全国のドクター9,320人の想いを取材
クリニック・病院 161,129件の情報を掲載(2020年10月30日現在)

  1. TOP
  2. 東京都
  3. 世田谷区
  4. 千歳烏山駅
  5. 千歳烏山やの歯科
  6. 矢野 智也 院長

矢野 智也 院長の独自取材記事

千歳烏山やの歯科

(世田谷区/千歳烏山駅)

最終更新日:2020/10/29

181088 top

世田谷区上祖師谷の静かな住宅街にある「千歳烏山やの歯科」。矢野智也院長の「地域の患者さんを長く診ていきたい」という思いをかなえるため、あえて最寄りの千歳烏山駅からは少し離れた立地に開設したという。赤ちゃん連れや足腰の弱い高齢者も通院しやすいよう、1階の道路に面した場所にあるクリニックは、院内に入ると大きな窓から日差しがたっぷり入る明るい空間が広がる。季節の装飾や笑顔の子どもたちの写真が飾られ、楽しい雰囲気だ。「歯科治療はちょっと怖いと思っている方も多いはず。特に初めて歯科医院に来たお子さんならなおさらです。だからこそ『また来たい』と思える場所でありたい」と矢野院長。優しい笑顔が印象的な矢野院長に地域の患者への思いや診療の心がけなど、たっぷりと話を聞いた。
(取材日2020年9月16日)

子どもから大人まで、虫歯にならない口腔環境をめざす

明るくて開放感があるクリニックですね。

20200925 1

もともとコンビニエンスストアだった建物なので窓ガラスが大きいんです。なので、窓側をキッズルームにし、ユニットの色も明るくしました。外から見て楽しそうな雰囲気が伝わるといいなと思います。大人の方が落ち着いて診察を受けていただけるように、奥には個室診察室を用意して、ユニットの色もベージュにしています。地域の幅広い年代の方を診ていきたいので、ベビーカーや車いすの方でも通っていただけるよう1階にこだわりました。

どのような患者さんが多くいらしていますか?

0歳の赤ちゃんからご高齢の方まで、幅広くご来院いただいています。開業を決めた時から「患者さんと長くお付き合いしていきたい」と思っていたので、地域の方が来やすい住宅街を候補に探し、落ち着いた雰囲気が気に入ってこの場所に決めました。この地域は近隣に学校も多いので、ファミリー層が多く、お子さんの比率が高いです。10年、20年と長いお付き合いを考えることができるのも選んだ理由の一つ。現在は赤ちゃんから学童期あたりのお子さんをお連れの親御さんにも多く受診していただいており、改めてこの時期の歯科受診の重要性を再認識しながら、日々診療させていただいています。

小児期の歯科受診はどういった点で大切なのでしょうか?

2

私は大学院に在籍していた時に歯周病を研究していたので、ご高齢の方が虫歯の再発や歯周病で苦労していらっしゃる姿を数多く見てきました。あまり知られていないことですが、大人になってから新しく虫歯ができることはあまり多くなく、小児期にできてしまった虫歯の再発を繰り返し治療するケースがほとんどです。つまり、子どもの頃にきちんとケアして虫歯をつくらないこと、そして虫歯や歯周病になりにくい口腔環境を育成し、それを維持することで、将来的な治療の負担を避けることができるのです。昭和の時代には虫歯を「削る」ことが主だった歯科医療も、平成には「予防」へとシフトしてきました。令和の時代は一歩進んで「育成」が歯科医療のメインになるといわれています。そして、良好な口腔環境の育成には、小児期からの習慣づけが欠かせないものとなるのです。

対話と生活習慣改善のアドバイスで、より良い診療に

小児ではどのような診療を行っていらっしゃいますか?

20200925 3

小児期からのオーラルケアの習慣が定着しつつあるおかげで、小児の虫歯自体は減少しており、診療では予防処置や歯列矯正と、生活習慣改善への指導が中心となっています。特に重視しているのは生活習慣の指導です。お子さんの食事内容や食事の取り方、食べる姿勢や日常的な癖が顎の成長や歯並びに及ぼす影響は大きく、そのことにまだ気づいていらっしゃらない親御さんに対して、プロの視点でのアドバイスを差し上げています。

生活習慣のお口への影響とは、具体的にどのようなものですか?

乳幼児期からのストローやスプーンの使い方で、舌の位置や舌の使い方が左右され、その後の歯並びに悪影響を及ぼすこともあります。また、日常的に指しゃぶりや下唇を噛む癖があると上の前歯が前に出てきてしまいます。少し大きなお子さんになると、部活動の際などの水分補給にスポーツ飲料を多飲することで、口の中の酸が強くなり、歯のエナメル質が溶けてしまうといったケースも。お子さんの生活に潜む「お口に悪い習慣」について、当院でのお声がけで気づきを得て、改善のきっかけとしていただければと考えています。

これまでの診察で、印象に残っていることは?

4

コミュニケーションの大切さを患者さんに教えていただいたことです。大学病院には症状に困っている方に加え、話を聞いてもらいたい方も来られます。大抵の患者さんに共通しているのは、緊張していること。じっくりお話を聞いて差し上げることで、ようやく意思の疎通が図れるようになるのです。丁寧なお声がけと傾聴で一対一の関係を築き、ようやく心を開いてくれた方、「ありがとうございます」と表情をやわらげていただいた方は今でも印象に残っています。当院に個室診察室やカウンセリングルームをつくったのも、こうした一対一の関係を大切にしたいから。町の歯科医院は診察の時間が限られますが、その代わり地域に密着しているので、いつでも気軽に来ていただければと思います。

徹底した衛生管理を実践

院内の衛生管理について教えて下さい

5

自分を患者さんの立場に置き換えたとき安心して治療を受けられるような衛生管理をしています。患者さんの口の中に入るものはすべて一人ひとり交換し、ウォッシャーディスインフェクターという医療用器具洗浄機にかけてから、世界水準の滅菌器で都度滅菌しています。滅菌が難しいものはディスポーザブルにしています。さらにお口に入る水を除菌する機器を導入したり、診察台周辺で術者の手が触れると思われる部分にはバリアテープを貼って対応しています。もちろんこれも患者さんごとに貼り替えています。

休日の息抜きや気分転換の方法があれば教えてください。

趣味はインド料理作りです。数年前にインド料理の奥深さに魅了され、料理教室に通ったりして自分でも作れるようになりました。作るのは主に南インド料理です。今では人に呼ばれてインド料理を振る舞うまでになりました。当院のロゴマークは南インド料理には欠かせない香辛料の一種であるカレーリーフをモチーフにしています。医院の前で実際にカレーリーフも育てています。院内に飾ってある絵の数々もインド料理を通じて知り合った方が書いた作品です。自分で作った料理はあまり食べないですが、料理をしている時間が気分転換になっています。

最後に、読者に一言メッセージをお願いします。

6

歯科治療はちょっと怖いというのは当たり前の感覚で、必要な治療が終わりさえすれば歯科医院からは足が遠のいてしまうというのも仕方のないことかもしれません。とはいえ、虫歯や歯周病を予防し、より良い口腔環境を維持するためには、定期的な歯科通院が重要になります。当院では明るい雰囲気や対話重視で「また来たい」と思っていただける診療をめざしています。お子さまの診療では天井にプロジェクターで動画を映したり、治療後の笑顔を撮影したりと「頑張れる工夫」を多数ご用意しています。ぜひお気軽にご相談ください。

自由診療費用の目安

自由診療とは

小児矯正/40万円~(税抜き)

Access