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いつから始める小児矯正
まずは矯正専門の歯科医師に相談を

丸山矯正歯科

(港区/浜松町駅)

最終更新日:2023/09/14

丸山矯正歯科 いつから始める小児矯正 まずは矯正専門の歯科医師に相談を 丸山矯正歯科 いつから始める小児矯正 まずは矯正専門の歯科医師に相談を
  • 自由診療

子どもの成長に伴って歯並びが気になっている保護者も多いことだろう。このまま放っておいて良いのだろうか、それとも矯正治療をしたほうが良いのだろうか、迷いや悩みは尽きない。数多くの小児矯正を手がけている「丸山矯正歯科」の丸山浩二院長は「現在の歯や顎の骨の状態、さらにその後の成長変化も想定した上で、矯正治療の必要性や適切な時期を知ることが安心にもつながるでしょう」と話す。そのためにはなるべく早めに矯正治療専門の歯科医師に相談することが重要となる。小児歯科などで矯正の必要はないと診断されていても、矯正専門の歯科医師が診ると必要であると判断されるケースも少なくないそうだ。小児矯正の意義や治療への取り組みについて丸山院長に話を聞いた。

(取材日2023年4月14日)

専門的な観点から矯正治療の必要性や適切な時期の判断を

Q子どもの頃に矯正を行うメリットを教えてください。
A
丸山矯正歯科 まずは相談してほしいと話す丸山先生

▲まずは相談してほしいと話す丸山先生

歯が凸凹している、前歯が噛み合わないといった歯列の乱れは不正咬合と呼びますが、小児矯正は、その不正、つまり悪いものを消去することをめざすためのものです。例えば歯が凸凹していれば歯磨きが正しくできず虫歯や歯周病を引き起こしやすくなります。そもそも歯が凸凹しているのは歯が正常に生えるスペースがないためです。そのスペースを矯正治療によって作ることをめざすのです。小児矯正を行うことによって、将来大人になった時に矯正の必要がなくなる場合も考えられますし、もし必要になっても治療時間の短縮をめざせる可能性もあります。また、口元はコンプレックスになりやすいので、その気持ちを排除することにもつながるでしょう。

Q子どもへの矯正治療というと保護者は不安を感じそうですが。
A
丸山矯正歯科 子どもに寄り添った矯正治療を心がけている

▲子どもに寄り添った矯正治療を心がけている

不安に思うかもしれませんが特に心配するようなことは何もありませんから、安心して相談に来てください。当院では衛生面に配慮して取り外しのできる拡大床を用います。それをおうちにいる時間だけ、寝ている時とごはんを食べていない時間だけ装着してもらいます。学校に行く時は安全性の点から装着はしません。1日に何時間装着してくださいと伝えても、実際子どもがどの程度守っているかわかりませんから、来院した時に装置と歯の変化を比較し、装着時間が足りないようだったら、あと30分、あと1時間長くしてね、と伝えます。わかりやすくお話しすることで、子どもたちが理解しやすく、楽しく通院してもらえるように心がけています。

Q何歳頃から矯正を始めるのが良いのでしょうか。
A
丸山矯正歯科 プライバシーに配慮した診察室

▲プライバシーに配慮した診察室

歯や顎の成長によって人それぞれですが、乳歯と永久歯が混在している時期に始めると良いでしょう。早くて5歳頃から始めることも可能です。何か気になることがあれば、できるだけ早めに相談に来ていただきたいですね。口腔内の状態を確認し、歯や顎の骨の成長を予測していつ頃から矯正治療をしたほうが良いか、適切な時期をお話しいたします。一般の小児歯科で矯正治療は必要ないと言われたとしても、矯正専門の歯科医師の目で診たら治療が必要という判断になるケースも少なくありません。お子さんがいつも口を開けている、口呼吸をしているなどという場合も不正咬合のリスクがありますので早めに相談しましょう。

Q子どもたちに接する際にどんな点に気をつけていますか。
A
丸山矯正歯科 院長、歯科衛生士で、子どもと家族をサポートしていく

▲院長、歯科衛生士で、子どもと家族をサポートしていく

子どもが大好きでいろいろなお子さんの矯正に携わってきていますが、どちらかというと男の子のほうが甘えん坊さんのように思います。もし、型採りの時に泣く子がいたら「もう少し頑張ったら、ママのところに行こうね」と話しかけます。子どもにとって親御さんはヒーロー、泣けば助けてもらえる存在です。ただ、当院では親御さんは必ず待合室で待ってもらいます。子どもは絶対頑張れますし、そのほうが自立心も芽生えると思うからです。次第に矯正治療では痛いことはしないとわかるでしょうから、そうすればもう大丈夫。みんな私と仲良くなります。また、歯科衛生士さんも重要ですね。当院の歯科衛生士も子ども好きで、楽しそうに話をしています。

Q治療の流れなどについて教えてください。
A
丸山矯正歯科 子どもの将来を考えて治療にあたる

▲子どもの将来を考えて治療にあたる

カウンセリングや口腔内検査、エックス線検査などによって治療が必要という判断をしたら、保護者の同意のもと治療を始めます。矯正費用には永久歯が生えそろうまでの経過観察もすべて含まれます。例えば最初上の歯だけを矯正していて、成長段階で下の歯も治療が必要になった場合、検査費や調整費は別途かかりますが、装置代などは当初の費用に含まれています。上下の永久歯がすべて生えそろうまで、私が責任を持って診るということです。実際に装置を装着する期間は半年から1年程度ですが、そのほかの期間は2~3ヵ月に1回通院していただき、経過観察をしていきます。その後、大人の矯正が必要になった場合はその差額分のみいただきます。

ドクターからのメッセージ

丸山 浩二院長

子どもの頃に行う矯正治療は、長い将来にわたって健康な歯を守るための礎となると思います。もしお子さんの歯並びが気になったら、なるべく早く相談するようにしてください。当院では、口腔内検査やパノラマエックス線検査によって、治療の必要性の有無や適切な時期についてわかりやすくお話しします。また、歯並びは遺伝的な要素も強いです。もし親御さんの歯並びが悪い場合なども一度チェックさせていただきたいと思います。当院は私をはじめ歯科衛生士などスタッフ一同、子どもが大好きですので安心して相談に来てください。

自由診療費用の目安

自由診療とは

小児矯正(検査・診断料)/2万7500円~、小児矯正(矯正装置装着料および施術料)/33万円~

※歯科分野の記事に関しては、歯科技工士法に基づき記事の作成・情報提供をしております。
マウスピース型装置を用いた矯正については、効果・効能に関して個人差があるため、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。

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