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地域の多職種と連携しながら
24時間体制で見守る在宅医療

双泉会クリニックかわごえ

(川越市/川越駅)

最終更新日:2020/04/15

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  • 保険診療

足腰が弱くなり通院が困難になったり、病気やけがで寝たきりになったり、認知症が進み一人で外出することが困難になったりして、病院やクリニックへの通院が難しくなったときに考える在宅医療。在宅医療となれば、医師や医療スタッフが定期的に患者のもとへ直接出向いてくれる訪問診療を受けることになり、患者本人はもとより家族や介護者の負担が軽減されていくのが利点だ。しかし、在宅医療への移行は急に決まることが多く、初めてのことで家族や介護者にとって、どういうものなのか、不安も疑問も多いのが現実だろう。そこで、在宅医療に関する疑問について、「双泉会クリニックかわごえ」の羽毛田公院長に、同院で行っている訪問診療の内容を交えて答えてもらった。 (取材日2020年3月19日)

患者も家族もサポートしながら、患者自身の自分らしい生き方を応援する

Q在宅医療を受けるのは、どのような方が対象となるのですか?
A
1

▲幅広い年齢層に対して訪問診療を行っている

老若男女、疾患の内容に関係なく、ご自宅や入居している介護施設などで医師の診療を必要とされている方が対象となります。当院では川越市内を中心に、鶴ヶ島市や富士見市などの近隣市を含む半径16キロ圏内の患者さんのもとへ訪問しています。70代や80代の方が多いですが、比較的お若い方や障害がある方もいらっしゃいます。疾患は認知症から、脊椎を患っておられる整形外科系疾患、難病の方などさまざまです。末期がんでターミナルケアが必要な方や、重度心身障害者の方もお受けしています。このエリアは病院などがあまりなく通院距離が長くなるため、訪問診療を取り入れて医療受診が楽になったという感想もお聞きします。

Qどのような流れで在宅医療に移行することが多いのでしょう?
A
2

▲地域の医療機関との連携もスムーズだ

食事が取れなくなったり、足腰が弱ってご自分の力で歩くことが難しくなったりして、地域のケアマネジャーを通して当院をご紹介いただくケースが多いのですが、最近はインターネットで当院を探してこられて、直接お問い合わせいただくことも増えてきました。また総合病院や大学病院の地域連携室からご紹介いただくこともあります。そして初診日を決めて訪問診療がスタートしますが、ご家族などはお仕事でいらっしゃらず、患者さんとご家族が初診日にご不在のことも多いので、初診日とは別にご説明の日を設定させていただくこともあります。訪問は基本的には月に2回ですが、症状やご様子に合わせて訪問間隔は調整しています。

Qこちらのクリニックならではの強みは何でしょうか?
A
3

▲全身疾患に対応が可能なため、複数の医療機関に通院しなくて済む

まず、24時間体制で電話相談や急な往診も可能なことです。次に、全身疾患に対応できること。特に高齢の方は、ご自身の力で通院できない直接的な原因のほかに、何らかの慢性疾患を患っていらっしゃることが多いです。例えば関節痛の患者さんで、糖尿病の持病があってインスリンを打っている方もいらっしゃいます。そのような場合、整形外科と内科など複数の医療機関に通院されていたと思いますが、当院では、全身疾患に対応が可能なため、複数の医療機関への通院の手間が省けるようになります。病院との連携体制も整えていますので、専門的な治療を病院で受けつつ訪問診療を併用していくことも可能です。

Q院長が日々感じているやりがいはありますか?
A
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▲各種検査機器をはじめ、設備面も充実

患者さんの生活の中に入っていき、ご家族などとの接点も多いので、私たちも家族の一員のような気持ちになれることですね。困ったときには一緒に解決方法を探しますし、うれしいときには一緒に喜べる。それはクリニックや病院に来院される患者さんと接しているときよりも、大きな感情でやりがいにつながっています。また地域のさまざまな職種の方々と連携する機会が多いので、みんなで患者さんのことに全力投球できる喜びもありますね。患者さんの「家」を中心にして、たくさんの人がつながっている感覚です。関係が密で、みんなが一生懸命。時に熱くなることもありますが、やりがいもひとしおです。

Q今後の展望を教えてください。
A
5

▲丁寧な説明を心がけているという

私たちは、患者さんに対してはよくお話を伺い、丁寧にご説明することを心がけています。その上で、患者さんご自身とご家族にとって一番良いと思う方向を一緒に模索していきます。在宅医療となると、患者さんご本人が判断したり決めたりすることが難しい場合が多いです。ご家族や、場合によっては地域のケアマネジャーさん、ヘルパーさん、訪問看護師、病院など多くの方々と連携しながら、これからも一つのチームとなって患者さんとご家族を支えていきたいと思っています。

ドクターからのメッセージ

羽毛田 公院長

私たちはご家庭で医療を受けたいと考えている方の所へ、まず伺います。始めは誰でも、どのようなものかわからず戸惑いがあると思います。突然、自宅で介護をすることになってお困りの方もいらっしゃるでしょう。まずは事務の担当者がお話をお聞きしますので、気軽にお電話ください。介護保険やそのほかの制度のこともご相談に乗れますし、ケアマネジャーさんをご紹介することも可能です。できるだけご自宅で過ごしたい、というシンプルな願いをより良い形で支援させていただきたいと思っています。

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