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透明な鼻水や眠れない鼻詰まりが出る花粉症
医師のもと症状緩和を

ハピコワクリニック五反田

(品川区/五反田駅)

最終更新日:2021/10/12

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日常生活に支障を来すこともある花粉症。アトピー性皮膚炎や喘息などのアレルギー疾患を花粉症が悪化させる恐れもある。医師のもと症状を管理していくことが大切だが「薬を飲むと眠気が出るのでは?」と心配する人もいるだろう。「副作用はもちろん、ライフスタイルまで考慮して薬を決めていきます」と話すのは「ハピコワクリニック五反田」の院長であるアレルギーの専門家、岸本久美子先生。薬物療法を中心に、スギ花粉症が強く出る体質の改善を図る「舌下免疫療法」を、ほかのアレルギー疾患が併存する患者や、複数の内服薬が必要な比較的重度の患者に対して行うなど、専門家ならではのアプローチで花粉症に悩む人に寄り添っている。今回はそんな院長に花粉症の症状が出るメカニズムや治療法まで詳しく聞いた。

(取材日2020年12月4日)

喘息やアトピー性皮膚炎を悪化させる恐れも。飛散時期前からアレルギーの専門家に相談することが大切

Q花粉症の症状が出るメカニズムについてお聞かせください。
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▲日本アレルギー学会アレルギー専門医の岸本久美子先生

花粉に対するアレルギー反応が過度に出てしまう疾患が花粉症です。飛散してきた花粉を体が有害物質だと認識して攻撃することで、アレルギーの炎症物質が多量に生じ、その炎症物質によって、代表的なものでは目のかゆみやくしゃみ、鼻水、鼻詰まり、皮膚のかゆみ、体のだるさといった症状が引き起こされます。2月から4月に飛散するスギ花粉にお悩みの方が多いですが、ヒノキやブタクサ、地域によってはシラカバなど、日本中で1年中何かしらの花粉が飛散しており、それらはみな花粉症の原因になり得ます。症状の重さは花粉の飛散量に影響されるものの、どの花粉にアレルギーを示すかで症状が変わることは基本的にありません。

Q花粉症だと判断する目安は? また放置のリスクはありますか?
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▲アレルギー科のみならず、呼吸器内科・内科・小児科を標榜する

毎年同時期に、症状が現れるかがポイント。症状が熱を伴わずに生じたり、さらさらと透明な鼻水が出たりといった点も判断の目安ですね。問診と診察で、花粉症かはある程度判断できますが、ほかのアレルギーとの鑑別や花粉症の確定診断と種類の特定のため、採血してアレルギー検査を実施する場合があります。花粉症を放置すると、アトピー性皮膚炎や喘息などのアレルギー疾患が悪化する可能性があり、目をこすって傷つける方や鼻詰まりで眠れず日中のパフォーマンスが低下する方もいらっしゃいます。ですから花粉症かなと思ったら、医師にご相談いただいたほうが良いでしょう。当院ではアレルギー検査の結果説明まで、1週間ほどお時間を頂きます。

Q症状の程度には体質も関わっているそうですね。
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▲パンフレットなどを使ったわかりやすい説明を心がける

どのくらいの量の花粉を許容できるかは人それぞれ違い、その方の許容量を超えた花粉が体内に入ると花粉症の症状が現れます。花粉の許容量はある程度、遺伝する体質で決まるため、ご両親やごきょうだいにアレルギー体質の方がいる場合は、その方の許容量もあまり大きくなく、少量の花粉でも症状に悩まされたり、症状が悪化しやすかったりということがあり得ます。また、それまで花粉症でなかった人の体にも、毎年花粉を吸い続けることで花粉を有害物質とみなす下地がつくられていきます。そして花粉の飛散量が多かったり、疲れがたまっていたりといった条件が重なると、症状が現れるように。早いと2歳くらいから症状が出る子もいます。

Q治療法や治療開始時期の目安は?
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▲アレルギー検査をはじめさまざまな検査に対応する

内服薬や点鼻薬、点眼薬を用いた薬物療法、手術療法、アレルゲンを少量ずつ摂取して体を慣らしていくアレルゲン免疫療法が挙げられます。当院の薬物療法では、眠気などの副作用がないよう考慮しつつ、大人なら服用回数がライフスタイルに合うか、お子さんなら体質やシロップ・ドライシロップの好みの味まで加味して薬を決めていきます。また、花粉症がほかのアレルギー疾患に影響を与えているなら、一時的にステロイドを内服いただくことも。目安として花粉症の時期の2週間前から治療を始めることで、症状の悪化を抑制していくことが期待できます。通院は基本的に1ヵ月おき。薬が合っているかの確認がいるなら、1~2週間隔で通院となります。

Q舌下免疫療法について詳しく教えてください。
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▲それぞれに合った治療法を提供する

現状、花粉症ではスギ花粉症のみに適応しているアレルゲン免疫療法の一種です。スギ花粉の飛散がない夏頃から始める必要はあるものの、1日1回アレルゲンを含む錠剤を舌の下で1分キープした後飲み込むだけと簡便で、3~5年継続することで従来の内服薬の減量につながる方もいるとされます。少量とはいえアレルゲンを摂取するため初回は医師の前で行い、月1回ほどの通院を要しますが、服用手順がわかり、アレルギー反応が出たとき意思表示できればお子さんでも可能です。ただ花粉症以外のアレルギー疾患がある場合、時期よってはその症状に対する薬も服用する必要があるほか、その疾患が落ち着いてからでないと適応できないこともあります。

ドクターからのメッセージ

岸本 久美子院長

花粉症の市販薬にも良いものは出ていますが、それでは症状が改善されないという方は多いでしょう。そういった皆さんの力になりたいとの思いから、当院では副作用やライフスタイルに配慮しつつ、その方にとって適したお薬をお出ししています。また、喘息やアトピー性皮膚炎などと花粉症が合併している方に必要となる、より専門的な症状のコントロールも、当院は担っています。アレルギーの専門家が在籍する当院のようなクリニックで花粉症治療を受けていただくメリットは多いかと思いますので、気になる症状や不安なことがあれば、ぜひご相談ください。

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