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腰痛やヘルニア、膝の痛みに
エクササイズでアプローチするMDT

南新宿整形外科リハビリテーションクリニック

(渋谷区/新宿駅)

最終更新日:2019/04/18

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  • 保険診療

MDT(Mechanical Diagnosis & Therapy)という施術法があるのを知っているだろうか。これは姿勢や歩き方、筋肉の使い方といった機械的要因で起こっている体の痛み・しびれを、その要因に合ったエクササイズによって矯正し、根本から改善を図るというもの。ニュージーランド生まれのこのMDTを日本で推進するのは、「南新宿整形外科リハビリテーションクリニック」の橋本三四郎院長だ。橋本院長いわく、MDTは即効性が期待できる上、自宅でもできる気軽さも相まって、国内外から多くの患者が橋本先生のもとを訪れるという。そこで、具体的にどんなフローでエクササイズを行っていくのか話を聞いた。(取材日2017年12月20日)

検診・治療前の素朴な疑問を聞きました!

QMDTはどういった症状に効き、どんなメリットがありますか?
A

首、肩、腰、膝、股関節、手足など、幅広い部位の痛みやしびれに効果が期待できます。ヘルニア、膝関節症、頚椎症、脊柱管狭窄症などはその一例ですね。MDTの最大のメリットは、薬や注射に頼らずに済むこと。「どんな病気なのか」ではなく「どうすれば痛みが取れるか」という視点で、問題のある箇所や痛みの出方を探り、患者さんごとにオーダーメイドでプログラムを組み立てます。そのため同じヘルニアの患者さんでも、エクササイズの内容は異なります。そして、短時間で簡単にできるのも魅力だと思います。痛みが出たタイミングで自主的に取り組めるとあって、忙しくて通院ができない人にも喜ばれていると思います。

QMDTはどのような方にお勧めの施術法ですか?
A

MDTは、一人ひとりの症状やニーズに合わせたプログラムで進められることが利点で、即効性が期待できる施術法といわれています。ですのでこれまでほかの治療を受けても症状が改善しなかったという方にもぜひ試していただきたいですね。しかし、正しい方法でエクササイズを続けても、どんなに方法を見直しても改善が見られないという場合は、MDTが合わない可能性も考えられます。その際はあらためて医師の診察を受け、薬物療法や手術なども視野に入れながら治療方法を組み直します。

Qプログラムを実施する上で留意すべきことはありますか?
A

圧迫骨折や、患部にひどい炎症がある方は、安静にすることが大切ですので、MDTはお勧めしません。ただし、局所的な炎症であれば基本的に問題ありません。また、エクササイズ自体は痛みの出にくい方向に体を動かすので、少し痛みがあってもある程度体を動かせるようなら大丈夫です。もう一つは、エクササイズで症状が取れても終わりではないということ。姿勢を改善しても、その姿勢を支える筋力がないと意味がありません。MDT卒業後は、筋力トレーニングやピラティスなどで体幹を鍛えたり、加圧トレーニングで脚の筋力を鍛えたりして、良い状態を保つことが大切です。

検診・治療START!ステップで紹介します

1問診・検査

「いつから、どこに、どんな症状があるのか」を中心に医師がヒアリングし、エックス線検査を実施。何の疾患かを特定するためではなく、問題のある箇所や痛みの出方を画像を見て把握するためだ。「膝が痛い」と言っても、その原因が腰にある場合が少なくないという。またこの検査には、圧迫骨折や炎症性疾患など、MDTが適応しないケースを見極めるという重要な目的もある。

2治療方針の検討

問診と検査の結果に基づき、MDTで症状の改善を図るべきか、あるいはそれ以外の治療・リハビリが適しているかを医師が判断。この時、疑問や要望があれば気兼ねなく相談して、しっかりと解消しておこう。MDTを行うことになると、可能ならその日のうちに次のステップへ。当日中が厳しければベースとなる姿勢を矯正する施術だけ受け、次回の予約を取って帰宅。必要に応じて痛み止めの処方や電気治療が行われることもあるという。

3理学療法士による理学検査&プログラムの作成

趣味や仕事、痛む場所など、理学療法士が細かく問診。体を前後・横・斜めに、ひねる・曲げる・反らすといった反復運動や、姿勢のチェックが行われる。所見と問診の結果をもとに「動かすとすぐ良くなる/動かすとゆっくり良くなる/あまり効果がない」の3つに分類。その上で、筋力不足が原因なら必要な筋力をつけるエクササイズを、全身の動きが連動していない場合はピラティスを行うなどし、姿勢や座り方を改善するアドバイスも。

4オーダーメイドのエクササイズを自宅・オフィスで実施

理学療法士の指導のもと作成されたエクササイズのプログラムは、自宅やオフィスでもできるようアレンジしてくれるという。それを帰宅後も継続して行うのが、患者の宿題だ。1〜2種類のエクササイズを1セットにつき10回ほど、1〜2時間置きに行うのが一般的。エクササイズとは別にアドバイスされた、正しい姿勢などを意識することも大切とのこと。

5エクササイズの評価・見直し

約1週間後、理学療法士にエクササイズを行って見せて、やり方が正しくなければ再度レクチャー。併せて、痛みの出方や程度の変化について報告する。痛みの残る部分があれば、今度はそこに対して効果的なエクササイズを考えてもらえる。こうした評価と見直しを繰り返し、症状が改善すればプログラムは終了。5回通院してもまるで変化がない場合、MDT自体が適さない可能性もあるので、改めて医師の診察を受け治療方針を修正する。

ドクターからのメッセージ

橋本 三四郎院長

痛みにもいろいろな原因がありますので、まずはそれをしっかり見極めてから治療をすることが大切です。もちろん湿布を出して、薬を出して、電気をあてて、それだけで良くなる方も半数くらいはいらっしゃいます。一方で、それでも治らなかったという方は半数いるわけです。そんな方にこそ当院にご相談いただきたいですね。MDTの目的は、鍛えることではなく「痛みを取る」こと。何事も継続させるのは簡単なことではありませんが、痛みが出る頻度が減ったり、程度が弱まったり変化を実感できれば、モチベーションにもつながるでしょう。そうして喜んでくださる人を見るのが、私たちの幸せです。

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