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東日本旅客鉄道株式会社 JR東京総合病院

高戸 毅 院長

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旧国鉄の企業立病院として明治時代に開設された「JR東京総合病院」は、100年以上にわたる長い歴史の中で時代のニーズに合わせて変貌を遂げながら、今もなお多大な信頼を集める総合病院だ。多岐にわたる診療科目と奥行きの深い専門医療だけでなく、一人ひとりの患者に身内のように親身に寄り添うアットホームな雰囲気に心身ともに癒やされる患者が多いことでも定評がある。「病院として当たり前のことを当たり前にこなした上で、これからの時代に求められる先端医療や当院ならではのメリットを打ち出していきたい」と朗らかな笑顔で語るのは、2017年7月に院長に就任した髙戸毅(たかと・つよし)先生。これまでの信頼と伝統を土台に、さらなる飛躍をめざす高戸先生に、新たな取り組みや今後の展望についてじっくり聞いた。
(取材日2017年8月29日)

長い歴史を礎に、先端医療でさらなる飛躍を

―院長に就任されてどのような思いを抱いていらっしゃいますか?

この病院ができてから106年、民営化されてから30年以上がたちますが、病院のあり方は大きく変化しています。今は地域医療という言葉が一つのキーワードになっていますが、新宿駅から徒歩5分という立地は全国各地から患者さんを呼ぶことも十分可能です。これからは東京五輪を迎えることも踏まえて、日本を一つの地域ととらえたグローバルな展開が必要だと思います。また、周辺には名だたる大病院や専門病院が集まっており。そのような中でこの病院がどのような特徴を出して、それをどんなふうに世間に情報発信していくかが大きな課題です。今の時代、どの病院も手術件数の増加など経営的な改善に力を入れていますが、そのような中で患者さんに選ばれる病院になるためには、この病院ならではの特徴を打ち出していかなければならないと痛感しています。

―新たな取り組みについて教えてください。

リンパ浮腫の治療施設、いわゆるリンパ外科・再建外科部門と主に糖尿病患者さんを対象とするフットケア部門を秋頃にオープンする予定です。がん治療の後遺症のひとつであるリンパ浮腫の治療ができる病院はまだ少なく、部門の開設は全国でお悩みの患者さんにとっても朗報だと思います。もともと質の高い医療を提供する優秀な専門スタッフがそろっている上、企業立の総合病院ならではの横のつながりがありチームワーク抜群の現場です。部門化することで診療科の枠を超え、それぞれの専門スタッフがチームを組み、患者さんの症状に合わせて総合的な医療を提供することで、今まで以上に迅速で効果的な治療効果が期待できます。まさに究極の患者ファーストです。それだけなく、ゆくゆくは再生医療を取り入れるなどして、今までは大学病院でしか受けられなかった先端医療を提供できるような病名を主体とした体制化を進めていきたいですね。

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