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将来、口の中で困らないための
小児期からの口腔育成

千歳烏山やの歯科

(世田谷区/千歳烏山駅)

最終更新日:2020/10/14

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  • 自由診療

できてしまった虫歯や歯周病を治す治療から予防へ、そしてリスクを避けるための口腔環境の育成へ。昭和から平成、そして令和へと時代が移り変わるとともに、歯科医療の担う主な役割も大きく変貌してきた。特に、将来的な虫歯や歯周病の予防に小児期から取り組むことで、口腔内環境を整え、維持する習慣を身につけていくのだそう。世田谷区上祖師谷「千歳烏山やの歯科」は、多角的なアプローチで小児の口腔育成に取り組む歯科医院。歯科医師と歯科衛生士が連携し、歯並びや噛み合わせの矯正はもちろん、食生活を中心とした生活習慣について指導することで、良好な口腔環境を育てていく。「お口の中を小さな頃から診て、理想的な成長を手助けすることが重要です」と語る矢野智也院長に、小児の口腔育成について話を聞いた。(取材日2020年9月16日)

虫歯や歯周病にならないような環境をつくる、小児期からの口腔育成

Q貴院での小児歯科の特徴は何ですか?
A
1

▲子どもが安心して遊べるキッズスペース

歯が生え始める乳児期からお口の中を診ることで理想的なお口の成長を手助けし、大人になってからもそれを維持できるような生活習慣を身につける指導を行っています。歯科意識の高まりとともに、虫歯になるお子さんは減少傾向にあります。それに対して増えているのが歯並びや噛み合わせの相談。歯並びや噛み合わせを整えることは見た目や機能性の向上のほかに、虫歯や歯周病にならない口腔環境をめざす点でも大きな意味があります。歯並びや噛み合わせを整えることは将来、虫歯や歯周病になるリスクを減らします。当院ではクリーニングや生活習慣の指導などと並行し、月に一度専門の歯科医師による矯正歯科を実施。口腔育成に取り組んでいます。

Q口腔育成とは具体的にはなんでしょうか?
A
2

▲日常生活の中の悪い習慣が不正咬合へつながってしまう

口腔育成とは、呼吸や嚥下など良好な口腔機能の発育・発達を促す取り組みのことです。口腔機能が良好に発育・発達すると将来の全身の健康につながると考えています。口腔機能の発育・発達は食事の内容や食べる姿勢、舌の使い方、呼吸の仕方など、生活全般に及ぶ日々の習慣に影響されます。これらの習慣が悪い方向に行くと不正咬合などの原因になることがあるので、悪い習慣にいかに早く気づき、正していくことができるかが、子どもたちの将来にわたるお口の健康を大きく左右します。この事実を現在子育て中の方に知っていただき、悪い習慣があれば改善へのお手伝いをさせていただければと思っています。

Q 日常生活の中で気をつけたほうが良いことはありますか?
A
3

▲歯科医院への苦手意識を持たないよう工夫を凝らす

乳児期であれば、抱っこの仕方、さらに哺乳瓶の乳首の形状やストロー、スプーンの使い方など。幼児期から学童期であれば、ジュースやお菓子の与えすぎやダラダラ食べ、やわらかいものを好んで食べるといった食習慣。さらに指しゃぶりや下唇を噛むような癖。噛みごたえのあるものを前歯を使わず噛んでいたり、固いものをあまり食べないなど。さらに普段の舌の位置や使い方が上手でない子も多く、これらの「食べ方」に関わる習慣も、歯並びや顎の骨の発達、さらに普段の呼吸に影響を及ぼす要因になります。中学、高校くらいの年代であれば、部活時の水分補給にスポーツドリンクなどを飲みすぎているケースも。こういった食生活面では、要注意です。

Q子どものうちから始める矯正のメリットを教えてください。
A
4

▲頑張ったご褒美として笑顔の写真撮影も

大人になってからの矯正では、抜歯をして歯を並べるスペースをつくる必要が出てきます。健康な歯を抜くことは、いくら歯並びのためとはいえ避けたいもの。小児期の矯正では特殊な装置で骨格の成長とともに顎の骨を広げることで、歯を抜かずにスペースをつくることができます。将来的に追加で歯列矯正を受ける必要が出てくるケースもありますが、そうしたケースでも抜歯を避けられる可能性が高くなります。また、歯並びを整えることは見た目を良くするだけでなく、噛む機能を向上させ、お手入れしやすい環境にして虫歯や歯周病のリスクを低下させるメリットも。正しい呼吸を身につける意味でも、小児期から取り組む意義は大きいのです。

Qお子さんの診療を行う上で心がけていることは?
A
5

▲歯科医師と歯科衛生士とが連携を図って行う口腔育成

大人でも苦手に感じる人が多い歯科医院ですから、お子さんが恐怖や不安を感じるのは当然。しかし、小児期の体験から歯科医院に苦手意識を持つことは、お口の健康を維持する上で大きな障害となってしまいます。当院ではできる限り楽しく受診し、最後は笑顔で帰ってもらうために、さまざまな工夫を取り入れています。頑張ったお子さんにはご褒美を用意したり、笑顔の写真を撮影して院内に飾ったりしています。「写真を撮るために頑張る」という子も多くいます。また、診療台の上の天井にプロジェクターで動画を映すのも、楽しく受診できるようで好評です。何より、無理強いせず気持ちに寄り添った診療を心がけています。

ドクターからのメッセージ

矢野 智也院長

虫歯を「削る」治療が中心だった昭和から、「予防」へとシフトした平成を経て、令和時代の歯科医療は「育成」が鍵になると言われています。私自身、大学病院で歯周病の治療に携わり、苦労する大人を多く見てきた経験から、子どもの頃から良い口腔環境をつくり、それを維持することの重要性を強く実感しています。当院では生活全般に関わる習慣の改善を含め、お子さんの将来にわたるお口の健康を見据えた診療を行っています。生活習慣を変えることは簡単なことではありません。しかし、お子さんや親御さんを取り巻く環境にまで踏み込み、信頼関係を築いた上でアドバイスすることで、結果を出せると考えています。ぜひご相談ください。

自由診療費用の目安

自由診療とは

小児矯正/40万円~(税抜き)

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