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小児救急から大人のがん診療まで
幅広い年代・症状に対応していく

あきるの杜きずなクリニック

(あきる野市/武蔵五日市駅)

最終更新日:2021/10/12

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体調が急変する子どもを前にした親たちの強い味方になってくれるのが、小児の救急疾患を受け入れる医療機関の存在。それが身近な地域のクリニックであったなら、なお安心できるかもしれない。「あきるの杜きずなクリニック」は、大学病院の小児外科を中心に経験を積んだ小高哲郎院長が、小児救急診療も行う地域密着のクリニックだ。クリニックでの小児救急診療とはどのようなものなのか、多い症状や注意したい重症疾患なども合わせて院長に話を聞いた。また同院では、小児外科とともに消化器外科を専門に学び、がん治療にも造詣が深い院長による、大人のがん検診が受けられる。疾患を見逃さないことを第一に掲げ、エコーや経鼻・経口の胃の内視鏡検査、大腸内視鏡検査を取り入れる、同院のがん診療についても聞いた。

(取材日2020年3月5日)

子どもから大人まで。患者の未来のため、小児救急から大人のがん診療まで広く対応するクリニック

Q初めに小児救急について、どのような対応をするのでしょうか。
A
1

▲明るい雰囲気のキッズスペース

まずは全身状態を簡単にチェックした後、主症状を確認します。ご家族が重症・急変だと思っていても、そうでない場合もありますし、逆にそこまで大変な症状だと思わず来院された場合でも、こちらで診たら重症だったということもあります。ですので、まずは症状を確認して、それがこのクリニックで対応できる範囲のことか、大きな病院に送るべきかを考えます。こちらで可能であれば、速やかに対応して、主症状以外の問題がないかも検査し、ご家族に説明しています。もし大きな問題がなかった場合でも、心配に思う点があっていらっしゃったのですから、主症状の原因を説明して、ご家族の不安な思いを解消してからお帰りいただくようにしています。

Q小児救急で多い症状と対応について教えてください。
A
2

▲不安を取り除くため、説明に時間をかけている

腹痛、発熱、喘鳴などです。腹痛は、多くは胃腸炎や便秘など時間がたてば落ち着く病態ですが、まれに緊急の対処が必要な病態もあります。例えば乳幼児では腸重積や鼠径ヘルニア嵌頓、年長児では虫垂炎や精巣捻転、卵巣捻転などで、その可能性があればエコー検査を行います。鼠径ヘルニア嵌頓や腸重積の場合は、当院で整復しますが、緊急手術が必要な場合には、手術可能な病院に引き継ぎます。発熱・喘鳴の場合は、インフルエンザ、溶連菌など、多くが周囲で流行の感染症だったりしますが、可能な限り迅速検査で確定して、吸入や内服薬を投与して対応しています。ただ川崎病や呼吸不全など入院治療が必要な場合は、入院可能な病院へ紹介します。

Q詳しく調べるためにエコー検査を取り入れているそうですね。
A
3

▲スピーディーな判断をするためエコーを取り入れている

外来診療でエコーを取り入れているのは、診察時に多くのことがわかるからです。例えば腹痛、嘔吐の場合、多くは胃腸炎ですが、乳幼児の腸重積や大人の虫垂炎や胆石、膵炎、絞扼性イレウスなど、緊急の対処が必要な病気が隠れている場合もあります。診察室で、エコーによってこれらの可能性を判断できるメリットは大きいと言えます。また診断はつかないまでも、重篤な状態のときに出る腹水・胸水の有無は確認できます。きっちり診断をつけるというよりは、重篤な疾患の可能性を叙階するという意味合いでも、エコーはとても重要だと思っています。時間との勝負になる疾患に対して、聴診器のようにスピーディーに使用できるのもエコーの利点ですね。

Q胃カメラや大腸内視鏡の定期検査の必要性を教えてください。
A
4

▲細いファイバーを導入し、痛みを感じにくい内視鏡

黒色便が出たり、心窩部痛、体重減少があったり、嘔吐が続いて薬を飲んでも治らなければ、胃カメラを勧めます。胃や十二指腸潰瘍はあっという間にできますので、「3ヵ月前に検査したから大丈夫」という断言はできません。また胃にピロリ菌がいる場合はがんになりやすいため、除菌治療を勧めるとともに、年1回の胃カメラでの検査を勧めています。大腸内視鏡は、血便のあった方や、健康診断で便潜血を指摘された方に行います。病変がない場合も多いのですが、観察時にポリープが見つかり、その場で切除することもあります。当院の内視鏡はもともと子どもにも行えるようにと、細いファイバーを導入していますので、痛みは感じにくいかと思います。

Q乳がん検診やその他のがん検診は、どのように行っていますか?
A
5

▲疾患を見逃さないよう常に意識して診察を行っている

乳がんは触診とエコーの2つで確認を行っています。マンモグラフィの装置は当院にはありませんが、他院で撮ったものがあれば読影は可能です。しこりを自身で見つけて来院される方も多いですが、しこりに関しては最初は良性でも、時間がたつと悪性に変化する場合もありますので、定期的な検査をお願いしています。乳がん以外には、肝がん、膵がん、婦人科臓器を全般的に診ています。これらは他の理由があってエコー検査を行った際に見つかることが多いです。女性の場合ですと腹痛があって検査をしたら、卵巣や子宮に病変が見つかったことも。ですので、さまざまな疑いを持って検査を行い、がんをはじめとした疾患を見逃さないよう努めています。

ドクターからのメッセージ

小高 哲郎院長

得意・不得意な分野はありますが、小児の外科疾患、小児・大人のがんについては、絶対に見逃さないつもりでやっています。重大な疾患を見逃すということは、患者さんの治療経過、その後の人生にも影響するということを常に意識して診療しています。大学病院での勤務時代からエコーを使い、種々の症例を経験してきましたので、疑わしい所見はとことん追求するようにしています。また大腸内視鏡では、発見した早期のポリープはその場で切除しています。患者さんのその後の人生をスムーズに歩んでもらうために、いろいろな手段で対応しようと思っています。患者さんに「診断してもらえて良かった」と言っていただけることが、何よりの喜びです。

自由診療費用の目安

自由診療とは

乳がん検診(触診+エコー)/7000円、上部消化管内視鏡/1万8000円、下部消化内視鏡/3万円(※感染症検査をしていれば2万5000円~)

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