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上田 洋三 院長の独自取材記事

リーフ歯科クリニック

(大阪市平野区/平野駅)

最終更新日:2019/08/22

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平野駅前からすぐの場所に位置する「リーフ歯科クリニック」。2年半前に移転開業したばかりとあって院内や設備も新しいが、院長の上田洋三先生は開業医として30年近いキャリアを持つベテラン歯科医師だ。歯科医院に対する患者の恐怖心や治療のストレスを少しでも軽くしたいと、院内の環境づくりにもこだわり、上田先生自身も家庭的で温かい人柄だ。患者一人ひとりとのコミュニケーションを大切にし、「笑顔の絶えないクリニックでありたいですね」と語る。インタビューでは趣味の料理から、今後より重点を置いていきたいという予防歯科の話まで、大いに語ってもらった。
(取材日2017年11月9日)

患者が笑顔で通えるための、体制や環境を整える

最初に、先生のご経歴を教えていただけますか?

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大学は岐阜歯科大学(現・朝日大学)の出身で、1984年に卒業しました。祖父、父、それから兄も医師で、僕自身も自然と医療の道を選んでいましたね。大学卒業後は大阪大学歯学部附属病院の口腔外科教室に3年ほど研究生として入り、外傷の治療や、がん患者さんの治療などの臨床で経験を積みました。ただ開業を考えた時に、一般歯科での診療も経験しておきたいと、大学病院退職後の1年間は大阪や奈良、京都など、12のクリニックでアルバイトをし、本当にさまざまな患者さんを診させてもらいました。その後、自宅が枚方ということもあり寝屋川に開業して、26年間診療を続けてきたのですが、2012年の集中豪雨でクリニックが浸水被害に遭ってしまったんです。修繕工事にかなり時間がかかるということで移転をすることになり、現在の場所を紹介してもらい、2年半前にこちらに移ってきました。

地域や患者さんの印象はいかがですか?

平野は家内の実家もあるのですが、実は移転してくるまであまり知らない土地でした。こちらに移ってからの印象としては、昔から住んでいる方が多い街ですね。患者さんもお子さんよりも、成人の方、ご高齢の方が多いです。当院はスーパーマーケットの2階にあり、駅前という立地から、午前中の診療は主婦の方や定年を迎えてリタイア生活に入られた患者さん、夕方からはお勤め帰りの患者さんが中心になっています。また歯の健康に対する意識も高く、真面目な患者さんが多いですね。近年は定期メンテナンスが当たり前の時代になっていますし、継続した治療が必要な患者さんもいらっしゃいますから、なるべく患者さんが不便を感じないよう、24時間対応のインターネット予約システムを取り入れたり、診療時間を20時までとしたりするなどしています。

クリニック名にある「リーフ」にはどのような思いを込めていますか?

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葉っぱがどんどん伸びて成長していく前向きなイメージと、僕自身緑色が好きなこともあり、このクリニック名になりました。当院のコンセプトは「患者さんが笑顔で通えるクリニック」です。緑色が与えるやわらかな印象をクリニックに取り入れて、なるべく患者さんにリラックスした気持ちになってもらいたいですね。患者さんの気持ちをほぐすための工夫として、診察台のデジタルレントゲンの画像を映すモニターに、季節に合わせた自然や花の映像を流しているんです。患者さんにも好評で、「きれいだね」とか、夏の暑い時期には「涼しい気持ちになったわ」といった感想をいただいています。

患者の気持ちに沿って、無理は決してしない

先生が診療で大切にしていることを教えていただけますか?

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普通、患者さんは歯科医院に来たくて来ているわけではなくて、トラブルがあって仕方なく来ています。そういった気持ちでいる患者さんに、ストレスなく治療を受けてもらうためには、こちらの接する態度が大切だと思います。まずは患者さんの希望にきちんと沿うこと。やろうと思えばもっと治療ができるような場合でも、患者さんの様子をきちんと見て、緊張しているようであればそれ以上の無理はしません。また治療面では、エビデンスの確立された治療法を重視しています。もちろん新しい治療や機器などの勉強会には参加しますし、患者さんが望めば対応しますが、患者さんの将来を考える意味でも、きちんと実績のあるものを採用しています。

平野に移転された際に、機器なども新たに導入されたのでしょうか?

すべて新しくそろえました。診療台は2台、機器ではデジタルレントゲンや歯科用レーザーなどを導入しています。歯科用レーザーは、電気メスのように使うものと思っていただければイメージしやすいかもしれませんね。切った部分の止血に使ったり、ブヨブヨになった歯茎を切るのも、メスで切るよりもレーザーのほうが治りが早いです。また皮膚のシミ除去にレーザーを使うことがありますが、審美歯科でも同じ原理で、メラニン色素が沈着した黒ずんだ歯茎にレーザーを当てることで、元のピンク色の歯茎に戻すのに有効です。歯科用レーザーといっても種類はいろいろとあり、それぞれに特徴があるのですが、当院では多くの患者さんに対応できるよう、汎用性の高いものを導入しています。

大学病院時代からこれまで、思い出深いエピソードがあれば教えてください。

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大学病院では、指導医である教授とペアを組んで患者さんを担当するのですが、教授は責任者、日頃のフォローは僕たちの役目でしたから、いろいろな患者さんと接してきました。大学病院の患者さんはご高齢の方が多く、僕のことを気に入ってくださった患者さんから、お孫さんの親戚のお嬢さんを紹介されることも時々あったんですよ。ただ、お見合い話が自分の知らないところで進められていた時はさすがに驚きましたね(笑)。そういったことが大学病院時代に2件、寝屋川でも1件あって、患者さんにそういうふうに思っていただけるのはありがたいことです。移転する時、患者さんの中には平野まで通いたいと言ってくださる方もいたのですが、片道1時間半かかりますし、地元のクリニックに通われることをお勧めしました。患者さんから信頼していただいたことは、本当にうれしく思います。

少しでも長く、自分の歯で食事ができるように

休日はどのように過ごされていますか?

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実は多趣味で、2~3年おきのサイクルでいろいろな趣味に没頭してきました。学生時代はオートバイのツーリング、その後はスキューバダイビングや登山、最近では囲碁、ここ2~3年は料理ですね。土日はいつも料理をしています。つくるのは一般的な家庭料理で、人に教えてもらったり、インターネットでレシピを参考にしたりしています。でも一番参考になるのは息子たちの感想ですね。大学生と高校3年生の兄弟なのですが、特に長男は僕の料理を気に入ってくれていますよ。それから生後4ヵ月の子犬を飼っているのですが、そのしつけやお世話にかかりきりで、犬のクッキーづくりにもはまっているんです。僕は58歳になりますが、この年になると家族がいることのありがたさを感じますね。

今後、力を入れていきたい診療や、展望などお聞かせください。

やはり予防歯科は今後メインで取り組みたいですね。なるべく長い間、ご自分の歯で食べてもらいたいという思いがあります。ただ3ヵ月に1回の定期メンテナンスは、どうしても働いている方には難しいですね。案内はがきを出すなどしていますが、患者さんがどうすればもっと通いやすくなるのか、今はまだ手探りの部分もあります。歯の健康に対する意識も高い地域ですから、歯科医院に対する恐怖感を取り除き、どれだけこちらが患者さんとの距離を縮められるかな、と思っています。

最後に、読者の皆さんにメッセージをお願いします。

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患者さんには、僕に限らず、ご自身に合う先生を見つけてもらい、疑問や不安があればどんどん質問をして、自分自身で納得のいく治療を選んでほしいです。やはり疑問を抱えたまま治療に入ると、途中で通うのをやめて、中途半端な治療で終わってしまうことが多いです。当院は患者さんが「笑顔で通えるクリニック」をめざしています。友だちとまではいかなくても、患者さんと笑顔の会話が絶えない関係を築くことで、患者さんも質問をしやすくなると考えています。ですから僕からもなるべく患者さんに話しかけるようにしていて、天気のことや治療とは関係のない別の話題から入って、患者さんが少しでもリラックスしてお話しできるよう心がけています。時にはお話ししすぎて診療時間を圧迫してしまうこともありますが(笑)、患者さん一人ひとりとじっくり向き合って対応していますので、お気軽にご相談ください。

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