本郷三丁目眼科

本郷三丁目眼科

渋谷香弥子院長

医療トピックス

視野欠損や失明を防ぐ
緑内障、糖尿病網膜症の「早期発見と治療」

本郷三丁目眼科

保険診療

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日本人の失明原因の上位を占めるのが、緑内障と糖尿病網膜症だ。どちらも自覚症状がほとんどないまま進行し、見え方がおかしいと気づく頃には視覚に重大な障害が起きていて、治療が難しいケースもよくみられるという。「ですから自覚症状が出る前にこれらの病気を見つけて、適切に治療することが大切なんです」と説明するのは、「本郷三丁目眼科」の渋谷香弥子院長。早く見つければ緑内障は点眼薬、糖尿病網膜症はレーザーによる治療などで対応し、病気の進行を抑えて失明を防ぐことも可能だ。「視野が欠けていても長く気づかない方も多いので、体の健康と同様、目の健康もぜひ定期検査で確認を」とアドバイスする渋谷院長に、これらの病気について詳しく聞いた。(取材日2018年4月10日)

視野や視力を損ねたり失明したりせず治療が可能。ベテラン医師が定期検査を勧める理由

緑内障や糖尿病網膜症とはどういった病気ですか?

1 ▲多くの緑内障・糖尿病網膜症の患者を診てきた渋谷院長 緑内障は視神経に障害が起きて視野が欠け、進行すると失明の可能性も非常に高い病気です。眼圧が正常値でも緑内障になる場合も多く、検査の数字だけでは単純に判断できません。日本緑内障学会の緑内障診断ガイドラインも、緑内障は視神経の形と視野の特徴的な変化も踏まえて診断するとしています。また糖尿病網膜症の場合は網膜の損傷によって起こり、目のかすみや視力低下のほか、目の中で出血などが見られることもあります。こちらも手遅れになると失明することが多い病気です。

原因や症状はどのようなものでしょうか?

2 ▲自覚症状がわかりにくいのが、目の疾患の特徴だ 緑内障は他の疾患が原因となることもありますが、原因不明のケースも多いです。症状は視野の一部が欠ける、暗点(見えない部分)があるなどが一般的で、実際にはご本人は気がつかないことがほとんど。糖尿病網膜症は血中の血糖値が高い状態が続くことで網膜の血管が傷み、変形したり詰まったりして酸素が行き渡らなくなることが原因です。それをカバーしようと新しい血管ができるのですが、それはもろく、すぐに出血してしまうのです。症状は前述した目のかすみや視力低下、目の中の出血などが主ですが、血糖値がある程度管理できている患者さんでも、糖尿病になって10年以上経過すると網膜症になるケースもあるといわれます。

検査の内容や受けるタイミングを教えてください。

3 ▲クリニックでは検査機器も充実している 緑内障は眼圧と眼底の検査、視神経の状態を測るOCT検査、視野検査などを行います。眼圧・眼底検査は最初のうちは毎月、薬で眼圧が下がって症状が安定してきたら2ヵ月に1回程度でもいいと思います。またOCT検査は3ヵ月に1回、視野検査なら半年に1回の頻度でお勧めしています。このときの眼底検査は瞳孔を開かず行うので手軽ですし、OCT検査も10分ほどで終わります。糖尿病網膜症は視力や眼圧、瞳孔を開いて行う眼底の検査が中心です。当院で初めて検査を受けられた方は1ヵ月後に再度検査をして、安定していれば3ヵ月または半年置きに検査に行っています。

こちらではどういった治療が受けられますか?

4 ▲幅広い症状に対して、診断が可能 基本的に緑内障は点眼薬による治療で、眼圧を下げ、視神経を保護する働きのある薬を処方します。点眼薬は患者さん自身に使用していただきますが、衛生面の配慮に加え、治療効果を高めるため点眼後は目頭を押さえて数分目を閉じるといった注意点があり、処方の際にスタッフが詳しくご説明しています。糖尿病網膜症は中期の症状、具体的には新たな血管ができ始めるまで進行した患者さんにはレーザー治療が効果的だと考えています。これは汎網膜光凝固術と呼ばれ、網膜をレーザーで処置して進行を抑える働きがあります。さらに血管が傷む原因である血糖値を改善するために、糖尿病の治療も重要になってきます。

こうした病気にならないよう注意することはありますか?

5 ▲定期的な検査と医師の診察が重要となる 残念ながらどちらの病気も特別な予防策は見当たらないのが現状です。やはり早期発見および治療のため、定期検査を受けていただくのが一番と考えています。特に強度近視の方、ご家族に緑内障の方がいる場合などは緑内障になりやすいといわれ、当院の患者さんでもそうしたリスクが高い方には検査をお勧めしています。糖尿病網膜症も同様で、血糖コントロールである程度予防可能ですが、目の病気の心配は後回しになることが多いです。やはり定期的に検査を受けていただくことが予防になると思います。

ドクターからのメッセージ

渋谷香弥子院長

緑内障や糖尿病網膜症といった病気は、初期に自覚症状があまり現れず、気づいたときには手遅れといったケースは本当に多いです。ただ、早期に発見できれば点眼薬やレーザーなどで治療が可能です。若い方でも検査によって緑内障が発見されることもありますし、年齢に関係なく定期的に検査を受けて、目の健康をチェックしていただければと思います。当院は落ち着いた雰囲気のクリニックで、スタッフも充実しているため検査も適切に実施できます。視野検査やOCT検査の結果も「この部分の視神経が傷んでいる」など画像を使ってわかりやすく説明しますから、ご自分の目の状態をしっかりと把握していただけると思います。

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