「目ヤニが出る」などが挙げられます。ドライアイはさまざまな要因が絡み合った多因子疾患と考えられていて、パソコンやスマートフォンの長時間使用、コンタクトの装用、加齢、涙の油分を分泌しているマイボーム腺の機能不全、シェーグレン症候群などの全身疾患に伴うものなどのほか、レーシックにより角膜の知覚が鈍くなることで発症する可能性もあります。

ドライアイの治療方法をお聞かせください。

2 ▲親身に気軽に相談できるのが西條裕美子院長の特徴 環境調整、点眼薬、涙点プラグが治療方法の代表例です。ドライアイは環境が大きく関わる病気ですから、軽症の方であればまず環境調整と点眼薬での改善をめざします。加湿器を置いて湿度を高めたり、パソコンのディスプレイを下にして目が開く面積を小さくしたり。意識してまばたきの回数を増やすことも重要です。また女性の方は化粧の成分がマイボーム腺に詰まってしまうことがありますから、マイボーム線の出口を目専用のシャンプーや湿った綿棒で洗浄・掃除をすることで、涙の油分が正常に分泌されるようになって症状が和らぐ場合もあります。このように患者さんへの負担が軽い治療から始めて、改善が難しければ涙点プラグの治療を検討します。

涙点プラグとはどのような治療なのでしょうか。

3 ▲大学病院時代から携わってきた涙点プラグの治療 涙点と呼ばれる涙の排出口に栓を差し込み目に涙をたまりやすくする治療方法です。涙が出ると鼻水が出やすくなりますよね。あれは目頭の上下2ヵ所にある涙点から涙が中に入り、鼻の中を通って鼻水として排出されているわけです。涙点の大きさは人によって微妙に違うため、涙点プラグの治療を行う場合は点眼麻酔を行い、細隙灯顕微鏡を使って涙点の大きさを測ります。そしてサイズに合ったプラグを選んで挿入します。挿入時間は1分ほど。涙点プラグにはコラーゲン製とシリコン製の2種類がありますが、コラーゲン製の方が副作用が少なく、また2~3ヵ月ほどで体内で溶けてなくなってしまうため、軽症時にはまずこちらを試す場合もあります。

涙点プラグの治療ではどんな副作用が起こり得るのでしょうか。

4 ▲キッズスペースもあり親子連れでも来やすい空間 プラグが取れる、プラグが涙の通り道の中に入り込んでしまう、プラグのつばが目の表面に当たって痛い、ゴミや目ヤニがたまりやすくなる、花粉症の症状が増す、などが挙げられます。プラグは再挿入が可能なので、取れてしまったり痛みがひどかったりして患者さんから希望がある場合には素材や形状の異なるものを差し込むことがあります。中に入り込んでしまった場合は基本的にそのままにしておきますが、それによって感染が起きてしまった場合は涙道内視鏡を使って取り出します。また治療の特性上、どうしてもゴミなどはたまりやすくなってしまうので、点眼薬との併用を勧めています。

先生は涙点プラグの治療を長く行ってきたそうですね。

5 ▲ドライアイだけでなく目のあらゆる症状に幅広く対応 私は慶應義塾大学病院でドライアイ専門に約10年診療を行っていました。大学病院ではシェーグレン症候群に伴うドライアイなど重症の患者さんが多く、ほぼ毎週、涙点プラグの治療を行いました。一方で先ほどお伝えしたように副作用のリスクがあり、特に脱落は往々にして起こり得ますから、そのあたりのことも事前にご説明して、患者さんに理解・納得していただいた上で治療を行うことが重要だと考えています。また仮に涙点プラグがうまくいかなかったとしても、涙点を焼き閉じる涙点焼灼という方法も残されています。

ドクターからのメッセージ

西條裕美子院長

パソコンやスマートフォンを使う機会が増えている今、特に若い人でドライアイの患者さんが増えている印象を受けています。また加齢によって涙の分泌量は減りますから、高齢化の進展によっても患者さんの数が増えることが予想されます。その一方で、治療を受けている人は多くはないかと思われます。ドライアイはさまざまな症状を引き起こし、また病気が進行することで黒目に傷がついてしまい、視力低下を招く恐れもあります。治療することで改善が見込めますから、気になっているものの放置してしまっている方は眼科で相談してみることを勧めます。

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