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長濱 英嗣 院長の独自取材記事

にじいろ歯科クリニック

(流山市/南流山駅)

最終更新日:2021/10/12

長濱英嗣院長 にじいろ歯科クリニック main

大きな公園に面した場所で、ガラス張りで開放感たっぷりの外観が印象的な「にじいろ歯科クリニック」は2017年5月オープンの歯科医院だ。外からも季節感にあふれた内装が見え、来院への緊張感も和らぎそうだ。院内は天井が高くゆったりと広くまるでカフェのようで、良い意味で歯科医院らしくない雰囲気が漂う。長濱英嗣院長をはじめスタッフ全員が、患者が少しでも心地良く過ごせるよう診療以外でもこまやかな心遣いを欠かさない。開業1年の節目に日曜診療と訪問歯科診療を開始し、新たに管理栄養士による食育や食事面からのアプローチにも取り組む同クリニックについて、長濱院長に聞いた。

(取材日2018年6月25日)

充実した体制でより高いレベルの診療をめざす

明るく開放感にあふれた造りがすてきです。

長濱英嗣院長 にじいろ歯科クリニック1

お子さんと親御さんと一緒に成長できるクリニックにしたい、という思いから子育て世代が多く住むこの地で開院させていただきました。内装は、大学卒業後に勤めていたユニットが30台近くある大きなクリニックも参考にして、広々と余裕のある感じにしました。患者さんはお子さんでも大人の方でも、来院される時は少なからず緊張されると思うんです。ですからその緊張をほぐせるよう、院内は木材を多く使ってリラックスできるような雰囲気をめざしました。また患者さんとの話し声がお隣のユニットに届かないように診察室はフロアをぐるりと一周するように配置し、2階の特診室は落ち着いた環境で手術に望んでいただけるようシックなトーンにまとめてあります。

各分野に精通した歯科医師の活躍も特色の一つですね。

患者さんのお口の健康を守るには予防の考え方が一番大切ですが、やはり各分野の専門性の高い治療を提供することも必要だと思います。私は一般診療を行うほか、インプラントの専門的な知識を持ち合わせていますので、ご要望があれば治療を行います。また父は長年大学病院で根管治療に携わり、当院で一緒に診療を行うようになってからは大学病院から患者さんが紹介されてくるほど頼りにされています。また歯周病や矯正治療も、経験も知識も豊富な先生に診療していただいていますし、小児歯科を担当する日本小児歯科学会小児歯科専門医の先生も女性と男性のお二人に来ていただています。インプラントの手術の時は歯科麻酔専門の先生に麻酔と全身管理をお願いしています。どの分野の先生方も、さすが専門性の高い方だと私自身も勉強になる方々ばかりです。

開業から1年の間に管理栄養士の方も増えてスタッフも充実しました。

長濱英嗣院長 にじいろ歯科クリニック2

歯科医院と管理栄養士という組み合わせを不思議に思う方もいらっしゃるでしょうが、当院の管理栄養士は実に大切な働きをしてくれています。近年、お子さんの矯正への関心が高まっていますが、子どもの歯並びが悪い一因には、子どもによっては食への関心がとても薄くて食事が進まず、咀嚼力が低下して更に噛むことができなくなり、顎の成長が促されないために歯並びも悪くなってしまうという悪循環があるのではないかと考えています。ですから子どもの頃からもっと食への関心を持ってもらいたいのです。当院では毎月のイベント時に管理栄養士から、親子で一緒に作る料理や小さい子どもへのおやつのあげ方などの食育の提案などを話してもらっています。また大人や高齢の方には、免疫力を上げるための食事や、飲み込みや噛む力に合わせた食事形態のレクチャーなどでお役に立っています。

痛みの少ない治療、徹底した衛生管理

痛みの少ない治療や、衛生管理にも注力されていますね。

長濱英嗣院長 にじいろ歯科クリニック3

自分が患者だったら、やはり痛くないきれいな歯科医院に通いたのではないでしょうか。当院では電動麻酔を用意していて、お子さんでも注射の針が刺さったことを感じないくらい痛みを極力抑えた麻酔が可能です。他にも治療の際のバキューム一つとってもお口に当てすぎないように注意するなど、スタッフ全員でそれぞれできることに取り組んでいます。また診療終了後にはユニットにホースをつなぎ1時間ほどかけて洗浄し、殺菌済の水で治療を行っています。院内の清掃は専任のクリーンキーパーが行っています。専門の人間がやることで、普段使っている私たちが見落としがちな細かい部分まで清掃が行き届きますのでね。

この春から訪問歯科をスタートされたそうですね。

私自身、訪問歯科の経験がありますので、いつか当院でも取り組みたいと思っていました。通常の訪問では治療とケアのほかに、飲み込む力や噛む力を維持するためのリハビリテーションも行います。通院の場合は患者さん側に「行かない」という選択肢がありますが、訪問歯科の場合は一度スタートすると定期的に私たちが訪問してしまいますので、伺う私たちの心遣いや気遣いが必要です。口腔ケアはとても大切で、最近では医科でも注目されつつある分野です。お口の中がきれいであれば、口の免疫力を高めるための力を体の他の部分の免疫力を高めるために使えるのです。定期的な訪問歯科診療を受けて口腔ケアをしている方は、医科での入院日数が短かったり、退院後に飲む抗生剤の量が少なくなったりという報告もあります。訪問歯科診療は今後さらに重要なものになっていくと思いますね。

親子で安心して通えるクリニックもめざしていらっしゃいます。

長濱英嗣院長 にじいろ歯科クリニック4

私も未就園児の子どもがいますのでよくわかるのですが、親御さんはお子さんがいると行動がとても制限されてしまうんです。お子さんのことを気にせず診療に専念していただくことができれば、と思い保育士をおいています。また親御さんに虫歯が多いとお子さんにも虫歯ができやすくなる傾向がありますので、そういった面からも親御さんにもしっかりと治療していただける環境をつくって、お子さんの虫歯を減らしたいと思っています。キッズスペースが見える診療室を作ったのも、安心して治療を受けていただきたいという願いからです。また歯科で一度でも怖い思いをすると一生それがトラウマになってしまうこともありますから、診療後にキッズスペースで遊んで帰ってもらうことで歯科に対するイメージを楽しいものにしてもらいたくて、キッズスペースを大きくとっています。

あらゆる層の患者が安心して通える歯科医院

診療の際に一番気をつけていることは何でしょうか?

長濱英嗣院長 にじいろ歯科クリニック5

当院では問診にお答えいただいた後、カウンセリングルームでじっくりお話を伺っています。こちらは患者さんの話を伺ったつもりでいても、患者さんはそう思っていただけていない、というようなことがあってはなりませんからね。例えば過去に歯科医院を変更なさったことがあればその理由をお聞きして、診療に反映できるよう努めています。時にはお話をゆっくり伺ってその日の診療を終えることもあります。患者さんご自身のお口の状態を理解していただくことは、ご自身の関心をお口の中のケアに向けていただけることにもつながりますので、とても重要なことなんですよ。

スタッフとはどのような意識を共有していますか?

当院は本当にスタッフに恵まれていて、スタッフ自ら当院を良くしようとさまざまな提案をしてくれます。例えば、待合室で親御さんがお子さんの治療を長い時間待っていらしたらお茶をお出しするとか、表情がよく伝わるように患者さんを迎える時に受付スタッフはマスクを外して立ち上がってお迎えするとか、患者さんにとって良いと思うことは積極歴にやっていこう、という姿勢が浸透しています。マスクをするしない、立っているのと座っているのと、どちらが印象がいいのかというところまで突き詰めて、スタッフみんなで患者さんが当院にお入りになった瞬間から安心できるようなクリニックづくりに取り組んでいます。スタッフが笑顔でお声がけして患者さんが笑顔で応えてくださっている様子を目にすると、このスタッフと一緒に働けて幸せだと私もうれしくなります。

最後に読者へのメッセージをお願いします。

長濱英嗣院長 にじいろ歯科クリニック6

おかげさまで来院される患者さんも多くなり、日曜診療を開始し、駐車場も10台に増やしました。お子さんもたくさん来てくれていますので、現在は小児歯科専門医の先生2名体制で診療をお願いしていますので、来院していただきやすくなっていると思います。私の理想は、クリニックが小さいお子さんからご高齢の方まであらゆる層の方から慕われる存在になること、それから予防歯科の診療がメインになるくらい、患者さんのお口をきれいな状態に保つことです。そして、流山エリアは虫歯の数が少なく歯の喪失率も少ない、と評判になるくらい地域医療に貢献していきたいと思っています。

自由診療費用の目安

自由診療とは

インプラント治療/40万円〜(上物代含む)
歯列矯正(小児)/25万円~
歯列矯正(成人)/70万円~
マウスピース型装置を用いた矯正/110万円~

※歯科分野の記事に関しては、歯科技工士法に基づき記事の作成・情報提供をしております。
マウスピース型装置を用いた矯正については、効果・効能に関して個人差があるため、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。

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