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医療法人佑諒会 千里中央花ふさ皮ふ科

医療法人佑諒会 千里中央花ふさ皮ふ科

花房崇明院長

医療トピックス

幅広い皮膚疾患やケガに対応
形成外科を受診するメリットとは

医療法人佑諒会 千里中央花ふさ皮ふ科

保険診療

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できものや盛り上がってきたほくろが気になっている人や、深い傷ややけどを負った場合、何科に相談したら良いのか迷う人もいるのではないだろうか。そうした時に頼ってほしいのが形成外科である。千里中央駅から徒歩約5分の場所にある「医療法人佑諒会 千里中央花ふさ皮ふ科」は、皮膚科が専門の花房崇明院長のほかに、形成外科が専門の中林洋平先生が常勤医師として診療に当たる。今年、拡張工事を行った院内には新しい手術室を備え、皮膚腫瘍の切除や眼瞼下垂手術など各種日帰り手術に対応。「形成外科の対象疾患は幅広く、保険適用で受けられる治療も多い。子どもから高齢の方まで、もっと有効に利用してもらいたい」と話す中林先生に、身近なクリニックで治療が受けられるメリットや治療内容について話を聞いた。 (取材日2019年6月6日)

皮膚疾患に対し、皮膚科と形成外科の内外両面からアプローチをして、質の高い治療の提供をめざす

形成外科はどんな疾患やケガに対応する診療科ですか?

1 ▲リニューアルに伴い、形成外科領域も診療できる体制に 形成外科は身体の表面の変形や異常を、皮膚移植や再建手術などの特殊な手法を用いて、正常な状態に戻していく科です。病気の治療や傷の処置をするだけでなく、「きれいに治す」ことに導くのが形成外科の大きな特徴です。対象となる疾患は多岐にわたり、現在の診療で最も多いのは、皮膚や皮下組織に生じたできものの治療で、イボ、ほくろ、粉瘤、ガングリオンなどの良性のものが多数を占めます。ほかにも、熱傷や外傷、眼瞼下垂症や逆まつげとも呼ばれる睫毛内反症の治療、腋臭症も保険診療で受けられることがあります。

病院ではどのような臨床経験を積んでこられたのですか?

20190708 2 ▲手術の経験も豊富な、中林先生 勤務医の頃は、乳がん手術によって失われた乳房をできる限り取り戻すため、他の部位から組織を移動して修復していく乳房再建術や、マイクロサージェリーといって、微細な血管や神経を顕微鏡下でつなぎ合わせ、舌がんや咽頭がん手術後に機能を再建させるための手術など行ってきました。形成外科はさまざまな科と関わりが深く、外科の先生ががんを取り除き、われわれは機能や形態を整えていくといった連携プレーで、他科とのにも手術にも数多く携わりました。外科の先生から「困ったときの最終兵器」「魔法使い」なんて言われたこともありました。頭のてっぺんからつま先まで全身の部位に精通していることが、形成外科医師の強みだと言えます。

形成外科ではどのような治療を行うのですか?

3 ▲院内の処置室で手術対応が可能 形成外科の治療はお薬を飲んだり塗ったりするよりも、医師が手を動かして行う外科的治療がメインとなります。状態によっては手術のほかに、レーザーを用いた治療も選択できますが、手術を選択するメリットは、採取した組織を病理診断に送り、悪性腫瘍を含めきちんと診断が確認できることです。手術と聞くと不安に思うかもしれませんが、ものすごく細い針で局所麻酔をするので痛みはほとんどありません。手術自体の所要時間は小さいできものでしたら10分から15分で、午前中の手術であれば午後から仕事や学校に行くこともできます。約1週間後に抜糸を行い、2週間ほどで病理検査の結果が出ますのでお伝えします。

子どもや高齢の患者さんからのニーズも高いそうですね。

4 ▲眼瞼下垂の手術も増えているという 深い切り傷ややけどで受診するお子さんも多いですね。傷ややけどは間違った処置をすると痕が残ってしまうため、家庭での対処では不安な場合は気軽に受診してください。一方、高齢の方で多いのは眼瞼下垂手術です。これは加齢により垂れ下がったまぶたを整えるための手術で、最近は手術を希望する方が増えました。「美容整形と同じでは?」と聞かれることもありますが、眼瞼下垂症という正式な診断名があり、保険でできる治療であることを知ってほしいと思います。見た目だけでなく、手術をすることで視界が広がることにもつながります。

クリニックで形成外科を受診するメリットは何でしょう?

5 ▲一人ひとりの患者に寄り添い、丁寧な診療を心がける できものや切り傷の治療で大きな病院を受診するのは、敷居が高いと感じてしまうものです。病院は待ち時間が長いことが多い上、手術を受けたくても数ヵ月待ちというのはよくある話です。その点、ここなら私が常勤医師として診療し、手術も毎日行っているので、患者さんは仕事の都合に合わせて手術日を決めたり、学生なら長期休み中や部活の大きな大会が終わってから手術をしたり、生活に合わせた治療計画を立てることができます。まれにできものが悪性腫瘍である可能性もゼロではありません。形成外科が受診できる身近なクリニックとして、気になる症状があれば気軽に相談してほしいと思います。

ドクターからのメッセージ

中林洋平先生

花房院長とは以前同じ病院で勤務していて知り合い、現在はお互いの専門領域を融合させながら、診療を行っています。一つのクリニックで皮膚科と形成外科、両方の治療が受けられることは、内科と外科の両面から治療のアプローチができるので患者さんにとってのメリットは大きいと考えます。見える場所にある傷やできものを解消に導く形成外科は、治療の成果が実感しやすい科です。患者さんの喜びがダイレクトに伝わってくる分、満足度を上げるためにもわれわれは一切手を抜くことはできません。今後より多くのニーズに応えられるように、私自身が研鑽を積むことはもちろん、治療機器を一層整えて、自由診療や美容医療にも取り組んでいきたいです。

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