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治療期間があるという子どもの弱視・斜視
白内障も早期手術を推奨

医療法人瀬水会 大石眼科クリニック

(茨木市/茨木駅)

最終更新日:2018/01/18

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  • 保険診療
  • 自由診療

日常生活において「見る」という行動は無意識で行っているため、不調に気づいても、不具合が少なければ、眼科診療は後回しにしてしまいがちだ。しかし、眼科治療にも「期限」があるのを知っているだろうか。子どもの「弱視」は検診でないと発見することが難しく、早期に治療を開始しないと治療できなくなってしまうという。「斜視」も同様に、脳が、一方の目を使っていないと判断してしまうと、治癒はほぼ不可能だそう。また、老化現象の一つである「白内障」についても、身体的負担が少ないとされる手術をできる期間があるという。「大石眼科クリニック」では、小児眼科の多くの症例経験を持ち、白内障の日帰り手術に関しても数多く手がけてきた大石賢嗣理事長に、弱視・斜視、白内障の症状や治療について話を聞いた。(取材日2017年12月16日)

子どもの弱視・斜視、大人の白内障も早期治療が大切

Q斜視とはどのような疾患ですか。
A
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▲視能訓練士が検査を行う

目の位置の異常です。片方の目で何か目標物を捉えた時に、もう片方の目がずれている状態で、大半の場合は「利き目」でないほうに発症します。目の度数とは関係なく発症しますが、左右の視力に差がある場合は、視力の悪い方に異常(目の位置のずれ)が出てくることもあります。斜視だと、片方の目だけで物を捉えることになり、立体的に見ることが難しくなります。また、両方の目で捉える機能が失われると、脳が勝手に、この目の視力は不要であると判断し、見るという動作の命令を遮断してしまいます。そのため、できる限り早期に治療を開始する必要があります。斜視は見た目で気づくことが多いですが、検診で指摘されるケースもあります。

Q弱視とはどういう疾患なのでしょうか。
A
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▲楽しく検査が受けられるので安心

弱視は、遠視の方が大半です。遠視と近視は別の症状で、遠視は遠くが見える状態なのではなく、どこを見てもピントを合わせることができず、遠くも近くも見えにくいんです。常にぼやけた状態なので、集中力がなく、勉強してもすぐ飽きてしまうようにみられるため、「ADHD(注意欠如・多動症)」などの発達障害や発育遅延と診断されてしまい、発覚が遅れるケースもあります。日常生活は問題ない場合が多いため、親御さんが気づくことは少なく、検診で発覚することが大半です。弱視は早期から治療をすればほとんどの場合治りますが、「見る力」の発達は8歳頃までとされているので、それまでに治療をしないと、弱視の治療は難しくなります。

Q弱視、斜視はそれぞれどういう治療を行うのでしょうか。
A
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▲治療が早いほど効果が期待できる

弱視は、眼鏡による矯正と視力トレーニングを行います。左右どちらかだけが弱視の場合は、視力があるほうに目隠しをして、悪いほうの目をしっかり発育させます。両目が弱視である際は、ゲームなどで近くを見るトレーニングをします。弱視は、治療をすればほとんどの場合治癒しますが、治療期間が8歳くらいまでで、治療開始は早いほど効果が期待できます。斜視は、当院では視能訓練士が検査を行い、診断をします。度数の問題で斜視である場合、まずは眼鏡で矯正しますが、矯正による治療が難しい時は手術となります。手術で目の位置は正すこともできますが、斜視自体は治癒しません。弱視も斜視も、できる限り早い段階での治療開始が重要です。

Q白内障について教えてください。
A
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▲早い段階での手術のほうが負担が少ない

水晶体の細胞内にあるタンパク質の異常変質によって、水晶体が濁り、物が見えにくい、目がかすむ、まぶしい、眼鏡をかけても矯正されないなどが主な症状の老化現象の一つです。60歳以上の方の大半は白内障といわれています。徐々に進行するので、治療が遅れがちです。日帰り手術が可能ですが、症状が進むと、患者さんの身体的負担が増えてしまうため、なるべく早い段階での手術が適しています。

Q白内障手術とはどういうものでしょうか。
A
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▲高槻市にある大石眼科医院で手術が可能

「次世代型白内障手術装置」といわれる機器を使用し、水晶体の「核」を超音波で2mmほどの切開創から濁っている部分を吸引し、眼内レンズを挿入します。単焦点レンズですと保険適用ですが、1点にしか焦点が合わせられません。多焦点レンズですと自費診療となりますが、遠近両方に合わせることができます。眼内レンズはほぼ一生使うことができます。当院では、点眼による局所麻酔で、日帰り手術で行います。手術時間は10分ほどです。白内障を長く放置すると「核」が固くなり吸引できないため、水晶体を丸ごと摘出する、水晶体嚢外摘出術となります。傷口が大きく、縫合にも時間を要するため、なるべく早期の段階での手術をお勧めしています。

ドクターからのメッセージ

大石 賢嗣理事長

子どもの弱視、斜視とも、治療できる期間が限られています。3歳半検診と学校検診は必ず受診し、何か指摘があればすぐに眼科での診察を受けていただきたいと思います。当院は小児眼科の症例を多く診てきた医師や、経験豊富な視能訓練士が検査を行い、診断をいたします。白内障は、手術時間は10分ほど、局所麻酔による日帰り手術を行い、手術前後はご自宅まで車による送迎を行っています。通常の眼科診療でも南茨木駅からの車送迎を実施しています。眼科疾患は気づかぬうちに進行してしまうものも多いです。気になるところが少しでもあれば、すぐに診察を受けていただきたいですね。

自由診療費用の目安

自由診療とは

白内障手術/片目40万円~(手術・レンズ費用込み)

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