公益財団法人 河野臨牀医学研究所附属 品川リハビリテーション病院

公益財団法人 河野臨牀医学研究所附属 品川リハビリテーション病院

渡辺 寛院長
頼れるドクター掲載中

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JR山手線大崎駅北改札口から徒歩10分、再開発で新旧住民や商業地・住宅地が交わるようなエリアに建つ8階建ての「品川リハビリテーション病院」。介護老人保健施設や、区立図書館との複合施設となっており、隣接する小学校などとも連携しながら、医療・介護・在宅のシームレスなサービスを提供する都市型地域包括ケアの拠点をめざしている。「都市の憩いの場に」との思いから、病院と老健を合わせて「品川リハビリテーションパーク」と名付けた。もともとは北品川で療養病棟として始まり、地域の人々とともに神輿を担ぐような土地柄で根付いてきた同病院が、再開発地区に移転。理想の医療やリハビリテーション、在宅への橋渡しのできる場として新たなスタートを切った。その指揮にあたり、多くのスタッフを取りまとめている院長の渡辺寛先生に、新病院での意気込みを聞いた。
(取材日2018年8月17日)

急性期と在宅をつなぐ架け橋として地域貢献

―急性期から回復期、リハビリテーションまでご経験が広いですね。

当初は脳神経外科の医師として、救命救急センターも含む急性期医療で医師としてのキャリアをまず積みましたが、この河野臨床医学研究所に勤務してからは、手術を終えて回復期を自分の患者さんがどう乗り越えていかれるかにまで携われるようになりました。さらに、リハビリテーションを通して脳卒中後における運動機能の回復・維持、そして生活に戻られるまでのお手伝いができるようになったのは、大学病院ではできなかった経験だと思い、携われたことに感謝しています。この新病院は2015年2月に品川区と締結した協定に基づき整備したもので、当院とグループの介護老人保健施設、そして品川区の図書館が複合施設として同じ建物内に設立されたもの。そうした形態や運用は全国でも珍しく、各地から視察も多く見えています。その構想にあたっては、長年の理想や願望を形にできたこともあり、地域の方により役立てていただければと願っています。

―そうして、2018年6月に新病院がオープンしました。

「品川リハビリテーションパーク」という名称で、2階を占める図書館や隣接する小学校を通して、患者さんや老健、リハビリのご利用者、そのご家族だけでなく、地域の一般の住民の方々にも関心をもっていただけるよう尽力しています。健康寿命などをテーマに一般向けの講演会も定期的に開催し、また、病院や老健のご利用者がスタッフの付き添いのもとで図書館を利用されたりもしており、地域社会・住民の方々との交わり、融合の場になればと思っています。その一方で、ICカードによる入退室管理システムの導入など、防犯・安全管理にも注力しています。今後、認知症の方のご利用増加も想定して、入院中・入居中はなるべくフロア内で動線が完結できるよう、病院・老健の各フロアに十分なリハビリスペースと個浴2室、機械浴1室を完備しました。廊下もベランダも1周できる設計で1mごと印をつけるなどして、歩く意欲をかき立てられる作りにしています。



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