知識や症例経験が豊富
矯正治療専門の歯科で受ける矯正のメリット
丸山矯正歯科
(港区/浜松町駅)
最終更新日:2023/05/30
- 自由診療
気になる歯並びを治したい、矯正を受けよう!と決意した時、誰もが信頼できる歯科医師、高い技術を持つ歯科医師に依頼したいと思うはず。だが、いざどこに相談すればいいのか迷ってしまうことも多いのではないだろうか。そんな時、数多くの症例を診てきている矯正専門の歯科医師なら自身の悩みを相談しやすい。「丸山矯正歯科」の丸山浩二院長は30年以上にわたって矯正に携わってきている。その長い経験で培われた技術に基づいて、単に歯をきれいにそろえるだけでなく噛み合わせも重視した矯正を実践。そんな丸山院長に矯正専門の歯科医院ならではのメリットや特徴などについて聞いた。
(取材日2023年4月14日)
目次
知識や技術、治療法の幅広さでさまざまな症例にも対応を
- Q矯正専門歯科のメリットはどんなところにありますか。
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A
矯正の専門家として、知識や技術、経験は豊富だと思います。幅広い矯正法の用意があり、さまざまな症例に対応できますし、複数の矯正法を組み合わせた治療も可能です。私は数多くの治療経験から口の中の状態を診ればどのような方法が最も適しているかほぼイメージでき、エックス線検査によってその方法を改めて確定する流れで治療を進めています。大学病院などでは検査結果を聞くまで1ヵ月待つ場合もありますが、矯正専門の歯科医院ではすぐに診断でき、スピード感をもって治療を始められます。治療期間中、何か心配なことがあればいつでも相談できますので、より安心して治療を受けていただけるでしょう。
- Q矯正においてどのようなことを意識していますか。
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A
患者さんの主訴、治したい場所をしっかり聞いて、改善するためにどの方法が最も適切か、口腔内全体の状態も診ながら考えていきます。その際、噛み合わせも重要視しています。矯正を希望される方の歯は歯科学的な言葉では不正咬合と呼びます。正しくない咬合、不正咬合を正常な噛み合わせに改善をめざすのが矯正なのです。噛み合わせも同時に改善していかないと、矯正をしても後戻りしたり歯周病の誘因になったりします。口元や顔の印象にも気を使っています。例えばもともと口もとがきれいな方で歯列が乱れている場合、むやみに抜歯して矯正すると口もとが下がってしまい印象が変わってしまう恐れがあります。
- Qどのような方法に対応していますか。
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A
当院ではワイヤーとブラケットを歯の表側に装着する表側矯正、歯の裏側に同様の装置をつける裏側矯正、マウスピース型装置を用いた矯正、小児矯正などさまざまな矯正に対応しています。これらの方法を単独で、あるいは症状の変化に即して複数の方法を組み合わせる場合もあります。患者さんにはそれぞれの治療法のメリット、デメリットを詳しくお話しした上で、患者さんに選んでいただいています。経済的な面もありますから、最終的な決定は患者さんに委ねています。ただ、マウスピース型装置を用いた矯正の場合、症例によっては適応できないケースもあり、その場合は患者さんによく説明してご理解いただいています。
- Q先生が得意とするワイヤー矯正について教えてください。
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A
ワイヤー矯正は歯列の乱れが複雑な症例にも適応でき、応用範囲が広いのが利点です。従来と比べるとその装置や仕組みもかなり進化しており、体温に反応する形状記憶合金ワイヤーを用いた装置や、以前よりも弱い力で動かせる構造の装置もあり、当院でも使用しています。表側矯正の場合、当院ではできるだけ目立たないものを採用しています。裏側矯正の場合、歯の裏側の形が一人ひとり異なるため、歯の裏側の型採りをしてオーダーメイドの矯正装置を作製する必要があります。裏側で目立たないメリットはありますが、その分、表側矯正よりも費用がかかります。それらのメリット、デメリットもご理解いただいて選択してもらっています。
- Q治療の流れや期間について教えてください。
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A
カウンセリングによって悩みやご要望をお聞きし、口腔内検査やエックス線によって診査診断し治療方法について説明します。よく相談した上で治療方針が決まったら矯正装置を作製して治療を始めます。表側矯正の場合、治療方針の決定後、すぐに装置を作り2~3日後、早ければ翌日にも治療開始できるようにしています。歯列の悩みは患者さんにとってコンプレックスですので、できるだけ早く解消してあげたいと思っています。時には徹夜して作る場合もあります。治療期間中は3週間に1回の頻度で通院し、装置の調整と口腔内のクリーニングを行います。治療期間の目安は1年から1年半、その後、後戻りを防ぐ保定装置を約2年間装着します。
自由診療費用の目安
自由診療とは表側矯正/77万円~、裏側矯正/110万円~、マウスピース型装置を用いた矯正/110万円、小児矯正/33万円~
※歯科分野の記事に関しては、歯科技工士法に基づき記事の作成・情報提供をしております。
マウスピース型装置を用いた矯正については、効果・効能に関して個人差があるため、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。