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みつば会 総合クリニック

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竹内寛院長
頼れるドクター掲載中

医療トピックス

住み慣れた自宅が病院の診療室に
「訪問診療」の内容・費用・条件

みつば会 総合クリニック

保険診療

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通院が困難な患者宅に、定期的に医師が診療に出向き、計画に基づいた治療や健康管理を行う「訪問診療」。高齢化に伴って国は在宅医療を推進しており、今後、在宅医療やそれに伴う訪問診療のニーズが増大すると予想されるが、制度や内容について正しく理解できていない人も多いのではないだろうか。自宅で診療室とほとんど変わらない治療や検査が受けられることを知らなかったり、高額なイメージを抱いたりしている人も多いようだ。西成区、天王寺区を中心に訪問診療を行っている「みつば会総合クリニック」の竹内寛院長に、在宅医療で受けられる訪問診療、メリット、条件、費用、緊急時の対応などについて詳しく話を聞いた。(取材日2017年9月13日)

入院でも通院でもない。自宅で診察室とほぼ同等の治療や検査が受けられる「訪問診療」というスタイル

訪問診療の対象となるのはどのような患者さんですか?

1 ▲竹内院長はかかりつけ医としての熱い思いを持つドクター 訪問診療は、通院することが困難な方が利用できます。脳疾患の後遺症がある方、足の骨折や認知症を患っている高齢の方が多いですが、障害をもっている40代の若い方も利用されています。年齢が上がり通院ができなくなって、訪問診療に切り替えた方もいますね。当院の訪問エリアは、西成区を中心に天王寺区、弁天町、今里や鶴橋方面など。医師、診療補助者、ドライバーの3名で、1日あたり4~8人前後の患者さんの診療に回っています。ドライバーがいるので、自宅付近に駐車スペースがない方でも利用できます。訪問診療の時間は、診療日の14~16時、土曜日のみ14時~18時まで。休診日や診療時間外、急変時の往診にも対応しています。

受診できる診療科目や疾患を教えてください。

2 ▲電子カルテを用いて治療履歴の確認が可能 内科であれば、高血圧などの循環器系、胃腸疾患などの消化器系、呼吸器系、糖尿病の患者さんの生活指導など。高齢者に多い皮膚科の疾患、脳卒中や脳梗塞などの脳疾患、腰や足が痛いなどの整形外科のトラブル、リハビリテーション科と全身のあらゆる疾患を総合的に診察しています。もともと私は脳神経外科が専門ですが、ケガをした時の縫合やいぼの切除など、日常で起こりやすい外傷にも対応しています。在宅医療には、診療計画をもとに定期的に診療する「訪問診療」と、急変時に患者さんから要望を受けて不定期に行う「往診」がありますが、初回はまず往診から始めて、病状を把握した上で訪問診療を行っていきます。

訪問診療ではどのような医療を受けられるのでしょうか?

3 ▲ポータブルタイプの医療機器が充実している ご自宅で受けられる医療は、点滴、鼻や胃ろうからの経管栄養、尿や気管のカテーテル管理、関節注射やブロック注射、血液検査、腹部エコーや心電図など多岐にわたり、レントゲン、CT・MRI、内視鏡検査などの設備が必要な検査や手術以外は、外来診療とほぼ同レベルで受けることができます。ポータブルタイプの医療機器が進歩した上、タブレットと電子カルテが連動していることで、どこにいても患者さんの治療履歴を確認することができるようになりました。まさに自宅がそのまま診療所になるイメージですね。リハビリもご自宅で受けることができて、お薬は連携している薬剤師が届けてくれます。

期間や費用について教えてください。

4 ▲在宅医療は看護師、事務、ドライバーとの連携が大切 入院時のような期間の制限はなく、患者さんが希望する限り訪問診療を受けることができます。訪問する頻度は、基本的に2週間に1回ですが、病状によっては1週間に1~2回、1ヵ月に1回の場合もあります。費用は、訪問看護などを別に受けた場合でも医療保険か介護保険が使え、年齢や所得に応じて高額医療費の還付制度も受けられます。「家まで来てもらうのだから高額なのでは?」と心配される方もおられますが、入院と比べて費用負担は軽いです。

訪問診療を利用するメリットは何ですか?

5 ▲先生だけでなくスタッフも丁寧に接してくれる 入院と比べた場合の最大のメリットは、やはり費用面ですね。また入院時に相部屋だと、ほかの患者さんの目が気になるものですが、在宅医療なら住み慣れた環境でストレスなく過ごすことができ、入院食ではなく自分が食べたいものを食べられます。訪問診療を通院と比べた場合は、クリニックに通う手間が省けることでしょうか。待ち時間なく受診でき、送迎されるご家族の負担も楽になります。私にとっても患者さんの生活環境を直接知ることができるので、病気の原因が特定しやすくなります。例えば、お酒の瓶がたくさん置いてあるのを見て、病気が治らない原因の一つを知ることができ、その方に合った治療の進め方を提案することができます。

ドクターからのメッセージ

竹内寛院長

医師が患者さんの家を訪問する診療スタイルがあることを、知らない人がまだ多いようです。長期入院をしなくても、ご自宅にいて高度な医療が受けられるということを、もっと多くの人に知ってほしいと思います。在宅での療養や看取りは、医師とご家族の方だけが頑張っても、完結できるものではありません。訪問看護師、ケアマネジャー、訪問リハビリ、薬剤師など、地域の人々が力を合わせてこそはじめてできるチーム医療であり、患者さんの生活そのものをサポートするものです。今後も地域の患者さんを支え、私自身もいろいろな方に支えられながら、安心して利用できる「かかりつけの在宅医療」をめざしていきたいと思います。

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