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憧れの白い歯をめざせる
新時代のセラミックCAD/CAM治療

ヒロデンタルクリニック

(西宮市/西宮北口駅)

最終更新日:2023/07/13

ヒロデンタルクリニック 憧れの白い歯をめざせる 新時代のセラミックCAD/CAM治療 ヒロデンタルクリニック 憧れの白い歯をめざせる 新時代のセラミックCAD/CAM治療
  • 自由診療

歯科治療で歯を修復する際に、その選択肢として注目されているのがセラミック治療。材料となるセラミックは従来の金属や樹脂より審美性に配慮され、高い耐久性が期待されるとあって選択されるケースが増えているという。そうしたセラミック治療の技術を、数えきれないほどの症例に携わり極めてきた一人が「ヒロデンタルクリニック」の田中宏幸院長。歯の詰め物を設計・作製するCAD/CAMシステムの豊富な知識や経験に加え、自院で製作することができるように、歯科技工室を院内に配置。高精度で長持ちするセラミック治療を追求している。今回は自費治療であるオールセラミックやジルコニアについて、その意義や特徴を田中院長に詳しく解説してもらった。

(取材日2022年12月27日)

素材の特性を見極め、より長持ちする修復治療をめざす

Qセラミック治療は、どのような目的で選ばれるのですか?
A
ヒロデンタルクリニック 審美性や耐久性の観点からセラミック治療の選択が増えている

▲審美性や耐久性の観点からセラミック治療の選択が増えている

虫歯を削った後には修復をしますが、セラミック素材を用いた歯の修復をセラミック治療といいます。セラミック滑沢で汚れがつきにくいというメリットがあります。従って、自然な違和感のない治療をしたいいう方に向いている治療といえるでしょう。保険治療では金属や樹脂が用いられます。海外では歯科治療が自費ですので、わざわざそれらの素材が使用されることはありませんので、「白い歯」が用いられることが常識です。外国人によく聞かれるのですが、先進国であるはずの日本人の口の中に「金属」が入ってることが、不思議でならないようです。海外でビジネスを行う方には必須であると考えています。

Qセラミック素材が良いとされる理由を詳しく教えてください。
A
ヒロデンタルクリニック 口内の健康を保つためにセラミックには大きなメリットがある

▲口内の健康を保つためにセラミックには大きなメリットがある

例えばオールセラミックは透明感があり、微妙な色の調整で天然歯に限りなく近い自然な仕上がりがめざせます。また、人工ダイヤモンドの類似体ジルコニアは、高い強度を持つため奥歯に適しています。このように同じセラミック素材でもそれぞれに特徴がありますが、いずれも耐久性があって着色や歯垢がつきにくく、しっかりとした施術を行えば長期にわたって安定した状態を維持することが期待できます。審美性だけでなく、お口の健康を保つという意味でもセラミックには大きなメリットがあるわけです。唾液は薄い食塩水ですので銀歯のように腐食しない、熱伝導性が高い金属と比較して歯がしみないことも大きなメリットでしょう。

QCAD/CAMシステムを用いた治療を行うメリットは何ですか?
A
ヒロデンタルクリニック 状況に応じた適切な判断やノウハウで作製を進める

▲状況に応じた適切な判断やノウハウで作製を進める

1日で治療を完結させられる可能性があるという部分が大きいと思います。CAD/CAM治療は修復物や補綴物を削り出すまでのトータルシステムのことで、高精度かつ短時間での作製が望めます。その作製時間は、通常の詰め物ならデータ採取から治療完了まで、当院では1時間半もかかりません。1Dayセラミックと呼ばれるこの治療法は歯の神経を守るために必要不可欠と考えています。歯を削った後、修復治療は歯の神経への細菌感染を防ぐため素早く行う必要があり、詰め物の装着までに1週間ほど放置すれば、歯の神経が痛くなったりして神経の除去が必要になることもあります。歯の神経を残すことは、歯を長持ちさせることに大きく寄与します。

Qこちらのクリニックには、歯科技工士さんが在籍されていますね。
A
ヒロデンタルクリニック 女性の歯科技工士が常駐し、院内で作製を行っている

▲女性の歯科技工士が常駐し、院内で作製を行っている

国内では歯科技工士さんは著しく減少し、保険の入れ歯製作ではもはや作る人もいない状態です。当院にはカナダの技工所で修行した歯科技工士が常駐し、特殊な例を除くほとんどの歯科技工物を院内で作製しています。院内に歯科技工士がいるメリットとしては、患者さんの口腔内の状態を直接確認できるため、自分の歯のような補綴物が製作できます。さらにお互いの治療ゴールが認識できている上、さらに細かく連携を取りながら補綴物を仕上げていきますので精度を重視した補綴物の製作が可能です。また急な入れ歯の破損等にも対応できるため、外注でやるより運営コストはかかるのですが、たいへん重宝しており、患者さんのメリットは大きいです。

Qセラミック治療を受ける際に、患者さんが留意すべきことは?
A
ヒロデンタルクリニック できる限り早いうちに治療を受けてほしいと話す田中院長

▲できる限り早いうちに治療を受けてほしいと話す田中院長

まず、修復範囲の小さいうちに適切な素材による治療を受けることです。歯の治療というものはあくまで修復。3回ほど治療を繰り返すと、残った歯が少なくなり、抜歯しないといけなくなります。セラミック治療も永遠ではないので、自分の歯を残すためには治療を繰り返さないように1年でも長持ちする材料を使用することが重要です。また、ダメになったら入れ歯にすればいいという方もおられますが、入れ歯製作の歯科技工士さんはほとんどいなくなってしまったので、良好な入れ歯を保険で作るのは難しいでしょう。今では多くのクリニックでセラミック治療を行っていますが、治療方法は保険と異なるため、経験豊富なクリニックの受診をお勧めします。

ドクターからのメッセージ

田中 宏幸院長

自然な歯を手に入れることの期待できるセラミックCAD/CAM治療ですが、パソコンのプログラムで歯の補綴物を製作していくので、通常の歯列は得意なのですが、現状歯並びが悪い等のイレギュラーなパターンでは少々製作に関して問題が出ることもあります。歯科技工士減少問題等からCAD/CAM治療にシフトせざるを得ないのが現状ですので、今後は歯並びの悪い人は矯正治療を受けておいたほうがどの歯科医院に行ってもCAD/CAM治療の精度は高まるものと思われます。当院ではセラミック治療やインプラント治療、噛み合わせから矯正までトータルなアドバイスが可能です。皆さんの末永い健康のお手伝いをさせていただきます。

自由診療費用の目安

自由診療とは

セラミックの詰め物/5万5000円~(オールセラミック、ジルコニア問わず)、インプラント治療/30万円~(1本※処置費用別途10万円)、歯列矯正/85万円~(マルチブラケット装置による全顎矯正)

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