医療法人社団明芳会 イムス東京葛飾総合病院

吉田 成彦病院長

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新小岩駅から徒歩7分、大規模住宅や学校・保育園が立ち並ぶ地で、遠くからも目に飛び込んでくる「イムス東京葛飾総合病院」の文字。旧松上小学校の跡地に新設され、威容を誇るその姿に違わず「救急医療」「緊急手術」「地域医療」の3つを柱とする地域の基幹病院だ。心臓血管外科を専門とする吉田成彦院長は、前職の新葛飾病院で循環器や全身の血管治療、人工関節置換術、クリニックと連携した人工透析などの医療体制を強固に構築し、葛飾区の地域医療で存在感を放ってきた。新病院ではさらに地域のニーズに応えていくという、その意気込みをオープン直前に語ってもらった。
(取材日2017年4月20日)

24時間フル稼働の、愛され頼りになる病院

―開設された背景を教えてください。

葛飾区は人口10万人当たり病床数が近隣区に比べ少なく、公募により、小学校跡地だったこの場所に2017年5月、開設をいたしました。IMS(イムス)グループでは堀切地区で1979年より新葛飾病院を運営して地域医療に貢献してまいりましたが、そちらで実績のあった心臓血管外科、整形外科、消化器外科などの機能にさらに救急体制や診療科を増強した形で当院を立ち上げ、新葛飾病院のほうはリハビリテーション病院にリニューアル予定です。オープン前の内覧会では8000人余りにお越しいただき、地域住民の皆さまの期待をスタッフ一同ひしひしと感じました。スタッフの多くは新葛飾病院より移ってまいりましたが、救急の緊急対応やこちらで新設する診療科などもあるため、人員増強も図りました。特に要望のあった小児科は常勤医師1~2人体制でスタートすることができました。

―力を入れられたという、救急体制はどのようなものでしょうか。

内科系・外科系に脳疾患、心臓疾患それぞれの担当医師が4人、24時間365日体制で待機し、泌尿器科の医師も24時間オンコールで即駆けつけます。一般には夜勤の専門医師が内科だと外科の救急は診れないといったこともありますが、当院では地域の要望に応えて新しい医療体制を作るということで、夜中でも労を惜しまない、とりわけ熱血漢の医師が集ってくれました(笑)。病院所有の救急車両もあり、重症の場合は当院医師が同乗し、車内で処置を施して到着したら手術室に直行することも可能です。動線も救急室から心臓疾患であればそのまま1階でCT、心臓カテーテル治療を受けられ、それ以外ならすぐエレベーターで3階に上がり手術室や脳カテーテル室へとなだれ込める最短の造りです。日本脳神経血管内治療学会脳血管内治療専門医も24時間対応しますので、脳梗塞発症後6時間以内ならカテーテル治療により高い確率で麻痺の回避につながるでしょう。



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