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マイクロスコープとラバーダムを活用し
再感染を防ぐ丁寧な治療を

きらりデンタルクリニック

(鹿児島市/慈眼寺駅)

最終更新日:2021/04/28

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  • 保険診療

繊細な作業が必要とされる歯科診療。この数年、マイクロスコープを導入する歯科医院が増えてきた。主に根管治療や歯周病治療で活用され、肉眼では見えない部分の治療も、拡大視野で精密に施術を進めていくことができるため、低侵襲な治療で予後の良さが期待できるという。「限られた時間の中で精度の高い、丁寧な治療をしようと思うと“見えること”はとても重要」と、拡大視野にこだわった診療をしている「きらりデンタルクリニック」院長の土岩剛先生。「患者さまを家族と思う」をコンセプトに、チーム医療で患者の悩みを解決してきた土岩院長に、拡大視野下での歯科治療のメリットについて詳しく話を聞いた。 (取材日2021年4月13日)

見えにくかった治療部位も、拡大視野下での精密な施術で低侵襲で予後の良い治療を追求

Q歯科用マイクロスコープはどのような治療に使うのでしょうか。
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▲丁寧な治療のためにマイクロスコープは必要不可欠と語る土岩院長

手術用顕微鏡を歯科用にアレンジしたのが歯科用マイクロスコープ。主に歯の神経を処置する根管治療に活用されるもので、虫歯を削ったり、歯の形を整え、詰め物を充填したり、歯周ポケットを見る際にも使用されています。拡大視野で観察しながら精密な治療ができるため、エックス線やCT画像を参考にしながら経験と勘を頼りに手探りで進める従来の治療とは、予後に大きな差が出ると考えられます。見落としがあると感染源が残ってしまい、再治療になるリスクが高まるからです。導入しているクリニックはさほど多くはありませんが、精度の高さや丁寧な治療にこだわる当クリニックの診療スタイルには必要不可欠な機器と考え、導入しています。

Q根管治療以外にも活用されているのですね。
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▲院内の歯科技工士と連携して高精度で自然な仕上がりに

肉眼では削りすぎていた虫歯も、拡大することで健康な歯をできるだけ削ることなく、虫歯だけを削り取ることができますし、詰め物を詰めるときなど、細かく仕上げる必要がある箇所をしっかり見たい時や、歯周病の治療や歯石を確認する時にも役立ちます。当クリニックには歯科技工士が常駐しており、場合によっては診療に立ち会い、患者さまのお口の状態を確認させていただくことがあります。私たち歯科医師が、拡大視野でより細かく精密に歯を削ることで、歯科技工士もまた、患者さまにぴったり合った理想的なかぶせ物を作りやすくなります。こうした治療は精密で適合が良いため、再発や繰り返し治療のリスクが少なくなると考えています。

Q治療中に写真や動画も撮影できるのですね。
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▲治療についてモニターを使用して詳しく説明している

まず、マイクロスコープで治療の様子をモニターに映すことで、術中にスタッフとの連携が取りやすいという利点があります。患者さまには、写真や動画に録画し、リアルタイムで見てもらったり、治療後の確認をしていただいています。大きな画面でお見せしたほうが、口頭での説明よりもダイレクトに伝わりますし、治療内容についてご理解いただきやすいと思います。また、肉眼では見えないけれど明らかに悪くなっている患部や歯面の小さなヒビがあっても、患者さま自身に痛みがなく治療の必要性が感じられない場合、見ていただくことで治療への理解度が高まります。「確認できること」が信頼関係の構築にもつながっていると感じています。

Qマイクロスコープ以外にラバーダムも重要だと聞きました。
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▲唾液による再感染を防ぐラバーダム防湿

唾液の中には細菌がたくさんいます。唾液が根管内に入ってしまうと、それだけで細菌感染が起きてしまいますので、それを防ぐために奥歯や深い虫歯の治療時には「ラバーダム」と呼ばれるゴムシートによる防湿を実施しています。ラバーダムを口の中に装着し、治療する歯だけをシート上に出して治療するのですが、装着するためには歯の頭が残っているか、もしくは処置を行う歯の奥側の歯が残っている必要があります。それがない場合は、歯の周りに土台を作るなどして、固定できるようにしてから治療を開始します。患者さまの歯の健康を考えれば、このラバーダムとマイクロスコープは欠かすことができないと考えています。

Q歯科衛生士も拡大鏡下でメンテナンスをしているそうですね。
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▲メンテナンスには必ず拡大鏡を使用

当たり前のことを当たり前に、丁寧にするために「よく見えること」にこだわった精密な治療をしていますので、メンテナンスもまた、精密に行うことが当然だと思っています。そのため、歯科衛生士も全員3~6倍の拡大鏡を使用しています。拡大することで肉眼では見えにくい汚れも確認できて、取り残しなく行え、見えているからこそ、歯肉を傷つけず痛みの少ない歯石除去などにつながります。定期検診やメンテナンスは歯科衛生士が行いますが、当クリニックでは必ず最後に歯科医師が確認しています。だからこそ患者さまにはご安心いただき、信頼していただけるのだと思っています。

ドクターからのメッセージ

土岩 剛院長

治療の特性上、削られた歯は再発のリスクが高く、虫歯になりやすいものです。治療が終わると安心されると思いますが、決してそこでおしまいではありません。3ヵ月に1度など、きちんと定期検診を受け、虫歯や歯周病を予防していくことが大切。定期管理させていただくことで、早めのアプローチができます。もし虫歯ができた場合も、治療を受ける際には細部まで神経をチェックできるマイクロスコープを備えたクリニックを選ぶことをお勧めします。抜歯を勧められても、マイクロスコープで検査をしてみると根管治療が可能な場合もあります。セカンドオピニオンとしてもご相談いただければと思います。

※歯科分野の記事に関しては、歯科技工士法に基づき記事の作成・情報提供を行っております。
カスタムメイド矯正装置(マウスピース矯正)については、効果・効能に関して個人差があるため、 カスタムメイド矯正装置(マウスピース矯正)を用いた治療を行う場合は、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。

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