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お尻の悩みを女性医師に相談
痔の治療方法や日帰り手術の流れ

名古屋金山駅ゆき乳腺クリニック

(名古屋市熱田区/金山駅)

最終更新日:2020/08/05

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  • 保険診療

お尻に痛みや違和感があっても、女性の場合、羞恥心が邪魔をして医療機関へ足が遠のいてしまうことが多い。しかし、出血などを我慢してしまったがために直腸がんの発見が遅れるなど大変なケースになることもある。「痔かもしれない」と思った時に、ためらいなく相談できる女性医師がいることは心強い。「名古屋金山駅ゆき乳腺クリニック」の山崎由紀子院長は、外科医師として20年以上のキャリアがあり、痔の手術に関しても数多く手がけてきた経験豊富な女性医師。ざっくばらんなその人柄で女性の体の悩みに応え、必要な場合は痔の日帰り手術も行っている。痔の特徴から手術やアフターケアまで山崎先生に詳しく聞いた。 (取材日2020年7月7日)

同じ女性の立場から痔を抱える女性の悩みに寄り添った治療と、外科医師としての経験に基づいた日帰り手術

Q痔はどんな人がなりやすいのでしょうか?
A
1

▲女性の心と体に寄り添った診療を行っている

痔は、年齢に関係なくかかる病気で、男性よりも女性のほうがなりやすいと思います。というのも、女性は妊娠、出産、便秘という痔の要素を多く持っているからです。要はお尻の血行や水分の循環が悪くなることが痔の原因になるので、立ち仕事の方や座り仕事の方など、職業的なことも関わってきます。痔で多いのが、イボ痔と切れ痔。切れ痔は便が固くなって息むことで発症しやすく、若い人にも多いのが特徴です。一方、イボ痔はお尻がうっ血しがちな妊娠中になりやすいので出産経験者が多いですね。もう一つ、割合は少ないですが、痔ろうというのもあります。感染して炎症を起こす痔で、手術が必要です。

Q日常生活の中でどんなことが原因になっていますか?
A
2

▲丁寧にわかりやすく説明することを心がけている

便秘も下痢もよくありません。便秘で排便時間が長くかかったり、逆にストレスから下痢で排便回数が多くなり、痔になるケースもありますし、便秘と下痢を繰り返す方も痔になりやすいです。切れ痔の人は、痛みのために排便を我慢してしまい、それで便がますます硬くなり、硬くて大きい出しにくい便になるという悪循環になっています。息むことで患部が悪化しますから、逆に言えば、排便がスムーズな人は、痔になりにくいということです。その他長距離のマラソンやサイクリングなど激しい運動やアルコールなどが原因となっていることもあります。また女性の方は妊娠、出産をきっかけに痔が悪くなる方が多くみえます。

Qこちらではどのような治療を行っていますか?
A
3

▲スタッフが全員女性で相談しやすい

まずは症状が重い場合は、一旦飲み薬や塗り薬などで腫れや痛みを抑えます。さらに便秘や下痢の改善を図り、日頃の生活習慣の見直しをします。お薬や食事で便通を整えるとともに、排便の仕方の指導もします。切れ痔になる人は、痛みのために便を我慢してより硬い便になったり、排便の時に肛門に力が入りすぎて締めてしまっていることがあります。また、イボ痔の人は排便時間が長かったり、排便後再度息んでしまうことがあります。意識をしていないと、知らず知らずに悪い排便の仕方が習慣化してしまうので、現状の排便の仕方を確認しつつ、よりお尻にやさしい排便ができるよう指導しています。

Q日帰り手術も受けられるそうですが当日の流れを教えてください。
A
4

▲痔の日帰り手術にも対応している

日帰り手術には、注射で痔核を固める硬化療法とさらに切除を追加する方法があります。手術前にはまず血液検査をし、血液検査後大体1ヵ月以内に手術をします。当院では外来のない12時から手術を行い、所要時間は約20分。用意していただくのは術後のナプキンです。部分麻酔のみと、眠っている間に終わるよう鎮静を追加する方法を選択できます。部分麻酔のみであれば術後30分程で帰宅できますし、鎮静した場合は2時間ぐらいはそのままお休みいただいています。日帰りの痔の手術を行うようになり経験したことですが、術後すぐに患者さんが浣腸や摘便をして腫れを増悪させてしまったことがあり、術前術後の説明は丁寧にするようにしています。

Q術後の日常生活で、患者さんが気をつけることはありますか?
A
5

▲日常生活で気をつけるべきことも教えてくれる

術後には便秘薬も出しますが、便を我慢しないことが大事です。また、切除手術の場合は、1週間ぐらいは激しい運動を控えていただきます。手術によっていったんリセットした状態になるわけですが、症状がなくなっても同じ排便習慣であればまた症状がぶり返すことがあります。排便習慣や同じ姿勢をとり続けないなど普段の生活に気をつけてください。再発という点では、注射による硬化療法の場合だと2、3年後に再発するケースもありますが、再発してもまた注射を打って治療を行うことは可能なので、切除せずに硬化療法を選択をされる方は増えています。

ドクターからのメッセージ

山崎 由紀子院長

自分が気づかなくてもイボ痔になっていることがあります。イボ痔であっても、日常生活で困らなければ問題はありません。痛みや出血がある場合でも薬や排便指導で改善するケースは多いですし、どの段階で手術をするかの線引きはご本人の意思を最優先にしています。積極的に手術をして治しておきたいという方や、症状がやや重くてもお薬で様子をみたいという方もみえます。入院治療が必要な場合はご紹介をしていますがほとんどの患者さんは当院で治療を終えています。恥ずかしさもあって、悪くなってから来院される方もいらっしゃるのですが、生理中であっても便がたまっていても診察はできますので、遠慮なくご相談ください。

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