和田デンタルクリニック

和田デンタルクリニック

和田晃院長

医療トピックス

マイクロスコープ、CTを用いた
再発を防ぐ精密治療

和田デンタルクリニック

保険診療

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歯科治療では、一度治療しても、また虫歯や歯周病が再発するのは「仕方がないこと」というイメージがあった。治療を受けたのに「また痛くなった」「別の歯が悪くなった」などの悩みを持つ人も多いだろう。それは、肉眼やレントゲン写真では細部までを把握できないことが多く、精密な治療ができなかったからだ。しかし、近年マイクロスコープ(顕微鏡)や、歯科用CT(コンピュータ断層撮影装置)などの医療機器が開発され、複雑な歯の根や歯ぐきの奥深いところ、顎の中の神経や血管なども把握することができるようになり、精度の高い治療ができるようになった。そこで根管治療の経験も豊富な「和田デンタルクリニック」和田晃院長に、マイクロスコープや歯科用CTを駆使した精密な診療について話を聞いた。(取材日2017年4月17日)

マイクロスコープや歯科用CTを活用した精密治療で、虫歯や歯周病の再発を防ぎ、口腔内全体の健康を守る

マイクロスコープを使うと、どんなメリットがありますか。

1 ▲設備面を整え、質の高い治療を実現 メリットは、強い光で明るく術野を照らせることと、大きな倍率で拡大して患部などを見ながら治療を行えることです。もともとお口の中はくぼんでいるため、のぞき込んで中を見ると、影になって暗いところや、見えないところができます。マイクロスコープを使うと、お口の中の隅々まで、さらに肉眼では見えない歯の根の中まで、明るく照らして拡大し、はっきり見ながら治療ができます。ただマイクロスコープで患部を見ていると、患者さんの表情や様子がわかりにくいところがありますので、当院では、スタッフが、術野の画面を確認しながら、患者さんの動きを伝えるなど歯科医師をフォローするトレーニングも行っています。

マイクロスコープはどのような治療に使うのですか。

Main 2 ▲精度の高い治療のために必要不可欠なマイクロスコープ 最も有効であると考えられるのは、歯の根の治療、いわゆる根管治療ですね。歯の根の先はとても細く、複雑な形をしており、肉眼では見ることができません。マイクロスコープがないと手探りで治療しているような状態になってしまうため、根管治療には不可欠な道具といえると思います。また歯周病の場合、マイクロスコープを使うと、歯ぐきの奥にある歯石やこまかい汚れもはっきりと見ることができ、歯ぐきに負担をかけず、きれいに除去することができます。かぶせ物や詰め物を装着する場合にも、歯と補綴物に隙間がないか精密に確認できますし、虫歯の治療でも患部だけを取り除き、健康な部分を削らずに済むなど、精度の高い治療ができます。

歯科用CTを導入しているメリットを教えてください。

3 ▲口腔内の状況が三次元的に確認できる 一般に使う二次元のレントゲンでは、平面的にしか歯や骨の中の状態がわからず、実際の立体的な状態は、角度を変えて撮るなどして想像するほかはありません。その点、CTでは、骨の中や歯の中を三次元的に確認することができますので、精度の高い治療ができるのです。特に、インプラントの埋入や、親知らずの抜歯など外科的な処置の場合は、安全な治療のためにCTは不可欠です。顎の周囲には太い動脈や神経が通っているので、確実に把握して治療を行い、リスクを避ける必要があるのです。また、根管治療や歯周病治療、矯正治療の場合も、根の中や骨の状態、骨格などを精密に確認できるので、精度の高い治療が期待できます。

根管治療で、特に注意されていることがありますか。

4 ▲衛生面の管理も徹底されている 根管治療は、とても細い根管の中まで感染した部分を除去していく、とても緻密な治療ですから、治療器具や患者さんの唾液による再感染を可能な限り避ける必要があります。そのため、当院では、治療する歯以外の歯にラバーダムというゴムのシートのようなものをかぶせて感染を防いでいます。さらに世界水準の高圧洗浄滅菌器を導入し、滅菌できる器具類はすべて厳密な滅菌を行い、可能な限り使い捨ての器具を使っています。また、清潔域と不潔域を明確に分離し、スタッフも常に意識しながら行動するようにしています。こうした徹底した感染対策は特別なことではなく、医療施設として当然という意識で行っています。

こちらのクリニックの診療の特徴を教えてください。

5 ▲高度な治療のみならず、予防や一般歯科にも力を入れている 私は、インプラントなどの治療を行う歯科医院に勤務し、インプラントのほかにも、マイクロエンドと呼ばれる、マイクロスコープを用いた歯の精密な根管治療を学ぶ機会に恵まれました。その後、ペンシルベニア大学などで根管治療のプログラムにも参加し、技術と知識を学んできました。精度の高い根管治療で抜歯せずに歯を残せる場合の治療や、適切にインプラント治療を行うことでほかの歯を守ることができるケースなども経験してきました。こうした経験を生かし、当院では、将来を考えて歯を残したい、お口の健康を守りたいという方に、マイクロスコープやCTなどを活用した治療でお応えすることができると思います。

料金の目安

根管治療で自由診療の場合:10万円前後/一本 ※場所や状態によって異なりますので、ご相談ください

ドクターからのメッセージ

和田晃院長

歯科治療を洞窟の探検に例えると、マイクロスコープは洞窟の中を照らすライトであり、歯科用CTはGPSのようなものです。両方があると、暗い洞窟の中も隅々まで照らし、自分がどこにいるかを把握しながら進んでいけるという感じです。精度の高い治療には、マイクロスコープやCTなどの医療機器が不可欠といえると思います。ただ、当院は、すべての治療でマイクロスコープやCTを使った高度な治療を行うというわけではなく、一般的な治療や、虫歯や歯周病を防ぐ予防歯科にも力を入れています。患者さんのご希望をお聞きして、さまざまな選択肢の中から最適な治療をご提供したいと思いますので、気軽にご相談いただきたいですね。

記事更新日:2017/05/10
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