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西島 貴之 院長の独自取材記事

れあ歯科クリニック 矯正歯科 小児歯科

(瑞穂市/穂積駅)

最終更新日:2023/09/21

西島貴之院長 れあ歯科クリニック 矯正歯科 小児歯科 main

穂積駅から西へ車で10分ほどの住宅街に立つ「れあ歯科クリニック 矯正歯科 小児歯科」。ハワイアンテイストで統一された院内はリゾートホテルのような雰囲気で心身ともにリラックスできる。院長の西島貴之先生は大学病院で矯正歯科を専門に学びながら、一般歯科などで研鑽を積んだ後、2016年に同院を開業。「患者さんは家族だと思って治療している」という西島院長の想いは、こまやかな気配りが行き届いた院内や、写真を使用したわかりやすい説明、患者の将来を考えた治療の提案など随所に感じられる。「人が好き。子どもが好き」という気さくで優しい西島院長に、開業のきっかけや診療の際に心がけていること、専門とする矯正歯科診療への思いなどについて話を聞いた。

(取材日2023年1月7日)

患者は家族。生涯にわたり楽しめる人生を一緒に

開業したきっかけを教えてください。

西島貴之院長 れあ歯科クリニック 矯正歯科 小児歯科1

僕は患者さんのことを家族だと思って、一生お付き合いするつもりで診療しています。親身になって付き合えるような患者さんとの関係性をつくるには、多くの時間が必要ですし、より良い治療を提供するためには先端的な素材も必要です。勤務医時代はこのような治療ができないことに対して葛藤がありましたので、「やりたいことができる環境をつくるには開業しかない」と思いました。現在は治療法や素材にこだわった良好な口腔環境を長く保つ治療を心がけています。そのために専門である矯正歯科だけでなく一般歯科も重視しています。例えば、歯並びを整えたいという方でも、虫歯や歯周病がなく安定している状態でないと矯正は始められません。歯並びだけにアプローチするのではなく、あくまでも患者さんの将来を見据えて、トータル的に診療したいというのが僕の考えです。

南国のリゾートホテルのようなすてきなクリニックですね。

子ども連れのお母さんに通っていただきやすいクリニックをめざしました。「従来の歯科医院のイメージを覆したい」という想いもありましたので、診療室ごとにテーマカラーを設けたり、ハワイアンテイストの絵やぬいぐるみをディスプレーしたり、楽しい気分になれるような工夫をしています。ハワイアンテイストでまとめたのは、僕が無類のハワイ好きだから(笑)。クリニック名の「れあ」もハワイ語で、「喜び、楽しみ、幸せ」という意味。「人生、楽しまなくちゃ!」という僕のモットーも込めています。8室ある診療室は泣き声や会話が外へ漏れないように、また治療中の姿が見られないようにプライバシーに配慮した「完全個室」でベビーカーも入れる広さに設計しました。ファミリー診療室はご家族で利用いただけますし、キッズルームではおもちゃで遊んだり、お絵描きしたりできます。

どのような患者さんが多いですか?

西島貴之院長 れあ歯科クリニック 矯正歯科 小児歯科2

この地域は名古屋のベッドタウンとして若いファミリー層が増えていますので、子育て世代が多く、年齢的には20~30代が中心です。まずお母さんが来られて、その後にお子さん、さらにおじいちゃん、おばあちゃんも診てくださいと言われることもあります。僕はそんなお母さん方のいい相談相手になれたらと思っているんです。少しでもお口の不安や悩みがあったら、話だけでも聞きに来てもらえたらうれしいです。お子さんには「歯科医院ってどんな所なんだろう」ぐらいの、遊びに来る感覚で来ていただければと思います。

視覚的にわかりやすい「伝わる治療」を提供

矯正歯科を専門とされた理由を教えてください。

西島貴之院長 れあ歯科クリニック 矯正歯科 小児歯科3

矯正はお口や全身の健康を創り上げていくものです。一方で歯周病や虫歯による抜歯などは壊していく行為。小さな頃から物作りが好きだったこともあり、創り上げていく行為のほうが僕の性分に合っていると思ったからです。また、診療中には虫歯や歯周病のリスクは歯列不正と大きく関係している現実を目の当たりにします。「早いうちに歯並びをコントロールしていれば……」と思うケースも多々あります。「あの時、矯正しておけば良かった……」という患者さんを一人でも少なくできるよう診療に取り組んでいます。

歯科医師としてのモットーや診療時に心がけていることは?

治療について一切妥協したくない、というのがモットーです。一人ひとりの患者さんにできることを全部したいので日々情報をアップデートするように努めています。歯科医療は日進月歩で刻々と変化していますからね。心がけているのは「伝わる治療」。当院では初診時に歯科用一眼レフカメラで撮影し、治療前後の状態も口腔内CCDカメラで撮影して、写真をお見せしながら説明しています。例えば「こんな感じで虫歯になっているから、こんな処置をしたよ」「ここは歯ブラシが届いていないから虫歯になったんだよ」と、視覚的に見せたほうが「伝わる」と思うんです。このような情報収集のために、初診時は1時間程度お時間をいただいています。手間も時間もかかりますが、患者さんに理解していただきながら治療を進めていくためにも大切にしています。

歯科にかかるタイミングに悩む方もいます。アドバイスをお願いします。

西島貴之院長 れあ歯科クリニック 矯正歯科 小児歯科4

歯が痛くなってから来られる方が多いですが、実は、痛みや不具合など何もない時に来ていただくのが理想です。つまり、定期的に通って、口腔環境をご自身が確認することが大切なんです。その意味でも当院は写真で説明しますので、コンスタントにご来院いただければ、お口の中の状態を把握しやすいと思います。子どもたちには「一緒に勉強しよう」と、アニメーションなどを使って虫歯や歯磨きの仕方を説明しながら、視覚的に訴えるようにしていますね。楽しみながら歯科医院に慣れてもらって、子どもの頃からクリニックに通う習慣をつけてもらうのが理想ですね。

「人間力」を養うために仕事も趣味も全力投球

精力的にお仕事されていて、ご多忙ではないですか?

西島貴之院長 れあ歯科クリニック 矯正歯科 小児歯科5

僕は趣味が多いんですよ。ダイビングやスノーボードなど時間を見つけては海や湖、山でリフレッシュしています。最近は、クジラと一緒に泳ぎ、撮影するホエールスイムにもハマっています。数時間かけてやっと撮れた1枚は院内に飾っており、患者さんから褒めていただくこともあります。旅行も好きで、年に何度か出かけますね。2人の子どもも大きくなり一緒に遊べるので、楽しみも倍増です。スタッフにも旅に出ることを勧めています。自分を変えられるきっかけにもなるし、仕事以外に打ち込めるものがあると人は成長すると思います。成長するとより患者さんとの関係も良くなる。ひいては良い治療につながりますからね。数年前、僕の大好きなハワイへ社員旅行に出かけました。実はこれが長年の夢だったんです(笑)。以来、定期的に一緒に頑張っている仲間たちと南国で最高の旅を楽しんでいます。

スタッフの皆さんについて教えてください。

歯科医師は僕を含めて7人。それぞれ口腔外科、審美歯科、補綴などの得意分野を持っているので、専門性を生かした診療ができるのは強みですね。判断が難しい症例の場合は、歯科医師間で相談することもあります。そのほか歯科衛生士、受付・歯科助手、薬剤師が在籍しています。歯科クリニックに薬剤師がいるのは珍しいのですが、例えば糖尿病や高血圧症の方への処方の際など、頼もしい存在です。また、親戚が近隣で皮膚科を開業しているので連携しています。補綴物などで金属アレルギーが気になる方にも安心いただけると思います。

今後の展望と読者へのメッセージをお願いします。

西島貴之院長 れあ歯科クリニック 矯正歯科 小児歯科6

開業して間もなく7年。おかげさまでたくさんの患者さんに来ていただいて、当初3室だった診療室は8室に増えました。今後さらに歯科医師と歯科衛生士を増員する予定です。これは患者さんの数を増やすというよりも、患者さんとお話しできる時間をもっと長くしたいからです。今後もお一人お一人に寄り添った歯科医療を提供することで、当院を頼りにしてくださっている患者さんの期待に応えていきたいと考えています。お口の悩みがある方は気軽に来院いただければ幸いです。

自由診療費用の目安

自由診療とは

矯正
検査/5万5000円 基本装置代/77万円~ 保定装置料/5万5000円
マウスピース型装置を用いた矯正
検査/5万5000円 基本装置代/82万5000円~ 保定装置料/5万5000円
審美歯科(ホワイトニング)/2万円~

※歯科分野の記事に関しては、歯科技工士法に基づき記事の作成・情報提供をしております。
マウスピース型装置を用いた矯正については、効果・効能に関して個人差があるため、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。

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